King Gnu井口理、坂口健太郎主演「サイド バイ サイド 隣にいる人」出演決定 予告&ポスタービジュアル解禁
2023.02.09 07:00
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King Gnuの井口理が、俳優の坂口健太郎が主演を務める映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)に出演することが決定。予告とポスタービジュアル、主題歌も解禁された。
坂口健太郎主演「サイド バイ サイド 隣にいる人」
『サイド バイ サイド』=隣同士で/一緒にという題名を冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。美術・装飾スタッフ出身である伊藤監督の感性が光る詩的な映像世界の主人公を演じるのは、坂口。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を、柔らかな雰囲気で魅せる。さらに、かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥が演じる。そのほか、未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子、未山の高校時代の後輩であり、ミュージシャンとして活動している草鹿に浅香航大。詩織の娘・美々に磯村アメリといった、個性的なキャストが名を連ねる。
「サイド バイ サイド 隣にいる人」予告・ポスタービジュアル・主題歌解禁
この度解禁されたのは、主人公・未山の穏やかな表情から始まる予告映像。恋人で看護師の詩織とその娘・美々と暮らす未山が、そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力で周囲の人々を癒し、穏やかに暮らす様子が描かれる。しかし「これ、あんたがほったからしにしてきた過去だよね」という謎の男・草鹿の不穏な言葉から、空気が一変。草鹿が「保管しといてやったんだ」という未山のかつての恋人・莉子との再会により、彼の知られざる過去が少しずつ垣間見えていく。虚ろな表情の莉子が語る「あの場所に来ないことを未山くんが選択してたら、私に出会わずに済んだのに…」という意味深な台詞。莉子の存在によって紐解かれていく、未山の秘密。彼は一体、どこから来た何者なのか?
予告映像の中で彼らの物語に寄り添うのは、様々なジャンルを幅広く取り入れた音楽性で注目を集めるシンガーソングライター・クボタカイによる主題歌『隣』。本作のために特別に書き下ろされたエモーショナルな一曲が、作品の切ない余韻を際立たせる。また、劇中の音楽は藤井風やiri、SIRUPなどのプロデュースを務めるYaffleが担当。人気アーティストの楽曲を多く手掛け、映画作品にも携わってきたYaffleによる音楽が、映画の世界観をさらに彩る。
同時に解禁されたポスタービジュアルでは、未山の“隣にいる人”でしか見ることのできない“横顔”、そしてどこか儚さを持った表情が印象的な仕上がりとなっている。
茅島成美・井口理ら「サイド バイ サイド 隣にいる人」追加キャスト発表
さらに、現在発表されているキャストに加え、茅島成美、不破万作、津田寛治、井口の出演も明らかに。本作の伊藤監督がメガホンを取った『ひとりぼっちじゃない』(3月10日公開)の主演を務めることで話題となっている井口だが、本作での役どころにも注目だ。そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力を持ち、人々を癒す青年・未山。誰も知らなかった彼の秘密が明らかになっていくとき、思いがけないラストが訪れる。(modelpress編集部)
クボタカイコメント
坂口健太郎さん演じる未山の心情を抜き出したような歌詞ということで、書いている間だけは未山が憑依しているような、不思議な制作体験でした。身体中を覆い尽くす得体の知れない感情に名前が付くような、内省的な恋の歌が出来ました。同じ『隣』を聴いても、未山、莉子、草鹿それぞれの視点で聴くと全く違う視点で受け取れるのが面白い所です。映画本編も、生活の中の静けさや、それぞれの暮らしの事情が印象的で、見る側に余白を与える素晴らしい映画だと思います。荒々しく静かな本曲『隣』を、映画と併せてお楽しみください。
伊藤ちひろ(監督・脚本・原案)コメント
クボタカイさんの持つ若さは輝いていて、エネルギーが指の先まで漲っているのを感じました。『隣』の制作においては、主人公の未山が高校時代に恋人へ送った手紙をクボタさんに読んでもらい、その手紙から感じとれるものでリリックを紡ぎ出して欲しいとお願いしました。初めてデモを聴いた時に湧き上がってきた感動は、それから何度もこの曲を耳にしてきた今となっても全く褪せることがなく、私の心を動かし続けてくれています。彼から繰り出される言葉は美しく強く、奥底には毒を持ったとげがある。彼の知性とセンスがこの作品の強度を高めてくれたこと、とてもうれしく思っています。
物語
そこに存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山(坂口健太郎)。その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人で看護師の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。そんな未山はある日、これまで体感したものとは異質の強い想いを感じ始める。それは、高校時代の後輩で、遠く離れた東京で活躍するミュージシャン・草鹿(浅香航大)のものだった。その真意を確かめるため、彼のライブ会場に足を運び、草鹿と対面を果たす。重い口を開いた草鹿から過去に未山と恋人・莉子(齋藤飛鳥)が遭遇した事件の顛末を明かされ、それ以来一度も会うことがなかった莉子と再会を果たすことに…。彼女の存在によって紐解かれていく、未山の秘密。彼は一体、どこから来た何者なのか―?
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