

吉岡里帆、主演・横浜流星を思い「みんなが流星君を抱きしめたいはず」 藤井道人監督と舞台あいさつに登壇<正体>

横浜流星が主演を務める映画「正体」(公開中)が第48回日本アカデミー賞で三冠を獲得。これを祝して、3月25日に都内で「祝!日本アカデミー賞最優秀賞受賞!御礼舞台あいさつ」が開催。同作に出演している吉岡里帆、藤井道人監督が登壇した。
サスペンスエンターテインメント「正体」
同作は、染井為人氏の同名小説を藤井監督が映画化したサスペンスエンターテインメント。横浜が日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたものの脱走し、潜伏を続ける主人公・鏑木を演じるほか、吉岡が指名手配犯だと気付くが鏑木の無実を信じる沙耶香を演じる。横浜、吉岡の他に森本慎太郎(SixTONES)、山田孝之、山田杏奈らが出演している。
3月14日に行われた「第48回日本アカデミー賞授賞式」で横浜が最優秀主演男優賞に、吉岡が最優秀助演女優賞に、そして藤井監督が最優秀監督賞に選ばれた。
この日、横浜も当初登壇を予定していたものの体調不良でやむなく欠席。藤井監督は「仲間のおかげでこうして最後の舞台あいさつに来ることが出来ました。弟の流星が体調不良という事で彼も悔しがっていると思いますが、しんみりすることなく流星の分まで頑張ろうと思います」とにこやかにあいさつ。吉岡も「残念ながら流星君は来られませんが、流星君の本作にかける想いや熱を楽しくお話ししたいです」と気合い十分な様子を見せた。
横浜流星「『正体』を愛して下さりありがとう」
共演者、監督から”愛されている”横浜は、観客に向けてテキストで次のようにコメントを寄せた。
「皆様、本日は会場に伺えず申し訳ありません。アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し『正体』の仲間達と喜びを分ち合えましたが、それも束の間で、次の日からは『べらぼう』の撮影で連日ハードで受賞したことも忘れていたので、今日、皆様にお会い出来るのを本当に楽しみにしていました。自分からプロデューサーにお願いして、皆様に感謝の思いを伝え、そして喜びを分かち合えたらと思い、舞台あいさつが出来るようにお願いし、藤井監督、吉岡さんもスケジュールを合わせて下さり、最後の最後まで粘ったのですが、治らず本当に申し訳ないですし、悔しく、ただただ残念です。皆様もお体に気をつけてお過ごしください。この賞は皆様と共に頂けた賞です。『正体』を愛して下さりありがとう。そしておめでとう」
横浜からのコメントを受け、吉岡は「もう泣けますね!ここの会場にいるみんなが流星君を抱きしめたいはず!」と感激し、「作品がお客様に愛されて劇場に足を運んでいただいて私たちは賞をいただけたと思うので、今日の正しい祝い方としてはお客様と一緒にじんわりじんわり流星君を思いながら喋ろうと思います」と話した。
横浜と毎日連絡を取り合っているという藤井監督は「流星は一昨日から具合が悪いらしく、LINEで『今日はやっぱりゴメン』と連絡が来ました。流星は這ってでも来るような男なので、本当に大変なんだと思います」と状況を説明し、「流星は大河ドラマを、『正体』の時と同じように一生懸命頑張って撮影しているので、僕らがショボンとしたら絶対に悲しむと思います。だから今日はいつも通りの感じで行こうと思います」と笑顔を見せた。
吉岡里帆「ドッキリかな?という感じ」
日本アカデミー賞授賞式当日は、石川・能登で行われていた舞台に出演中であったため現地からリモート出演した吉岡。受賞の瞬間の心境を尋ねられると「中継ということもあり、自分が受賞したことがピンとこなくて…。なんかドッキリかな?という感じでした」と明かし、「授賞式が良過ぎてお茶の間のお客さんみたいに感動して、流星君が最優秀主演男優賞を獲った瞬間にそれを見ている藤井さんの泣きそうな瞬間の顔のアップ!その表情に私は本当に感動。お二人の絆と長年一緒に頑張ってこられた足跡だと感じました」と仲間の受賞に感動したという。
これに藤井監督は「自分のあの顔がテレビで映されたのは末代の恥!流星の受賞の瞬間、勝手に自分の中でBGMが流れて流星の10代の頃を想像していた顔が世に流されるなんて…」と赤面していた。
滞在先の能登では、現地の人々から祝福を受けたという吉岡。「能登で仲良くなったおばちゃんたちが半泣きで『能登から発信してくれてありがとう、おめでとう!』と祝福してくれて、それがうれしくて。授賞式会場から離れた場所ではありましたが、エンタメってこんなに遠くにまで届くんだと実感が出来たし、必要としてくれる人の所で自分の持っている能力をしっかり出して頑張ることの大事さを改めて考えさせられた日になりました」としみじみしていた。
最後に吉岡は「残念ながら流星君は出席できませんでしたが、ここにイマジナリー流星君がいます!」と自分と藤井監督の間のセンターポジションを指し示しながら「流星君、ここまで連れてきてくれてありがとう!感謝します!」と“イマジナリー流星”に一礼。藤井監督も「残念ながら流星はいませんが、次の作品でしっかり流星と、そして吉岡さんと直接劇場でごあいさつ出来るように頑張りますので、その時にまたお会いしましょう!」と再会を約束した。
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