岡田健史、ピアノに初挑戦 永野芽郁・田中圭・石原さとみ出演映画追加キャスト&特報映像解禁<そして、バトンは渡された>
2021.04.16 07:00
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俳優の岡田健史が、永野芽郁・田中圭・石原さとみが出演する映画『そして、バトンは渡された』(10月29日公開)に出演することが決定。その他、追加キャストと特報映像が解禁された。
永野芽郁&田中圭&石原さとみ「そして、バトンは渡された」
2018年2月発売直後より、感動傑作との多数の反響が大きな話題を集め、累計発行部数は80万部を突破している本屋大賞受賞の感動作『そして、バトンは渡された』。血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった高校生、森宮優子はわけあって料理上手な義理の父親、森宮壮介と2人暮らしをしている。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中だが、将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかりであった。
一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花。泣き虫な娘のみぃたんには愛情を注ぎ共に暮らしていたのだが、ある日突然、娘・みぃたんを残して姿を消してしまう―。やがて、全く違う2つの物語が交差するとき、驚きとともに、今年最大の感動が訪れる。
主人公優子を演じるのは、確かな演技力で人気と実力を兼ねそろえる永野。苗字が4回も変わる数奇な人生をポジティブに捉えながらも、人知れず不安や葛藤を持ち合わせている女子高生を繊細に演じている。
また、優子の血の繋がらない父親・森宮には幅広い世代に支持のある田中が演じる。父親役はこれまでも演じているが、年の差がない永野との親子関係がどのように描かれるのか、これまで見たことのない親子の姿にも注目だ。
そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女性・梨花に石原。血のつながらない幼い娘を持つシングルマザーを演じるが、母親役は自身のキャリア初、また物語の重要な鍵を握っている役どころとあって、実力を兼ね備えた石原の演技に期待がかかる。
岡田健史・大森南朋・市村正親ら、追加キャストに決定
今回追加キャストとして、優子の同級生で淡い恋心を抱く存在で、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人には、映画『新解釈・三國志』『望み』、ドラマ『MIU404』『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』、2021年、NHK大河ドラマ『青天を衝け』など、次々に話題作に出演し、今最も勢いのある若手俳優の岡田、そして、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』、『ハゲタカ』シリーズの主演から『アウトレイジ』、『初恋』など幅広い役柄を演じ分けている実力派の大森南朋、さらには『屋根の上のヴァイオリン弾き』や『ミス・サイゴン』などの舞台にとどまらず、『テルマエ・ロマエ』や『泥棒役者』など数々の映画でも独特な存在感を放つ大御所俳優市村正親の出演も明らかになった。魔性の女性・梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく。また、梨花の娘役の泣き虫・みぃたん役には、映画、ドラマ、CMなど出演作が多数あり、今や引っ張りだこの子役稲垣来泉、各世代の実力派俳優陣の出演が決定した。
岡田健史、ピアノに初挑戦「圧倒的に難しかったです」
本作の出演について、岡田は、「天才ピアニスト役ということで、彼にしかわからない欲望や悩みがあり、映画のなかではその悩みを解消していくことが描かれています。実は早瀬の要素の中に自分と近いものが発見できたのですが、それは“浮遊している”所です。少し変わったキャラクターですが、早瀬から生きる手がかりを得ることができました。永野さんとは同い年で初めての共演でしたが、彼女が先をいってくれればいってくれるほど、必死に追いかけながら芝居をするのが刺激的でした。同い年の方との共演は少ないので、とても恵まれた現場でした。ピアノも今回初めて挑戦しまして、クランクイン前から約4か月間ピアノの先生に習い、おかげでピアノはとても好きになりましたが、圧倒的に難しかったです。仕上がりがどのようになっているのか僕自身も楽しみです」と話した。大森は「前田哲監督の作品に久しぶりに参加出来て嬉しかったです。脚本を読んだ時に、僕も騙されたので、そういう面白みが映像に出てくると思うと、一映画ファンとしても楽しみです。色々なエピソードが綴られているので、テンポの良い作品になるなと思うのですが、現場ではじっくりと芝居をしていたので、どういう仕上がりになるか。監督の手腕がすごく楽しみ」と本作への期待を語った。
石原さとみとの共演については「素敵な方です。あの石原さとみさんに翻弄される役どころでしたので、光栄です」また、共演者である来泉ちゃんについては「本当に彼女はいい子でしたね。監督の演出で、急にさっきと違う演技を本番でやってきて、監督から『大森さん、大丈夫でしょ?』と言われて『大丈夫ですよ』と返していましたが、内心はドキドキしていました」と語った。
市村は「非常に穏やかで落ち着いた日々の中、泉ヶ原を演じさせて頂きました」と撮影を振り返る。自身が演じた泉ヶ原は、「非常に紳士でね、早くに妻を亡くし、子供は外国に行ったっきり、大きな家で家政婦と2人で暮らしている中、梨花さんやみぃたんに出会い、彼の人生にも変化が訪れます」と語る。「さとみちゃんは以前から面識があり、色んな作品で見ていて、いい女優さんだなと。初めて会った時とは違って、年齢を重ねられて、目の奥にある深みというかな、悲しみ、温かさ、色んな物を表現出来る女優さんに成長されたんだなと感じました」と夫婦を演じた石原の印象を語った。
また原作者の瀬尾まいこ氏からは「この作品は自分でも『こんな気持ちを書きたかったんだ』と思えた大好きな作品なので、映画になるなんてとてもうれしいです。キャストの方をお聞きし、最初は皆さん美しすぎるんじゃないかと思っていたのですが、短い予告編を見ただけで、小説の中にいた登場人物が実際に目の前に現れたようでドキドキしました。映画を見るのが楽しみです」と本作への期待コメントが届いている。
「そして、バトンは渡された」特報映像解禁
また今回は本作初となる映像も解禁された。優子の「私は、苗字が4回も変わりました」の台詞から始まり、森宮さんと優子が、2人で並んで仲睦まじく料理をしたり、優子のピアノの伴奏に合わせ森宮さんが歌うシーンに続き、もう一つの物語である、梨花がみぃたんのために服を選んだり、お互いに顔を寄せながら抱きしめ合う姿が描かれている。いずれも血の繋がらない“父と娘”、そして血の繋がらない“母と娘”ながらも、血の繋がりを超えた親子の愛情にあふれた感動的な映像となっているが、映像の後半「実はあなたに伝えておかなければいけない事があります」という梨花の言葉で、一気に物語が動き出す。その言葉の意味とはいったい何なのか。感情を抑えきれず嗚咽する優子にはいったい何が起きたのか。森宮さんと優子、梨花とみぃたんの2つの親子の物語に隠された、“命をかけた嘘”と“知ってはいけない秘密”とは。
永野芽郁、ピアノ使った初演技に「この作品でピアノと出会えて良かった」
今作は原作とは違った、映画オリジナルの展開も予定されており、原作を読んだ人もそうでない人も改めて楽しめる作品になっている。血の繋がらない父親役の田中への印象を聞かれた永野は「田中さんが演じている森宮さんに引っ張って貰って(優子の役柄を)作ることができました」と話しており、まるで親子のような信頼関係を持ちながら演じていた様子が伺える。また永野は本作で初めてピアノを弾きながらのお演技にも挑戦。
「次いつ練習に行けるかな、という前向きな気持ちでピアノと接することができたので、この作品でピアノと出会えて良かったです」と初挑戦の感想を語った。さらに永野のピアノ演奏をみていた田中も、「ピアノを弾いている永野芽郁はオーラを発していました」と話しており、永野のピアノ演奏シーンの全容に期待がかかる。(modelpress編集部)
岡田健史 コメント
天才ピアニスト役ということで、彼にしかわからない欲望や悩みがあり、映画のなかではその悩みを解消していくことが描かれています。実は早瀬の要素の中に自分と近いものが発見できたのですが、それは“浮遊している”所です。少し変わったキャラクターですが、早瀬から生きる手がかりを得ることができました。永野さんとは同い年で初めての共演でしたが、彼女が先をいってくれればいってくれるほど、必死に追いかけながら芝居をするのが刺激的でした。同い年の方との共演は少ないので、とても恵まれた現場でした。ピアノも今回初めて挑戦しまして、クランクイン前から約4か月間ピアノの先生に習い、おかげでピアノはとても好きになりましたが、圧倒的に難しかったです。仕上がりがどのようになっているのか僕自身も楽しみです。
大森南朋 コメント
前田哲監督の作品に久しぶりに参加出来て嬉しかったです。脚本を読んだ時に、僕も騙されたので、そういう面白みが映像に出てくると思うと、一映画ファンとしても楽しみです。色々なエピソードが綴られているので、テンポの良い作品になるなと思うのですが、現場ではじっくりと芝居をしていたので、どういう仕上がりになるか。監督の手腕がすごく楽しみです。石原さとみさんは素敵な方です。あの石原さとみさん、に翻弄される役どころでしたので、光栄です。また、来泉ちゃんは本当にいい子でした。監督の演出で、急にさっきと違う演技を本番でやってきて、監督から「大森さん、大丈夫でしょ?」と言われて「大丈夫ですよ」と返していましたが、内心はドキドキしていました。
市村正親 コメント
非常に穏やかで落ち着いた日々の中、泉ヶ原を演じさせて頂きました。私が演じた泉ヶ原は、非常に紳士でね、早くに妻を亡くし、子供は外国に行ったっきり、大きな家で家政婦と2人で暮らしている中、梨花さんやみぃたんに出会い、彼の人生にも変化が訪れます。石原さとみちゃんは以前から面識があり、色んな作品で見ていて、いい女優さんだなと。初めて会った時とは違って、年齢を重ねられて、目の奥にある深みというかな、悲しみ、温かさ、色んな物を表現出来る女優さんに成長されたんだなと感じました。原作者・瀬尾まいこ コメント
この作品は自分でも「こんな気持ちを書きたかったんだ」と思えた大好きな作品なので、映画になるなんてとてもうれしいです。キャストの方をお聞きし、最初は皆さん美しすぎるんじゃないかと思っていたのですが、短い予告編を見ただけで、小説の中にいた登場人物が実際に目の前に現れたようでドキドキしました。映画を見るのが楽しみです。
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