

広瀬すず「宝物な時間だったなと感じられる作品」杉咲花&清原果耶とトリプル主演映画「片思い世界」の魅力語る

広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を務める映画「片思い世界」の公開直前イベントが3月27日に都内で行われ、主演の3人と土井裕泰監督が登壇した。
清原果耶「映画が作られることが当たり前じゃないと痛感する日々だった」
同作では初となる観客を前にしたイベントの冒頭で、広瀬は「とってもとっても、完成して皆さんに届ける日を楽しみにしていたので、今日やっと見ていただけるということで、ぜひ楽しんで帰っていただけたらなと思います」とあいさつ。
杉咲は「最初に集まったのは2年前で、そこから本当に長い日々だったなと思って、ようやく完成したものをこうやってみんなでお届けすることができてホッとしています」、清原も「映画が作られることが当たり前じゃないなっていうことを痛感する日々だったので、ついに、ついにかっていう、やっぱりうれしい気持ちは一番大きいですね」と、完成した喜びを語った。
本作は、登場する役柄が「ある大きな秘密を抱えている」ということから、広瀬は「プロモーションを3人でやっていても、なかなか内容を話せないので、3人で考えながら、支え合いながらずっとやらせていただいています。きっと見ていただいたらこういうことかって、うちに秘めているものが今日届いたらいいなと思います」と、一足早く“秘密”を知ることになる観客にメッセージを送る。
土井監督は「この映画をこの3人で作ると発表してから、もう本当に2年以上たって、ちょっといろんなことがあって(公開が)かなり遅くなったんですけど、本当にやっと、こうやって見ていただける時が来たんだなというのが、本当に感無量」と喜びつつ、「秘密が何かというよりも、その先の見終わった時に、どういうものを受け取ってみんな帰ってもらえるかっていう、もうそのことをずっと考えながら作っていましたので。そういう意味で言うと、そういうことを楽しんで、割とまっさらな気持ちで受け取って見ていただきたいなと思います」と、監督しての思いを観客に伝えた。
杉咲花「物語の内容に触れられない舞台あいさつ…なんだかもどかしい」
イベントの最後に、登壇者がそれぞれあいさつ。土井監督は「この物語は、少女の時に出会って12年間一緒に暮らしている3人の女の子たちの話なんですが、とてもとても小さな物語なんですけれども、でもとても大きな世界につながっているというか、今世界でいろんなことが起きていますし、いろんなことのいろんな思いを抱えて生きている人たちがいて、どこかそういう人たちの気持ちを代弁しているような、そういう映画でもあるなと思います。ぜひ、そういうものを最後に感じていただけたなら、これからご家族とか友達とか、SNSとかでちょっと広めていただければ、『みんな良かったよ』って言っていただければうれしいなと思います」とコメント。
清原は「この作品は、誰かを思う気持ちだったり、思いやる気持ちの尊さだったり、素晴らしさ、かけがえのなさをぎゅっと詰め込んだ作品になっています。日常の中でありふれてしまって、過ぎていってしまうものがたくさん多い中で、その中でも自分自身の大切なものだったり、守りたいものを、皆さんそれぞれで胸に抱きしめていられるような、そんなきっかけになる作品になるとうれしいです」と、作品の魅力を伝える。
また、杉咲は「ここまで物語の内容に触れられない舞台あいさつもなかなかないなと思って、なんだかもどかしいような気もしましたけど、でも存在するっていうことに対しての行程をここまで実験的に描いた物語もなかなかないんじゃないかなと個人的には感じています。この劇場が明るくなった時に、皆さんの隣にいるご家族でしたり、ご友人でしたり、恋人だったり、知らない初めましての方々のことについて、よりイメージしてみようって思えるような映画になっていたとしたらうれしいです」と呼び掛ける。
そして、広瀬は「監督はじめ2人が言っていたことが本当にそうで、小さな光を信じてみたくなるような、とってもいとおしく尊い時間を、この片思い世界という作品の中で生きさせていただけたことが、私はとってもとっても宝物な時間だったなと感じられる作品です。映画を見た後に外に出たら、またちょっと価値観が変わるというか、違う目で世界を見つめてみる、そんなきっかけにもなったらいいなと思います。ぜひ楽しんでください」とあいさつして、舞台あいさつを締めくくった。
映画「片思い世界」とは…
現代の東京の片隅。古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)。仕事、学校、アルバイト、それぞれ毎日出掛けて行って、帰ったら3人一緒に晩ご飯。リビングでおしゃべりして、同じ寝室で寝て、朝になったら一緒に歯磨き。互いを思い合いながら穏やかに過ごす、
楽しく気ままな3人だけの日々。だけど美咲には、バスで見掛けるだけの気になる人がいて、二人はそのことに気が付く。もう12年。家族でも同級生でもないけれど、ある理由によって強い絆で結ばれている3人。それぞれが抱える、届きそうで届かない“片思い”とは――。
映画「片思い世界」は、4月4日(金)より全国で公開。
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