

「エンドゲーム以来の傑作」「これぞMARVEL映画」MCU新作にファン歓喜『サンダーボルツ*』日米トレンド上位に

マーベル・スタジオの映画最新作「サンダーボルツ*」が、5月2日に公開された。今作の主人公は“ヒーローでも、最強でもない”すねに疵(きず)を持つポンコツな無法者たち。しかし、そんな彼らがアベンジャーズに代わって、世界を危機に陥れる脅威に立ち向かうことになる。日米同時公開初日となった5月2日は世界中のマーベルファンが劇場に詰め掛け、日米で「#サンダーボルツ」「#Thunderbolts」がトレンド上位に。「これだよこれっていうMARVEL映画だった」「エンドゲーム以来の最高傑作」「MCUの“本編”ともいうべき作品の登場」「こういうのがいいんだよ」と、最近のMCU作品からはちょっぴり離れていたファンにも強烈に刺さったようで、早々にXの日本トレンドランキングでベスト3に入るなど、大きな話題を呼んでいる。
クセが強い…無法者たちが集結「サンダーボルツ*」あらすじ
ニューヨークで人々が瞬時にして消滅する事態が発生していた。そんな中、謎多きCIA長官・ヴァレンティーナ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)が「アベンジャーズは来ない。誰が人々を守るのか?」と議会で疑問を投げ掛けたのと時を同じくして、ある場所にある者たちが集まり始める。それは、彼女が長年にわたって声を掛けてきたメンバーたち。
ロシアの暗殺養成機関で育ったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)の妹エレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、ソ連のスパイ学校出身で決して素顔を見せないタスクマスター/アントニア・ドレイコフ(オルガ・キュリレンコ)、キャプテン・アメリカに任命されるも即刻クビになり、自作の盾で戦うUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、どんな物でもすり抜ける特殊な肉体になってしまった、孤独な身の上のゴースト/エイヴァ(ハナ・ジョン=カーメン)だ。
元暗殺者のバッキーがならず者集団のまとめ役に
相性が悪過ぎる4人は一触即発状態となるが、そんな彼らの前に気弱そうな青年・ボブ(ルイス・プルマン)が現れる。彼はその場に似つかわしくない病衣姿で、彼自身もなぜそこに自分がいるのか分かっていない様子だ。しかし、“セントリー”としての顔も持つ彼が、物語を大きくかき乱す。
ピンチに陥るエレーナたちの前に元ソ連の超人兵士であるレッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ(デヴィッド・ハーバー)がやってくる。アメリカに潜入するために3年間だけエレーナやナターシャと擬似家族として暮らしていたアレクセイは、今やおなかたっぷん状態の中年男だが、愛するエレーナのピンチをかぎつけてやってきたのだ。
そしてもう1人、重要な人物。ヒドラに洗脳された過去を持ちながら今や国会議員にまでなったウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)も、バイクで乗り込んでくる。政界でヴァレンティーナを弾劾する材料を探していたバッキーは、彼らの動きを察知していたのだ。こうして、政治家たちの微妙な権力争いも入り交じりながら、バッキーたちは敵に立ち向かっていくことになる。
“闇堕ち”経験者だから差し伸べられる救いの手
だが、彼らはとてもチームと呼べる代物ではない。レッド・ガーディアンだけはなぜか「みんなで一緒に戦おうぜ〜!」といった感じで共闘に前向きだが、それ以外のメンバーはとてもそんな気分ではない様子。何かあれば、すぐに相手を疑い、意見が対立するたび暴力沙汰に発展するが、思わぬ脅威を目前にし、協力し合うように。その結果、どんな人も見捨てずに救おうと立ち上がるのだった。
中でも姉のナターシャを失った喪失感に苛まれていたエレーナは、闇堕ちしそうになっている人を救うために危険を顧みず、闇に飛び込んでいく。その姿を目の当たりにしたファンは「エレーナかっこいい」「エレーナに感情移入して号泣」「エレーナがさらに好きになった」と彼女の思いが心に刺さった模様。
また、「背中をそっと押してくれる物語」「こんなにも優しさにあふれた作品だと思わなかった」「大いに笑って、大いに泣いた」と予想を上回る感動作だったことに驚くファンも多数いるようだ。そしてネタバレを避けるため詳細は控えるが、2026年公開予定の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)」に直結するような描写もあり、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への期待を大いに膨らませてくれる。
映画「サンダーボルツ*」は公開中。「アベンジャーズ」シリーズなどMCU過去作はディズニープラスで配信中。
◆文=及川静
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