橋本環奈ら/メイキングカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会

橋本環奈、日本映画初の“最先端技術”でアクションシーン挑戦 撮影での苦労も吐露…現場レポート&メイキングカット解禁<バイオレンスアクション>

2022.08.15 12:00

女優の橋本環奈が主演を務める映画『バイオレンスアクション』(8月19日公開)の現場レポート&メイキングカットが解禁された。


橋本環奈主演「バイオレンスアクション」

本作は、累計発行部数70万部超え、オンラインアクセス数1,000万PV超え、小学館「やわらかスピリッツ」で連載中の浅井蓮次と沢田新による人気コミック「バイオレンスアクション」を実写映画化。

ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ凄腕の殺し屋(ヒットガール)だったのだ。どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」と颯爽と現場を後にする。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる。

主人公・菊野ケイ役を務める橋本を筆頭に、ケイに急接近するヤクザの会計士テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、ケイのバイト先の店長役に馬場ふみか、殺し屋の金子役に森崎ウィン、狂犬ヤクザのアヤベ役に大東駿介、凄腕スナイパーのだりあ役に太田夢莉、巨大なヤクザ組織の三代目組長に佐藤二朗、最狂の殺し屋みちたかくん役に城田優、次期組長の座を狙うヤクザ・木下に高橋克典、そしてケイを仕事の依頼先まで送り迎えする運転手のヅラさんにムービースター岡村隆史らも出演する。

橋本環奈、日本映画初の“最先端技術”でアクションシーン挑戦

城田優、橋本環奈/メイキングカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
城田優、橋本環奈/メイキングカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
斬新なアクションシーンを撮影するにあたり、日本初となる最先端の撮影手法ソニーの“ボリュメトリックキャプチャ技術”が採用されている。スポーツやミュージックビデオの分野で使われることが多いが、日本の商業映画で使用されるのは本作が初となる。

グリーンバックで囲まれた円柱状の専用スタジオには100台以上のカメラが360度に設置されており、スタジオ内の俳優陣の動きを3Dでキャプチャ。それを高精細な3DCGデータとして再現する。

通常のアクションシーンの撮影では、カットを細かく割って撮影することが多いが、本技術を使うことで一連の流れで撮影することができる。

ボリュメトリックキャプチャで撮影することのメリットについて、VFXスーパーバイザーの鎌田康介は「カメラを自由に動かすことができるので、それにより監督が求める映像をうまく表現できるようになりました。今までにない新感覚の映像になっていると思います」とコメント。通常ではカメラが入れないような角度から撮影された躍動感満載のアクションシーンだ。

橋本環奈&城田優、バトルシーンで息の合った動き

城田優ら/メイキングカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
城田優ら/メイキングカット(C)浅井蓮次・沢田 新・小学館/「バイオレンスアクション」製作委員会
そんなボリュメトリックキャプチャが最大限に活かされたのが、橋本演じる主人公ケイと、城田演じる最狂の殺し屋みちたかくんの最後のバトルシーン。専用スタジオでは、橋本と城田が入念にアクションの確認を行っていた。何度も共演経験のある二人は、さすが息の合った動きを見せ、ブンブンという音が聞こえそうな城田のパンチ、それに応じる橋本の動きも完璧だ。

「よろしくお願いします!」という橋本の気合を合図に、二人はスタジオ内へ。最初のカットは一発OK。互いにタイミングを合わせながらカットを重ねていく。360度グリーンバックに囲まれた撮影は苦労も多く、「どこを見ても同じ光景だから前後がわからなくなる」と悩む橋本。アクション監督田渕の激励を受けながら、カットを重ねるごとに二人の動きは精度を高め、最後に瑠東監督の「OK!」の声。その場にいた全員から拍手が沸き起こった。

「バイオレンスアクション」制作裏スペシャル動画解禁

また、映画公開日の前日18日には、ソニーグループのポータルサイトと公式YouTubeチャンネルにて、ボリュメトリックキャプチャ技術を紹介する特別映像『バイオレンスアクション』制作裏スペシャル動画が解禁。

SNSアカウントでも貴重なアクションシーンのメイキング映像を交えた制作裏をたっぷりと紹介する。(modelpress編集部)

ストーリー

ゆるふわピンクボブの菊野ケイは日商簿記検定2級合格を目指し専門学校に通っていた。学校帰りのバスでビジネスマン風の青年テラノと出会い、ケイは胸を高鳴らせながらもいつも通りバイト先へ。

一見、フツーのラーメン屋だが、その実態は殺し屋。ケイは、指名ナンバーワンの凄腕の殺し屋だったのだ!!キレたら恐い店長、不自然ヘアーの運転手ヅラさん、ケイに想いを寄せる渡辺と孤高のスナイパーだりあがバイト仲間だ。

この日の依頼は、巨大なヤクザ組織を仕切る三代目組長からある人物を殺して欲しいという内容だった。そのターゲットとは巨大な抗争の渦中にいるヤクザの会計士、バスで出会ったテラノだった。そこにケイを狙う最狂の殺し屋みちたかくんまで現れて…!?菊野ケイ、史上最悪のバイトをどう乗り切る!?
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