豊川悦司、上白石萌歌と泳ぐシーンは「萌歌ちゃんくらいの娘がいるので、父親にとっては理想のシーンです」

2021.07.27 22:52

女優の上白石萌歌が、７月27日に都内で行われた映画「子供はわかってあげない」の完成披露上映会に登壇。８月20日(金)からの全国公開(８月13日テアトル新宿先行公開)に先駆け、共演の細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督らと共に、映画の見どころや、撮影時のエピソードについて語った。　

上白石萌歌「３連続で水泳選手の役を演じます」

同映画は、数々の漫画賞で話題を呼んだ田島列島の傑作コミックを、沖田監督が映画化。元気でマイペースな主人公・美波(上白石)と、シャイで素朴な青年・門司(細田）との甘酸っぱい初恋を中心に、美波が幼い頃に別れた実父(豊川)を探すちょっぴり風変わりな夏の冒険が描かれる。また、ストーリーの鍵を握る門司の兄・明大(千葉)や、個性的な大人達も集結するハートフルムービーになっている。

上白石は自身の役柄を「この作品で３連続で水泳選手の役を演じます。それぞれ種目が全く違うので、水泳の個人メドレーのようだなと勝手に思っていました(笑)」と話し、２年前におこなわれた映画の撮影については、「肌も真っ黒に焼いて、髪の毛も人生で一番短くして、10代最後の夏に宝物のような時間を過ごしました」と打ち明けた。

豊川悦司、一緒に泳ぐシーンは「ちょっと恥ずかしかった」

共演の細田が、撮影で印象的だったことに長回しをあげて、「まだ全然経験もなかったので、ヘマをするとしたら僕のほうなので(笑)。噛んだら申し訳ないと思いつつ、緊張感があって印象に残っています」と話すと、上白石も「それがクランクインの日だったので、そこでキャストやスタッフの方たちとの一体感が生まれました」と同意。

また、司会者から父親役の豊川に、上白石と一緒に泳ぐシーンについて話が振られると、豊川は「ちょっと恥ずかしかったですけどね。でも僕も萌歌ちゃんくらいの娘がいるので、父親にとっては理想のシーンですね。普通、娘とは一緒にホースで水を掛け合ったりとかは出来ませんからね(笑)」と笑いを交え感想を述べた。

また、上白石が、「(豊川が)ブーメランの水着をお召しになるシーンがあって、すごく貴重な映像になっているので、そこも注目してみてください」と、ちゃめっけたっぷりに見どころをアピール。豊川に「そこ!? なんだそれ！」とツッコミをうけるシーンも見られた。