「万引き家族」で10年ぶり快挙 米アカデミー賞ノミネート発表「未来のミライ」も選出<主要部門一覧>

【米アカデミー賞/モデルプレス=1月22日】「第91回アカデミー賞」ノミネート作品が22日(現地時間)に発表され、日本映画『万引き家族』が外国語映画部門に、『未来のミライ』が長編アニメーション部門にノミネートされた。
「万引き家族」(C)2018『万引き家族』 製作委員会
「万引き家族」(C)2018『万引き家族』 製作委員会

「万引き家族」とは

外国語映画部門は映画産業に貢献したアカデミー会員の投票により選出される映画賞で、日本映画がノミネートされるのは『おくりびと』(2008年公開・滝田洋二郎監督)以来10年ぶりの快挙となり、受賞すれば『おくりびと』以来の偉業となる。

同作は、既に公開スタートから7ヶ月目を迎え、是枝監督作品最大の興行収入を記録し、現在も全国でヒット公開中。足りない生活費を万引きで稼ぐ家族が、ある事件をきっかけに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく物語。

「未来のミライ」とは

「未来のミライ」(C)2018 スタジオ地図
「未来のミライ」(C)2018 スタジオ地図
『未来のミライ』は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』に続くスタジオ地図が贈る細田守監督作品。甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんと、未来からやってきた妹・ミライちゃんが織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語を描いており、星野源、上白石萌歌、黒木華、麻生久美子らが声優を務めた。

最多は「ROMA/ローマ」で10部門ノミネート

最多ノミネートは『ROMA/ローマ』が作品部門と外国語映画部門のWノミネートのほか監督部門、主演女優部門、助演女優部門、脚本部門、撮影部門、美術部門、録音部門、音響編集部門の10部門。『女王陛下のお気に入り』も助演女優部門に2人ノミネートされたほか作品部門、監督部門、脚本部門、主演女優部門、助演女優部門、撮影部門、衣装デザイン部門、編集部門、美術部門で9部門10ノミネート。

日本でも大ヒット中の『ボヘミアン・ラプソディ』も作品部門、主演男優部門、編集部門、音響編集部門、録音部門の5部門入り、『アリー/スター誕生』も作品部門、主演女優部門、主演男優部門、助演男優部門、撮影部門、歌曲部門、録音部門、脚色部門の8部門。レディー・ガガが主演女優賞ノミネートの快挙となった。

「第91回アカデミー賞」授賞式は、米国時間2月24日(日本時間2月25日)に開催される。(modelpress編集部)



作品部門

『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』
『バイス』

監督部門

スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
アダム・マッケイ『バイス』

主演男優部門

クリスチャン・ベール『バイス』
ブラッドリー・クーパー『アリー/スター誕生』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』

主演女優部門

ヤリッツァ・アパリシオ『ROMA/ローマ』
グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
レディー・ガガ『アリー/スター誕生』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?(原題)』

助演男優部門

マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』

助演女優部門

エイミー・アダムス『バイス』
マリナ・デ・タヴィラ『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』

外国語映画部門

『Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『Never Look Away(原題)』(ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)

長編アニメーション部門

『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』

「万引き家族」ストーリー

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。

冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。

「未来のミライ」ストーリー

誰もがみんな“くんちゃん”だった—
小さな男の子の成長と、過去と未来をつなぐ家族の物語!

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃんに、 生まれたばかりの妹がやってきます。妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん――。 そんな時、くんちゃんは家の庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、 不思議な少女と出会います。彼女は未来からやってきた妹・ミライちゃんでした。ミライちゃんに導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つくんちゃん。待ち受ける見たこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男や幼い頃の母との不思議な体験、そして父の面影を宿す青年との出会い。そこで初めて知る様々な「家族の愛」の形。果たして、くんちゃんが最後にたどり着いた場所とは?ミライちゃんがやってきた本当の理由とは——



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