村上虹郎×広瀬アリスで映画化 原作者も衝撃受ける<銃>
2018.06.11 12:00
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俳優の村上虹郎を主演、女優の広瀬アリスをヒロインに迎えた映画「銃」が2018年秋に公開されることが発表された。
作家・中村文則のデビュー作「銃」を、奥山和由プロデューサーによる企画・製作、武正晴監督がメガホンをとり映画化。思いがけず拳銃を拾った大学生の西川トオルが、その魅力に捉われ、且つ支配され、徐々に狂気が満ちていく姿を映し出す。
村上自身、「監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた“私”役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました」と手応えをのぞかせ、「奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような“銃”を最高の形でみなさまに届ける事ができると思います」と自信を言葉にした。
一方、トオルと同じ大学に通うヒロイン・ヨシカワユウコ役の広瀬は、「作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在」ということから、撮影期間中に村上とあまり会話しなかったことを告白。「学生の時感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている『銃』という作品に参加できたこと、とても嬉しく思います」と出演への喜びもコメントした。
主演の村上についても「完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました」と称賛し、「原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変嬉しく思っています」と話した。(modelpress編集部)
監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた“私”役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました。奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような“銃”を最高の形でみなさまに届ける事ができると思います。ご期待ください。
そうであるために、撮影の時は村上虹郎くんとはあまり会話をせず、2人の無言の空間をとても大事にしていました。学生の時感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている『銃』という作品に参加できたこと、とても嬉しく思います。
僕のデビュー作『銃』は、発表後16年近く経ってもずっと版を重ねている、とても大切な作品です。奥山プロデューサーや武監督が、これ以上ない形で、この原作を見事な映画にしてくださいました。
主人公のトオル役は天性のものがなければ難しい役ですが、村上さんは完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました。原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変嬉しく思っています。
「銃」村上虹郎&広瀬アリスの役どころ
友人たちと青春を謳歌しているが、その内には魅了された銃への高揚を秘めていく主人公を演じる村上は、奥山プロデューサーから「まさに100年に一人の天才」と絶賛されており、企画当初より主演として抜擢。村上自身、「監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた“私”役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました」と手応えをのぞかせ、「奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような“銃”を最高の形でみなさまに届ける事ができると思います」と自信を言葉にした。
一方、トオルと同じ大学に通うヒロイン・ヨシカワユウコ役の広瀬は、「作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在」ということから、撮影期間中に村上とあまり会話しなかったことを告白。「学生の時感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている『銃』という作品に参加できたこと、とても嬉しく思います」と出演への喜びもコメントした。
リリー・フランキーほか共演者
また、トオルを追いつめる刑事にはリリー・フランキーを起用。ほか日南響子、新垣里沙、岡山天音らが脇を固める。原作者も絶賛
そして、作品発表から16年が経ち、自ら“偏愛している”と語る「銃」の映画化について「拝見した時、『物凄い映画を観た』と思いました」「奥山プロデューサーや武監督が、これ以上ない形で、この原作を見事な映画にしてくださいました」と衝撃を受けた原作・中村氏。主演の村上についても「完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました」と称賛し、「原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変嬉しく思っています」と話した。(modelpress編集部)
村上虹郎コメント
このたび映画『銃』の主演を務めさせていただきます。監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた“私”役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました。奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような“銃”を最高の形でみなさまに届ける事ができると思います。ご期待ください。
広瀬アリスコメント
今回ヨシカワユウコという役を演じさせていただいて、作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在でした。そうであるために、撮影の時は村上虹郎くんとはあまり会話をせず、2人の無言の空間をとても大事にしていました。学生の時感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている『銃』という作品に参加できたこと、とても嬉しく思います。
原作・中村文則氏コメント
拝見した時、「物凄い映画を観た」と思いました。僕のデビュー作『銃』は、発表後16年近く経ってもずっと版を重ねている、とても大切な作品です。奥山プロデューサーや武監督が、これ以上ない形で、この原作を見事な映画にしてくださいました。
主人公のトオル役は天性のものがなければ難しい役ですが、村上さんは完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました。原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変嬉しく思っています。
奥山和由プロデューサーコメント
『いつかギラギラする日』『GONIN』から20年以上たち、やっと自分の分身と言える映画をプロデュースできました。村上虹郎はまさに100年に一人の天才。監督の武さんは100年に一人の努力家。そこにこの原作、傑作にならないわけがない。“自分”という精神の生存競争を表現できたという奇跡を感じたのは『ソナチネ』以来です。武正晴監督コメント
2017年夏、中村文則さんの原作が、僕たちスタッフ、キャストを熱狂の撮影現場へと導いてくれた。何よりも、村上虹郎の20歳の夏を撮れたのは、監督冥利に尽きます。原作者の中村さんと初めてお会いした時に『銃』を書いた青春時代についてお話ししてくれた。僕はこの映画を青春映画にしようと決意し、中村さんが『銃』を書いた西高島平を撮影場所と決め込んだ。
【Not Sponsored 記事】
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