(上段左から)山田裕貴、奈緒、井口理、黒木華(下段左から)田中哲司、原日出子、リリー・フランキー、松重豊(C)2022映画「余命10年」製作委員会

山田裕貴・奈緒ら、小松菜奈&坂口健太郎W主演映画「余命10年」追加キャスト発表 予告映像・公開日も解禁

2021.12.15 07:00

女優の小松菜奈と俳優の坂口健太郎がW主演を務める映画「余命10年」の公開日が2022年3月4日に決定。さらに、山田裕貴奈緒ら追加キャスト・本予告・本ポスターも解禁された。

小松菜奈&坂口健太郎「余命10年」

坂口健太郎、小松菜奈(C)2022映画「余命10年」製作委員会
坂口健太郎、小松菜奈(C)2022映画「余命10年」製作委員会
2017年の発売以来、ただの恋愛小説にとどまらない、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在すでに50万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)。第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」の大賞を受賞するなど、書店員からも映像化を希望する声が多く上がっていた本作を、『新聞記者』(第43回日本アカデミー賞6部門受賞)『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガホンを取る。

脚本は『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17年公開)『雪の華』(19年公開)など等身大の若者のラブストーリーを描き、多くのヒット感動作を世に放ってきた岡田惠和、渡邉真子が担当。新たな映画界の才能・藤井監督と、感動ラブストーリーの名手といえる岡田、渡邉の初タッグも注目だ。

そして、キャストには数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知りもう恋はしないと誓いながらも和人に惹かれていく主人公・茉莉(まつり)役に小松。その茉莉と恋に落ち、茉莉を変えていくきっかけを作る若者・和人(かずと)役に坂口がW主演で初共演を果たしている。

RADWIMPSが歌う主題歌「うるうびと」解禁

20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。そんな2人が同窓会で再会したことがきっかけで運命が変わっていく。時間をかけて少しずつ近づいていく距離。そして気持ちが重なった時、そこにはどこにでもいる20代の男女らしく過ごす楽しい日々と、増えていく愛おしい想い出が溢れていた。しかし、2人には残された時間も迫っていた。茉莉と和人が歩む道の先にあるものとは…。

予告編の解禁にあわせてRADWIMPSが歌う主題歌「うるうびと」も解禁。本楽曲は映画のクランクイン前の段階で野田洋次郎が作り上げていた。撮影に向けてキャストはもちろん、スタッフもこの楽曲を聴いて映画のイメージを作り上げていった。まさに指針となった曲だ。また、劇中楽曲も、実写としては初めて全編に渡りRADWIMPSが手掛けており、2人が過ごしたかけがえのない日々を映した映像に重ねられる美しい音楽へも期待だ。

山田裕貴・奈緒・井口理らも出演

小松菜奈&坂口健太郎「余命10年」ポスタービジュアル(C)2022映画「余命10年」製作委員会
小松菜奈&坂口健太郎「余命10年」ポスタービジュアル(C)2022映画「余命10年」製作委員会
さらに、追加キャストも解禁。茉莉と和人の中学の同級生で2人の理解者である富田タケル役には山田、茉莉の大学時代の親友で本の執筆を進める藤崎沙苗役に奈緒、茉莉と沙苗が大学時代の友人と通うお店の店長・三浦アキラ役には井口理(King Gnu)、そして茉莉の姉・桔梗(ききょう)には黒木華と演技派・個性派俳優陣が揃った。

また、茉莉が通う病院の平田先生役には田中哲司、和人のバイト先の店長・梶原役にはリリー・フランキー、茉莉を優しく支える母・百合子役には原日出子、茉莉に対し少し過保護気味な無口な父・明久には松重豊と日本映画界を代表する俳優陣も名を連ねている。

本作の関口エグゼクティブプロデューサーは「『余命10年』を1年かけて撮影するという意義に賛同してくださり、撮影に参加していただくことができました。長い期間を通して家族のような連帯感に包まれたキャスト陣は、映画で描かれる10年という時間をそれぞれのキャラクターとして表現してくださっています」と語っている。

小松菜奈&坂口健太郎「余命10年」本予告映像解禁

今回解禁された本予告映像で、文庫化を待たずして亡くなった著者・小坂流加の想いを引き継ぎ全身全霊で役に挑んだ小松、坂口の演技も大きな見どころとなっている。

本作の川合プロデューサーは、「小坂流加さん自身を投影しているとも言える主人公・茉莉役を演じるにあたり、主演である小松菜奈さんは、小坂さんの生まれ故郷である三島を訪れ、また、小坂家の皆さまから幾度となくお話をお伺いし、全身全霊で高林茉莉役を演じてくださっています」と語っている。(modelpress編集部)

関口大輔エグゼクティブプロデューサーコメント全文

この映画は、10年という時間を描くため、四季を通じての撮影を行うことにしました。

通常、映画は1ヶ月~3ヶ月程で集中して撮影する場合が多いのですが、監督の「四季を通して茉莉の10年を追いかけ、その時彼女が感じた気持ちを映像で表現したい」という強い希望があり、1年を通した撮影となりました。桜や雪や夏の海はVFXではなく実際に撮影を行なっているのです。

撮影のためには、出演者さんにご理解をいただき長期間のスケジュールを開けていただくことが必要になります。

本作に出演される小松さん、坂口さんはじめ、今回発表させていただいた役者さんたちは、皆さんとても多忙です。それでも「余命10年」を1年かけて撮影するという意義に賛同してくださり、撮影に参加していただくことができました。

長い期間を通して家族のような連帯感に包まれたキャスト陣は、映画で描かれる10年という時間をそれぞれのキャラクターとして表現してくださっています。

これにより、映画「余命10年」は、2時間という時間の中に10年という月日が流れるような作品になりました。是非、映画館でこの美しい四季を通した10年を登場人物達と追体験していただければと思います。

川合紳二郎プロデューサーコメント全文

藤井監督はじめ我々スタッフは、原作者の小坂流加さんが映画の主人公である茉莉と同じ難病を抱えながら、この小説を執筆し、日々を精一杯生きた、その証を残したいという思いで、小坂家の皆さまと一緒に、共に寄り添いながらこの映画を制作してきました。

この小説は、ノンフィクションではありません。しかし、ご自分のリアルな状況や願望や思いを、この小説に込められて執筆されたのだろうと思います。

そのような意味では、本作は、小説の「物語」、そして、原作者である小坂流加さんの「人生」が交差する、特徴的な映画となったと思います。

本作では、小坂流加さんの生まれ故郷である静岡県・三島市での撮影を行っています。

流加さんが幼少の頃、スイカを冷やしたり、川遊びをした源兵衛川のせせらぎ、素朴で人情味ある商店街、富士山の雄大な姿。また、撮影に使われている部屋の小物などの細部にまで、ここに生きた流加さんの息遣いを再現し、感じながら、撮影に望みました。

主演である小松菜奈さんは、役作りに際して、三島を訪れ、また、小坂家の皆さまから幾度となくお話をお伺いし、全身全霊で高林茉莉役を演じてくださっています。

コロナ禍で、大きく生活や価値観が変化する今こそ、「余命10年を生きた」高林茉莉を通して、多くの人に、少しでも勇気や前向きさを感じて頂ける作品になれば幸いです。
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