小出恵介、主演で映画監督役に挑戦 藤原さくららメインキャストも解禁<銀平町シネマブルース>
2022.10.20 05:00
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俳優の小出恵介が、2023年2月10日公開の映画『銀平町シネマブルース』で主演を務めることが決定した。
「銀平町シネマブルース」
本作は、潰れかけの映画館“銀平スカラ座”を舞台にした群像悲喜劇。かつて青春時代を過ごした街・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤は、ひょんなことから映画好きのホームレスの佐藤と、商店街の一角にある映画館・銀平スカラ座の支配人・梶原と出会い、バイトを始める。同僚のスタッフ、老練な映写技師、売れない役者やミュージシャンに映画を夢見る中学生まで、個性豊かな常連客との出会いを経て、近藤はかつての自分と向き合い始める。監督は、2022年に『愛なのに』『女子高生に殺されたい』『ビリーバーズ』『夜、鳥たちが啼く』などの話題作が立て続けに公開されている城定秀夫。脚本は、監督作『れいこいるか』が映画芸術2021年度ベストテン第1位に輝き、2022年も『神田川のふたり』ほか4作品が一挙に劇場公開されたいまおかしんじ。その映画界屈指の作り手・城定といまおかが初タッグで群像悲喜劇を描く。
今回は埼玉県にある現役ミニシアター・川越スカラ座をロケセットに撮影が敢行された。年齢も境遇も違う、多種多様な人間たちを受容する映画館という場所で、ひとときの高揚とそこはかとない物悲しさに満ちた人間模様がジンワリと胸を打つ。
小出恵介、主演で映画監督役に挑戦
本作の主人公・さすらいの映画監督・近藤を演じるのは、本作で本格的な映画俳優復帰となる小出、映画館の支配人・梶原役に吹越満、映画館に通うホームレスの佐藤役に宇野祥平の実力派俳優が顔を揃える。また、近藤のバイト仲間の足立役を藤原さくら、大崎役を日高七海が演じる。2人は本作の撮影をきっかけに意気投合し、Podcast番組「今ファミレスにいるんだけど隣の席の女子が話してる内容がジワジワきてるんだが共有してもいいですか?」(通称「ファミジワ」)でコンビを組み、人気を博している。上記5人以外にもベテランから若手まで豪華で多彩なキャスト陣が決定している。
小出恵介、映画俳優復帰に「感謝の想いが溢れました」
小出は「この映画の企画の話を頂いたのが丁度2年前、再び映画の世界で息づく事が出来るという事に高揚と同時に感謝の想いが溢れました」と映画出演への心境を明かし、「主人公の近藤猛は映画監督役ということで、俳優をやる前にミニシアターに心酔し、映画の魔力に魅了され就職を断ちこの世界へ飛び込んだ20年前の自分の残像の力を借りて挑みました」と回顧。そして、最後に「この俳優として永遠に探求心を与えてくれる映画というメディアでお芝居をさせていただける事に感謝するとともに、本作が1人でも多くの方に届けられるよう、尽力していきたいと思います」とコメントを寄せた。
「銀平町シネマブルース」特報・ティザービジュアル解禁
なお、この度、劇場公開決定の一報と合わせ、特報とティーザービジュアルを解禁。特報はさすらいの監督の近藤(小出)と、彼を迎え入れる銀平スカラ座の支配人・梶原(吹越)、バイト仲間(藤原・日高)やホームレス佐藤(宇野)と、出演者の一部が映し出された。また、ティーザービジュアルは、イラストレーター・岡田成生による映画の舞台となる映画館=スカラ座のイラスト、「一瞬の夢と、祭りの終わり。この場所からもう一度―――。」というコピーと共に、小出扮する近藤が力強い一歩を踏み出していく姿が切り取られている。
そして、11月20日には第32回映画祭TAMA CINEMA FORUMでの初お披露目も決定。上映後には、小出、いまおか、日高による舞台挨拶も実施する。(modelpress編集部)
小出恵介コメント
この映画の企画の話を頂いたのが丁度2年前、再び映画の世界で息づく事が出来るという事に高揚と同時に感謝の想いが溢れました。主人公の近藤猛は映画監督役ということで、俳優をやる前にミニシアターに心酔し、映画の魔力に魅了され就職を断ちこの世界へ飛び込んだ20年前の自分の残像の力を借りて挑みました。自分がその頃に撮影した自主映画の事も思い起こしました。
本作の撮影は昨年11月末関東近郊の非常にノスタルジックな景観の中で、穏やかにかつとても丁寧に行われました。城定監督のユーモアに満ちた演出のもと、経験と実力に溢れた皆さまとの共演は非常に豊かな時間でありました。
改めまして、この俳優として永遠に探求心を与えてくれる映画というメディアでお芝居をさせていただける事に感謝するとともに、本作が1人でも多くの方に届けられるよう、尽力していきたいと思います。
城定秀夫監督コメント
生きているといろいろありますが、僕のそばには常に映画がありました。映画愛などという大仰な言葉は使いたくないのですが、映画からは一生離れられないと思います。すてきなキャスト、スタッフ、脚本に恵まれ、とても幸せな映画になりました。ひとりでも多くのお客様と出会えますように。脚本・いまおかしんじコメント
伊藤一平(本作助監督)は、20年ぐらい前から助監督を始めて、途中監督になったけど、また助監督に戻って、それもやめて会社に入ったのに、また今回助監督をやっている。アホだ。お前は一体何がしたいんだ。「映画やりたいだけなんすよ」一平の声が聞こえる。助監督でも監督でも脚本でも撮影でも録音でも編集でも音楽でも出演でも、何でもいいから「映画やりたい」だけのアホな人たちが集まって作った映画が面白くないわけがない。
【Not Sponsored 記事】
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