阿部寛「VIVANT」ぶり共演・竜星涼の成長ぶり絶賛 過酷撮影も回顧「これは命が危ないと思いました」【ショウタイムセブン】
2024.11.11 22:42
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俳優の阿部寛と竜星涼が11日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』(2025年2月7日公開)の完成報告イベントに、共演の生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎とともに出席。阿部が竜星の成長ぶりを絶賛する場面があった。
阿部寛&竜星涼「VIVANT」ぶり共演
本作は、韓国で大ヒットを記録した映画『テロ, ライブ』(キム・ビョンウ監督)を原作にした作品で、国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられ、抜け殻のように日々を送っていた元人気ニュースキャスター・折本眞之輔(阿部)が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を懸けた「独占生中継」を始めるに至ったが、スタジオ内にも爆弾が仕掛けられていると明かされ、すべての発言が生死を決めるという極限状態に追い込まれる展開を描く、リアルタイム型サスペンス・エンタテインメント。今まで、アナウンサー役を避けていたという阿部は「すごく難しいだろうなと思うし、実際に番宣とか出させてもらったときに尊敬でしかない。時間の中でやる機転の利き方は自分では絶対にできないと思っていたので避けていたんですけど、いい加減、この歳になっていろんな役をやり尽くしたので、そろそろこのハードルに挑戦したいなと思ったんですね」と吐露し、「僕と同じくらいのアナウンサーの方にインタビューさせてもらって、多少演じるところもあるんだと教わりながら、このハードルの高い役をやりました」とコメントした。
そんな阿部と、TBS系ドラマ『VIVANT』以来の共演となったという、正義感あふれる若きキャスターの安積征哉を演じる竜星は、阿部について「チャーミングな部分がある」といい、「後輩にもよくしゃべりかけてくださって、すごくおしゃべり上手と言いますか、すごくしゃべってくれるんですよ。『これはひと言ひと言、いろんな話題を全部自分のものにしたい』と思って、『金言になるようなことをちゃんの覚えなきゃ』って思ったんですけど、ものすごくしゃべってくださるので、いま思い返すと覚えてないんですよ(笑)」と笑い、阿部は「竜星は誰と話しても緊張しないらしいんですよ。僕って身長も高いですし、しゃべりづらいタイプだと思うんですけど、どんどん来るんですよね。こういう若者がいるんだって嬉しさがありましたね」と笑顔で語った。
また、阿部との撮影時のエピソードを聞かれた竜星は「阿部さんがやっている飲料メーカーのCMの飲料をさっと僕に渡して『これ、うまいよ!』って。みなさんが見る場所じゃない内側でも宣伝してくるんですよ」とぶっちゃけると、阿部は「それいやらしいじゃん。頼むよ(笑)」と苦笑。一方、そんな竜星について阿部は「すごく生意気でしたね。役がですよ。最後にバッとくるシーンがあるんだけど、スイッチが入ったときの彼の演技の集中力と、下剋上じゃないけどバッとくるときの演技は目が覚めるようで、前の作品(『VIVANT』)から1年以上経っているんだけど成長を感じたし、現場で一緒に仕事をしても非常に気持ちのいい人間で、ある種のいい生意気さも心地よかったです」と絶賛しつつ、「今日、(主演の)僕よりも派手な衣装を着ていて失礼だなと思うんですけど、そういうところも好きです」とコメントして会場の笑いを誘った。
阿部寛&竜星涼、過酷撮影を回顧「作品は言いませんけど」
最後に、本作の内容にちなみ、命懸けの体験エピソードを聞かれると、阿部は「作品は言いませんけど、道なき道を十何時間行かないといけない撮影があって、車さえ1か月の撮影で4回くらいパンクするという道なんですよ。さすがに長いので行く間に車の中で寝るんですけど、ガツンと落ちたりして首をやっちゃうんですよ。大変なことになっていくというのは、最初の1日、2日でわかって、『これは命が危ない』と思いました」と『VIVANT』でのエピソードと思われる話をし、次第にその状況に慣れていったそうで「寝てる間にガツンとくるのも、ドライバーの緊張感みたいなものでなんとなく察知できるようになった自分がいて、実はそのほうがいいくらいの状況になりました」とにっこり。続けて、竜星は「作品は言いませんけど、割と砂漠とか多いところだったんですよ。周りに何もない環境の中で、撮影が終わってシャワーを浴びようとして、頭を洗って、体を洗ってシャワーをひねったらお湯が出ないんですよ……。水なんですよ」苦笑し、「マネージャーさんに確認したら、『もう今日の分のお湯が出ないみたいで、みなさん明日の朝に入られるそうです』って言われて『言ってよ!』って。(泡だらけの体に)水をかけながら、命懸けでシャワーを浴びましたね」と回顧。これに阿部は「たぶん先に俺が(お湯を)使ったんだよね」と茶目っ気たっぷりにコメントした。(modelpress編集部)
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