妻夫木聡、夏帆と“大人の恋愛”で新境地「人間の本能には勝てない」<Red>
2019.12.13 08:00
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俳優の妻夫木聡が女優の夏帆と共演する映画『Red』(2020年2月21日公開)。このほどモデルプレス独占で妻夫木が今作へ込めた覚悟や思いを語った。
妻夫木聡「人間の本能には勝てない」
女性の本音をえぐった問題作で、刊行当初あまりにも衝撃的な内容のため賛否両論となった小説を、三島有紀子監督が禁断の映画化する今作。夏帆と妻夫木が極限の濃密ラブシーンに挑む。今作を踏まえ、男女の関係に関して「若い時は、もっと心が痛いとか悲しいとか、男って弱いなとか女って強いなってことが多かった気がするんです」と自身の考えを説明。「でも大人の恋愛はすごく多くのものを犠牲にしていて、それでもどこか人間の本能には勝てないものがあるということを感じて、いろいろと考えさせられました。人間って欲深い生き物だなと思いながら演じていました」と打ち明けた。
夏帆&妻夫木聡出演の映画「Red」
妻夫木が演じる鞍田は、塔子(夏帆)の10年前の恋人で、偶然の再会から深い恋愛の渦に巻き込んでいく役どころ。鞍田が一心に想い続けたのは、愛するかつての恋人であるが、塔子には旦那と娘がいるという儚さを感じる人物である。妻夫木聡、夏帆と“大人の恋愛”で新境地
40歳目前に“大人の恋愛”という新たなジャンルへの挑戦と、さらなる飛躍を重ね続けるが、役者として根本的な心のあり方は変わらないとも話す妻夫木。「ある役者さんに、デビューして間もない頃に『芝居をするときは自分が映っているときよりも、相手が映っているときにいい芝居をしろ』と言われたことがあって、その言葉を常に現場で思い出すようにしています」と演技をする時の意識を明かした。そのうえで「相手を思いやる心って本当にすごく大事な気がします。ただ優しく接するということではなくて、心から相手を支えてあげる。心から動いた行動は多分相手にもすごく響くと思うし、返ってくるものだと僕は信じています」といい、夏帆とも現場ではとにかく近い距離にいて見守っていた。
大雪の降る中、クライマックスシーンからのスタートとなった撮影。10年前の恋人という間柄を表現するため、できるだけ多くのコミュニケーションを意識したと述懐した。
妻夫木聡、自身の役どころ語る
また鞍田の印象について「『雪』みたいな人間だと思います。激しく降るときもあるけど、じわっと溶けていく、そういう染み渡るような男というイメージがすごくありました。1つの言葉や物事、人間関係とかいろいろなことを含めて、じんわりと積み上げていくような人なのかなというイメージがありました」と紹介。静寂の中、内に秘めたる想いが強い鞍田の性格を理解し、演技に臨んだと振り返った。
妻夫木聡「人間の本能には勝てない」
そして今作出演にあたり「もう少しで40歳を迎える年に、そろそろ大人の恋愛というものをお芝居の中で表現できるようになっていかないといけないと思っていました。三島監督の『幼な子われらに生まれ』を観て、1度ご一緒してみたいと思っていたので、とても良いタイミングでオファーをいただけました」とコメント。「30歳を迎えた時に、意外と30歳って子どもなんだなと思う部分があったんです。最近『大人ってなんなんだろう』と思うことがあって、そんな中で40代の恋愛をこの映画で体験できたというか、こういう作品と巡り会えたというのはすごく嬉しいです」と作品との出会いを喜んだ。
妻夫木が、新たな新境地を切り開く今作に期待が高まる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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