IMP.椿泰我、撮影初日に監督から歩き方の指導…約20年ぶりの映像作品で「ゼロから学びながら挑ませてもらいました」
IMP.の椿泰我が1月21日、都内で行われた映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」(2月21日[金]公開)の完成披露上映会に、主演の八木勇征(FANTASTICS)、共演の井上祐貴、櫻井海音、木村真人監督とともに登壇した。
“ツーバキバキ”披露も「やるか悩んだ」
もしも“人生で一回だけ魔法が使えたら”…。鈴木おさむが原作・脚本を務めた本作は、18歳の4人の若者たちのかけがえのない青春を描く人間ドラマ。真剣に悩み考えた4人の人生の選択とは? 彼らが選んだ魔法の使い道が明らかになったとき、きっと胸があたたかくなる、切なく、優しい、感動作が誕生した。
天真爛漫で、グループのムードメーカーでありながら、父親との距離感に悩むユキオを演じる椿は、あいさつを求められると「IMP.の元気印、二つの筋肉がバキバキ、ツーバキバキ、椿泰我です!」と自己紹介して拍手を浴び、「この空気の中、この自己紹介ギャグをやるか否か、すごく悩みまして、こういう上映前の登壇も初めてなのですごく緊張していますが、少しでも楽しい時間をお届けできればなと思います」とにっこり。
監督やスタッフから二度見される
ユキオを演じた感想を求められると「登壇している僕とは到底違うユキオが出てくるんですけど、だいぶビジュアルが変わってしまいまして、監督も含めて久しぶりにお会いしたスタッフさんもみんな二度見していました」と前置き。
「僕自身、高校生のころはこのお仕事をさせていただいていたので、逆にこの作品で青春らしい青春を自然に感じられる部分があって、お芝居という意味ではなく、純粋に高校生として楽しい時間を過ごせて、ナチュラルにお芝居できたのかなと思います」と自信をのぞかせた。
しかし、撮影初日に木村監督から歩き方を注意されたそうで「ただただ無言で歩くシーンだったんですけど、何も考えずに(いつも通りのアイドル歩きで)歩いたら、すぐカットがかかりまして、『高校生だよ。高校生にそんな人いないよ』って言われまして、『僕、高校生のときからこの仕事だったんですよ』って言ったら『うるせーよ』って言われて(笑)、『高校生はもっと猫背で下を向いて、かかとを擦るんだ』って歩き方講座をしていただきました」と打ち明ける。
「映像作品のお芝居が20年ぶりとかだったので、もう1回ゼロから学びながら挑ませてもらったという思い出もありますね」としみじみと語った。
椿泰我、芸能活動引退が頭をよぎった18~20歳を回顧
また、本作の登場するキャラクターが18歳から20歳の2年間に人生の進路について考え、葛藤することにちなみ、自身が18~20歳のときに夢見ていたことを尋ねられた椿は「うそじゃなくてこういう景色を見たい、こういうステージに立ちたいという夢がずっとありました」と吐露。
3歳からダンスを始め、歴だけが延びていってしまい、18~20歳のころは“芸能活動を辞めないといけないのかな”とか、大学受験などいろいろ考えていた時期だったそうで「結果として大学にも行ったんですけど、今こうやってステージに立っているし、IMP.というグループで活動しながら映像作品にも携わらせてもらって、26になってこのステージにいる自分のことを俯瞰で見てみると、夢がかなって良かったなって思いますね」と感慨深げに語った。
クール路線に憧れ!?“ツーバキバキ”初披露で「キャラクターが固まった」
さらに、本作のタイトルにちなみ、「もしも人生で1回だけ魔法が使えるとしたら、何に使いたいか」と聞かれた椿は、18歳のころに戻り、初めて披露した“ツーバキバキ”のあいさつをやめてクール路線にいきたいと言い、「あの日に“ツーバキバキ”をやったことで、僕にくる歓声の色が変わったんですよ。『きゃー!』は減っていって、『あははっ』が増えてきて…」とコメントして観客を笑わせる。
「今は“ツーバキバキ”に誇りを持っていますけど、あの日にやったことによって僕のキャラクターが固まったので、せっかく魔法が使えるんだったら、あのときに“ツーバキバキ”じゃなくて『(クールに)椿です…』って言って、路線をそっちにしておけばよかったなというのはあります」と願望を明かした。
◆取材・文=風間直人
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