田中圭、心癒される存在明かす「すっごい可愛い」<ハウ>
2022.08.01 20:38
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俳優の田中圭と女優の池田エライザが1日、都内で開催された映画『ハウ』完成披露上映会に出席。心が癒される存在について語った。
田中圭、俳優犬・ベックの通訳担当
本作は、婚約者にあっさりフラれて人生最悪な時を迎え途方に暮れるちょっぴり気弱な青年・民夫(田中)と、民夫と運命の出会いを果たして優しく寄り添い支える保護犬・ハウ(俳優犬・ベック)、民夫と交流を深めるヒロイン・桃子(池田)らが織りなすドラマを描く。この日は共演している渡辺真起子、モトーラ世理奈、長澤樹、そして犬童一心監督も出席していた。田中の掛け声で登場・お座りし、一礼した時には顔を舐めたベック。田中はベックを紹介する際にベックになり切って「『ベックです!どうも!天才俳優犬のベックです!この『ハウ』をやれて幸せでした!みんなありがとう!』って言ってます」と通訳し会場を沸かせた。
一方の池田は本作について「脚本をいただいたときから私にとっても宝物のような、すごく私を支えてくれている」と言い、ベックの魅力については「でっかいボディにたくさん詰まった愛というか、懐の広さとか。瞳がすごい好きです。まっすぐ見つめてくれた時の、こっちの心がギューッてなる感じが、ハウの、ベックの魅力なんじゃないかなと思います」と語った。
田中圭&池田エライザ、ベックとのエピソード語る
撮影中のベックについて、田中は「体力的にはまだ自信がある方なので『お前、俺を振り切れると思うなよ』みたいな感じで一緒に走るんですけど(笑)、めちゃくちゃ早いんですよ」とコメント。「本気で走れる本番と、本気で走れない本番が何種類かあって。彼が本気で走りたいときは尻尾を振って『いつですか?いつですか?』って。『用意スタートいつですか?』って尻尾を振っているのがすごく印象的だし、すごく素直なベックの自由奔放さに癒されながらの撮影でした」と笑顔で振り返った。
劇中では共演する機会がなかったという池田は、宣伝活動中のベックについて「取材に来てくださるどのライターさんも、ハウに骨抜きにされて帰っていくというか(笑)。なるべくストレスがかからぬように、誰でもが触れるわけではないんだけれども、みんな『触りたーい!』っていう感じがすごいですし(笑)。撮影中は本当にお利口さんにしてくれるというか。カメラ見たり顔を合わせてくれたり」とべた褒め。
そして「現場の『よし!』っていう空気にすごく敏感で。めっちゃ敏感じゃないですか?OKっていう言葉とか」と発言。これに田中が「雰囲気変わる」と頷くと、池田は「雰囲気変わりますよね!現場がOKってなった瞬間に年相応というか無邪気なワンちゃんに戻るのが、またそれもすごく豊かで、愛おしかったですね」と話していた。
田中圭、ベックに「ずきゅん」
劇中で最も感動したシーンを聞かれた田中は「自分とハウの撮影シーンを当たり前に知っているので。撮影のその大変さも知っているので。完成(版)を見た時に、もうそこにベックがいなかったんですよ」とベックがハウになりきっていたことに言及。「すごいなあと思って。それで全部感動していましたけど、やっぱりハウが途中で民夫と離れてから、みんなでいるところももちろんすごいんだけど、1人でいるときにちゃんと1人でずっと芝居しているじゃないですか。あれすごいなと思って。雨の所で1人雨宿りしながら鳴いて『く~ん』ってなってるところとか、もう『ずきゅん』ですよ。これはね、本当に皆さん、覚悟した方がいいと思いますよ」とベックの芝居を絶賛した。
同じ質問に池田は「ハウがいるところはもちろんなんですけど、ハウと出会うことによって変わりゆく人間模様というか。そこも物語の中では大事なところだと思っていて。ハウと出会った後の、民夫と桃子がちょっと弱音を吐くというか。桃子が民夫に弱音を吐くシーンがあって」と紹介。「そこで民夫が桃子にかけてくれる言葉が、役を通り超えて自分にも残って。理不尽なこととか悲しいこととかがあった時に『こういう解消法があるのか!』って、すごく府に落ちた台詞があって。なのでぜひ探してみてほしいなと思います」と笑顔を見せていた。
田中圭&池田エライザの“心癒される存在”
その後、物語にちなんで自身が「心癒される存在」を聞かれた田中は「ベタでいいんでしたら、赤ちゃん」と返答し「最近友達のところに赤ちゃんが生まれて。すっごい可愛い。わかりやすく癒されています」と報告。「ずるいんですけどね。(自分の子どもとは)1個ちょっと責任が違うじゃないですか。だから、ただただ可愛がればいいっていう。何の責任も感じず『ああ~可愛い!可愛い!可愛い!』ってできるので。すごい癒されます」とも明かしていた。「小鳥が5羽と猫が2匹うちにいるんです」と家族構成を明かした池田は「先輩猫ちゃんと後輩猫がいて、後輩猫がすごいわんぱくで。最初は先輩猫のストレスにならないかなと思っていたけど、どんどんどんどん先輩猫のシャンプーって言うんですけど、シャンプーがお姉さんらしくなってきて」と愛猫の変化を告白。
「すごいしっかり者になっちゃって、それはそれで嬉しいけどなんか寂しいなと思っていた矢先に、後輩猫がいない間に『ふみふみ』してくれたりとかして。それはすごく癒されるって。お姉さんっぽくしていたけど変わってなかったんだなと思って、すごい『ずきゅん』ってきました」と笑顔を見せていた。(modelpress編集部)
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