鈴鹿央士、長澤まさみをサポートする検察事務官に 松山ケンイチ主演「ロストケア」第2弾キャスト解禁
2022.09.28 17:00
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俳優の松山ケンイチが主演、女優の長澤まさみが共演する映画『ロストケア』(2023年春公開)に出演する鈴鹿央士ら第2弾キャストが解禁された。
松山ケンイチ&長澤まさみ「ロストケア」
原作は葉真中顕の同名デビュー小説。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員であった綾辻行人に「掛け値なしの傑作である。」と言わした名作を、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)、『そして、バトンは渡された』(21)の前田哲監督が映画化。「砂の器」(04)、『ストロベリーナイト』(13)、『四月は君の噓』(16)など、ヒューマンドラマの名手・龍居由佳里が、監督と共同で脚本を書き上げた。本作は42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのかという真相に迫る社会派エンタテインメント作品。
主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じたのは大河ドラマの主演をはじめ、数々の映画、ドラマの話題作に出演している松山。また斯波と対峙する検事・大友秀美を演じたのは日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた長澤。本作で初共演を果たした2人の鬼気迫る対決は観る者を一気に本作の世界に引き込み、映画史に残る壮絶な舌戦バトルシーンとなった。
松山ケンイチ主演「ロストケア」第2弾キャスト解禁
今回、本作の追加キャストとして発表されたのは、鈴鹿、坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす(ずん)、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子、柄本明といった豪華俳優陣の参戦。2019年に俳優デビューをしてから、『蜜蜂と遠雷』(19)や「ドラゴン桜」(21)など、数々の映画・ドラマの話題作に出演し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの鈴鹿が演じるのは、長澤が演じる検事をサポートする検察事務官役の椎名幸太。長澤と共に、連続殺人犯を追い詰め、隠された事件の真相究明に奔走する役どころだ。「本作はこれからの日本にとって大切なことを届ける作品になっているので、是非自分と同世代の方に観てもらいたい」と、本作へかけた意気込みなどを語った。
そして、1979年に映画デビューをして以来40年以上もの間、数多くの映像作品に出演し、日本の俳優界を常に先導してきた名優・柄本が今回演じるのは、松山演じる連続殺人犯・斯波宗典の父、斯波正作だ。周りからは心優しい青年として慕われていた男・斯波宗典が未曽有の連続殺人事件を起こした理由、そしてきっかけを、父は知っていたのか?連続殺人犯の父という役柄を、圧巻の演技で魅せる。柄本は本作への参加について「前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました」と語っている。
その他にも、介護老人の娘役で坂井、介護老人の娘役で戸田、ヘルパー役で峯村、新人ヘルパー役で加藤、坂井演じる仕事先の友人役でやす、検事正役で岩谷、ケアセンター長役で井上、取り調べを受ける女性役で綾戸、警部補役で梶原、検事の母役で藤田が出演。まさに世代を超えた超実力派俳優陣が集結し、社会派エンターテインメントを作り上げている。(modelpress編集部)
椎名幸太役:鈴鹿央士コメント
松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした。今まで、親や祖父母や曾祖母に介護が必要となる時がくることについて、きちんと考えたことがありませんでした。今回脚本を読んで自分の身に置き換えた時、沢山のことを考えさせられました。僕は数学が好きで、今回の役柄も数学的な知識を駆使して事件を解決に導く大事な役だったので、大切に演じようと思いました。斯波正作役:柄本明コメント
前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかないと思いました。私はいつも役を演じる際は、「脚本読んで」「台詞を言う」。これを大切にしています。松山さんと親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました。ストーリー
早朝の民家で老人と介護センター所長の死体が発見された。犯人として捜査線上に浮かんだのは死んだ所長が務める訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)。彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか?大友は真実を明らかにするべく取り調べ室で斯波と対峙する。「私は救いました」。斯波は犯行を認めたものの、自分がした行為は「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何を意味するのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人犯となったのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、事件の真相に迫る時、大友の心は激しく揺さぶられる。「救いとは?」、「正義とは?」、「家族の幸せとは?」、現在の日本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込む、社会派エンターテインメント映画が、今幕を開ける。
【Not Sponsored 記事】
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