神木隆之介・伊藤歩・蒼井優・堺雅人、ドラマシリーズゲストが映画「Dr.コトー診療所」出演決定
2022.10.13 08:00
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俳優の吉岡秀隆が主演をつとめる映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)に、ドラマシリーズに出演していたゲストキャスト陣の神木隆之介、伊藤歩、蒼井優、堺雅人も出演することが解禁された。
神木隆之介・蒼井優・堺雅人ら出演決定
今回発表となったのは、「Dr.コトー診療所」第1期(2003)で、大塚寧々演じる母・茉莉子に会うため、一人で東京から志木那島までやってきた息子・竜一役を演じた当時10歳の神木、そして東京で美容師になるべく働いていたが、子供を身籠り一人で産む決心をして、志木那島へ戻ってきた重雄(泉谷しげる)の一人娘・リカ役の伊藤。さらに「Dr.コトー診療所2006」第2期(2006)からは、彩佳(柴咲)が診療所を留守にしている期間中、診療所の看護師を務めた仲依ミナ役の蒼井と、乳がんを患った彩佳を治療する東京の病院の担当医で、コトーとは対照的に医師と患者は家族にはなれないと考える冷徹な医師・鳴海慧を演じた堺という4名が、映画『Dr.コトー診療所』へ参加することになった。
今回の映画化にあたり、吉岡と中江功監督が大切にしていた「もう一度同じメンバーで『Dr.コトー』をつくりたい」という想いがより強く感じられる今回のキャスティングで、4人の“今”がどのように描かれるのか。
吉岡秀隆主演「Dr.コトー診療所」
2003年フジテレビの木曜10時枠で放送された連続ドラマ「Dr.コトー診療所」。累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を元に、第1期、第2期ともに大ヒットを記録し、今なお国民的ドラマとして語り継がれている『Dr.コトー診療所』。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描いた本作の主人公・コトーを演じる吉岡。日本を代表する俳優のひとりである吉岡が、自身の代表作であり代表役ともいえる“コトー先生”を、16年ぶりに演じる。さらに本作の監督を務めるのは、ドラマシリーズでも演出を務めた中江。脚本は、同じく連続ドラマ全作を執筆してきた吉田紀子。制作スタッフが本作のために再集結し、さらには柴咲コウをはじめとする、時任三郎、大塚寧々、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、大森南朋、朝加真由美、富岡涼らドラマシリーズからの続投キャスト9名も再集結。もちろん主題歌にはドラマシリーズからの不朽の名曲「銀の龍の背に乗って」が起用され、オリジナルキャスト&スタッフが、再び「Dr.コトー診療所」の“今”を描く。
さらに新キャストとして、看護師役の生田絵梨花、新米医師役の高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」/King & Prince)が出演する。(modelpress編集部)
杉本竜一(すぎもと・りゅういち)役…神木隆之介
西山茉莉子(大塚寧々)の息子。離婚した母が志木那島で暮らす一方、東京で暮らしていた竜一だったが、「Dr.コトー診療所」第一シリーズで母親に会うために一人で志木那島へやってくる。最初は関係にぎくしゃくしていたものの、島で一緒に過ごすうちに親子の関係を取り戻していく。<神木隆之介コメント>
19年ぶりの『Dr.コトー診療所』に参加できてめちゃくちゃ嬉しかったです。ドラマ撮影当時は、停泊している船の上で船酔いしたり、森で怪我をするシーンでは虫がすごかったり(笑)。秀さんも当時から変わらずコトー先生のように優しくて、撮影は大変でしたが、すごく楽しかった記憶があります。時を経て今回、声をかけていただき忘れられてなかったんだと愛情をたくさん感じました。
「Dr.コトー診療所」は人に寄り添ってくれる作品で、見ている僕らもその中で生きる人たちに寄り添っていきたいなって思っちゃうんですよね。だから心が温かく優しくなったり一緒に悲しくなったり、感動できたり…心が解けていくような素敵な作品だと思います。
安藤リカ(あんどう・りか)役…伊藤歩
第一シリーズに登場した、重雄(泉谷しげる)の一人娘で彩佳の幼馴染。東京で美容師になるべく長らく島を離れていたが、子供を身籠り、ある日突然一人で子供を産む決心をして島へ帰ってくる。<伊藤歩コメント>
第1シリーズから19年ぶりに重雄の娘、安藤リカへ戻りました。当時、美しい与那国島景でロケをしたこと、出産シーンの撮影が大変だったこと、とても懐かしく感じます。今回、久しぶりに父ちゃんや当時からのスタッフさんと再会できてとても嬉しかったです!島のみんなやリカが今はどんな生活をしているのか、ぜひ劇場でご覧下さい。
仲依ミナ(なかい・みな)役…蒼井優
「Dr.コトー診療所2006」では彩佳の不在の間に志木那島の看護師を務める。手際が悪く、血を見て倒れてしまうなど頼りなかったが、和田(筧利夫)のフォローもあり少しずつ頼られる看護師となっていく。元旦那に暴力を振るわれていた過去をもち志木那島に逃げるようにやってきた。<蒼井優コメント>
映画化のお話を聞いたとき、まずはDr.コトー診療所ファンとして、本当に本当に嬉しかったです。2006年に怯えながら志木那島に来たミナが、2022年になってもまだ島にいたことも嬉しかったです。志木那島の皆んなと16年ぶりの再会をするために、そして新しく島にやって来る素敵な方たちと出会うために、なんとしてでも映画館に行きたいと思います。
鳴海慧(なるみ・けい)役…堺雅人
東京の病院の外科医で乳がんを患った彩佳(柴咲コウ)の主治医。病気の妻を執刀し寝たきりとなってしまった過去をもつ。その経験から身内の患者を目の前にすると冷静でいられないと考えており、患者と家族のように向き合ってきたコトーとは真逆の考えをもつ冷徹な性格。「Dr.コトー診療所2006」では彩佳の手術に動揺するコトーを奮起させながら、ともに手術を担当し無事成功させる。<堺雅人コメント>
また「Dr.コトー診療所」に参加できることになり、とてもうれしくおもっています。2006年のドラマの撮影では、手術シーンでのスタッフさんのこだわりや、吉岡秀隆さんの迫力ある演技が印象にのこっています。今回の映画では、コトー先生以外に医者が3人登場します。それぞれの立場をえがくことで、コトー先生があざやかに浮かびあがれば嬉しいです。
ストーリー
日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがいのない存在であり、家族となった。数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、ご意見番の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。2022年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。現実を前にしながらも、コトーの居る診療所があればまあ大丈夫だろうと、皆心のどこかで思っていた。16年間経った今も蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんな診療所の穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない―
【Not Sponsored 記事】
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