藤ヶ谷太輔(C)2022映画「そして僕は途方に暮れる」製作委員会

キスマイ藤ヶ谷太輔「生きるか死ぬかみたいな感覚」過酷な撮影回顧<そして僕は途方に暮れる>

2023.01.27 17:00

Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が主演を務める映画『そして僕は途方に暮れる』(公開中)より、クランクアップ&メイキング映像が解禁された。


藤ヶ谷太輔主演「そして僕は途方に暮れる」

本作は、平凡な1人のフリーターが、ほんの些細なことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。逃げて、逃げて、逃げ続けたその先で、彼を待ち受けていたものとは。

脚本・監督を務めるのは、『愛の渦』『娼年』など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出し、各界から注目を集め続けている異才・三浦大輔。主人公・菅原裕一を演じたのは、藤ヶ谷。ばつが悪くなるとすぐに逃げ出してしまうクズ男っぷりを体現。これまでのイメージを大胆に覆し、俳優として新たな魅力を放つ。

さらには、前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平ら、それぞれ個性的で魅力溢れるキャスト陣が集結。映画のエンディングでは、1984年にヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲『そして僕は途方に暮れる』を大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱し、この物語の余韻を心に刻む。

劇場には、藤ヶ谷ファンはもちろんのこと、映画ファンの男性も多く見かけられ、SNS上や映画サイトで「凄まじい名演技」、「あのどうしようもないクズ男は藤ヶ谷くんしか演じられない」「出来事に身に覚えありすぎてずっと見入ってた」と裕一に共感する反応も続出。

さらに「今年初映画から年間ベスト10入りは間違いないであろう作品にぶち当たるなんてなんたる僥倖。今年、面白くなってきたじゃねーか」「心に長く残る作品」「人生は物語であり映画なんだということで傑作」「最後まで没入、驚愕なラストも見逃せない」など、絶賛のコメントも続々とあがり、「クセになる映画」「そのときの自分の心情によって映画の答えが違う」などリピーターも劇場に足を運んでいる。

「そして僕は途方に暮れる」クランクアップ映像解禁

この度、解禁となったのは、藤ヶ谷をはじめとし前田、中尾、豊川、原田、香里奈、毎熊、野村ら共演陣のクランクアップ映像と、さらには貴重なメイキングと共に振り返る過酷な撮影を乗り越えたクランクアップ直後の藤ヶ谷のインタビュー映像。

冒頭では、撮影最終日を迎えた藤ヶ谷が「終わりましたね」と監督の元へ歩み寄り、抱き合う姿が収められている。「映画の撮影というよりサバイバルな、生きるか死ぬかみたいな感覚だった」と過酷な撮影を振り返り、「完成が本当に楽しみ」「走り抜けられたかなって思ってます」とこれまでに見せたことがないくらい力を出しつくした素の表情で熱い気持ちを語っていた。

さらに豪華キャスト陣のクランクアップ時のコメント映像も公開。恋人・里美を演じた前田は「今回出させてもらって本当に嬉しかったです。」と舞台からの続投を喜び、親友・伸二役の中尾、先輩・田村役の毎熊、母・智子役の原田は「完成を楽しみにしている」「編集が楽しみ」と作品への期待を口にしていた。

また、後輩・加藤を演じた野村は「短かったけど短いのを感じさせないくらい濃厚な時間だった」と撮影期間を振り返り、姉・香を演じた香里奈は「怪我無く終わるように願っています」、父・浩二役の豊川は「久々に楽しかったです」と語るなど、それぞれが晴々とした表情で作品を振り返る様子を本作のエンディング曲である大澤の「そして僕は途方に暮れる 2023 movie version」にのせてお送りする。

藤ヶ谷太輔、撮影振り返る「しんどいなと思うことはたくさんあった」

さらには、クランクアップ直後の藤ヶ谷のインタビューと本作の貴重なメイキング映像をお届け。「しんどいなと思うことはたくさんあったんですけど…、今までで1番それを感じた」「裕一として濃厚な時間を過ごした」という藤ヶ谷。メイキング映像では、走った直後に酸素を吸引する様子や熱心に演技指導を受ける様子などリアルな撮影現場の雰囲気が収められている。

また、舞台版から共演している前田、中尾と三浦監督との4人によるクランクアップ直後のエピソードや、豊川、原田が自身にとってどのような存在だったかを撮影風景や現場での貴重な映像と共に振り返る。(modelpress編集部)

ストーリー

自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)は、長年同棲している恋人・里美(前田敦子)と、些細なことで言い合いになり、話し合うことから逃げ、家を飛び出してしまう。その夜から、親友・伸二(中尾明慶)、バイト先の先輩・田村(毎熊克哉)や大学の後輩・加藤(野村周平)、姉・香(香里奈)のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母・智子(原田美枝子)が1人で暮らす北海道・苫小牧の実家へ辿り着く。

だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが――。
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