吉沢亮、主演映画決定でイメージ覆す役に挑戦「今まで出演した作品の中で一番好き」<AWAKE>
2020.08.12 06:00
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俳優の吉沢亮が映画『AWAKE』(2020年12月公開)で主演を務めることがわかった。
河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から栄えあるグランプリに選ばれた作品『AWAKE』。
今作は、2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語。
吉沢は「とにかく脚本の面白さにやられました」と脚本を読んだ感想を明かし、「素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです」と紹介した。
脚本・監督は、山田氏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が商業映画デビューを果たす。(modelpress編集部)
将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画と言うイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない方でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない人も制作スタッフの中にいて、意見を聞きながら撮影したので。そして、矛盾するかもしれませんが、個人的には、将棋映画ではなく、最高のセイシュン映画だとおもっています。期待してください。
僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっているものという古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!
吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。
とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。
影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。
吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。
将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。
今作は、2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語。
吉沢亮、イメージを覆す役に挑戦
主演には、2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」主演が決定し、飛ぶ鳥を落とす勢いの吉沢。日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した『キングダム』の二役など、たぐい稀な演技力で観客を魅了してきた吉沢が、これまでのイメージを覆す内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一役を、動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現し、その演技力の底知れなさを再認識させてくれる。吉沢は「とにかく脚本の面白さにやられました」と脚本を読んだ感想を明かし、「素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです」と紹介した。
若葉竜也、落合モトキ、寛一郎らも出演
さらに、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派・若葉竜也、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ、昨年第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞し注目が集まる寛一郎の出演が決定。そのほか、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら、確かな実力を持つ面々も顔を揃える。脚本・監督は、山田氏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が商業映画デビューを果たす。(modelpress編集部)
ストーリー
大学生の英一(吉沢亮)は、かつて奨励会(日本将棋連盟の棋士養成機関)で棋士を目指していた。降格したら奨励会を去らなければならない大一番、同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸(若葉竜也)に敗れた英一は、プロの道を諦め、普通の学生に戻るべく大学に入学したのだった。幼少時から将棋以外何もしてこなかった英一は、急に社交的になれるはずもなくぎこちない学生生活を始めるものの、なかなか友人もできない。そんなある日、ふとしたことでコンピュータ将棋に出会う。独創的かつ強い。まさに彼が理想とする将棋を繰り出す元となるプログラミングに心を奪われた英一は、早速AI研究会の扉をたたき、変わり者の先輩・磯野(落合モトキ)の手ほどきを受けることになる。自分の手で生んだソフトを強くしたい―将棋以外の新たな目標を初めて見つけ、プログラム開発にのめり込む英一。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦の出場を依頼される。最初は申し出を拒否する英一だったが、相手がかつてのライバル・陸だと知り―。吉沢亮コメント
とにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。若葉竜也コメント
将棋に「まぐれ」や「運」での勝利は⼀切なく、己の実力だけで闘う棋士という方々に、昔からすごく惹かれていたので、オファーを頂いて、嬉しかった反面、大きなプレッシャーもありました。棋士から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい手。将棋の駒も触った事がない一介の俳優が体現するのは、並大抵の事ではない、と強く感じました。将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画と言うイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない方でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない人も制作スタッフの中にいて、意見を聞きながら撮影したので。そして、矛盾するかもしれませんが、個人的には、将棋映画ではなく、最高のセイシュン映画だとおもっています。期待してください。
落合モトキコメント
「うわ!これは頭がキレッキレの役だなぁ、専門用語多めだな~」というのが最初の感想(笑)。主演の吉沢さんは是非共演してみたかった役者さんでしたし、周りのキャストの方も実力のある役者さん達ばかりでしたので、これは頑張らないとなと(笑)。監督がどんな絵を撮るのか非常に楽しみでしたし、この作品は早くみんなに観てほしい!と台本を読みながらクランクインを待ちわびていました。僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっているものという古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!
寛一郎コメント
AI将棋対天才棋士というのは、今までの将棋映画とは一味違う、少し突飛な設定だなという印象を持ちました。その中で葛藤や苦悩などをうまくエンターテイメントとして落とし込んだ作品になってると思います。吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。
馬場ふみかコメント
私自身これまで全く将棋というものに触れてこなかったので、こんな世界があるんだなと驚きました。将棋がとても注目されている今、私もこれをきっかけに将棋についてすこしでも知ることができるんだなとわくわくしました。とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。
森矢カンナコメント
きっと前世からの因縁なのかまたは友情なのか、(主人公とライバルの)二人の強い結びつきを感じました。そして将棋を詳しく知らない私でもおもしろくて、一気に読み進めた脚本でした。影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。
山田篤宏監督コメント
「長かったなー」というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分。そして、撮影決定したときもそうだったんですが、実際公開するその日まで、何が起こるかはわからないので全く気は抜かないぞと思っています。吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。
将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。
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