左から:櫻井圭佑、坂東龍汰、才川コージ、栗原吾郎、桜田通 (C)モデルプレス

桜田通ら「EVEN」、映画撮影を回顧「栗原吾郎がどんだけいい奴かという話です」<EVEN~君に贈る歌~>

2018.06.02 21:08

音楽映画『EVEN~君に贈る歌~』(6月2日公開)の初日舞台挨拶が2日、都内にて開催され、同作にインディーズロックバンド・EVEN(イーブン)のメンバーとして出演する桜田通栗原吾郎才川コージ坂東龍汰櫻井圭佑、出演の岡野真也、イジリー岡田が登壇した。


桜田通ら「EVEN」、ライブを回顧

桜田通 (C)モデルプレス
桜田通 (C)モデルプレス
同作では、インディーズバンドに起こる奇跡を描くため、テレビ・映画・舞台等で活躍しながらも、歌や楽器までこなすマルチな若手俳優をオーディションで選出。ライブ形式のファンイベント「Sakura da Festa」(通称:サクフェス)を毎年開催する桜田がボーカル・武人役、元カスタマイZの栗原がギター・涼役、才川がベース・充役、坂東がギター・快役、櫻井がドラム・春雄役を演じ、演技と音楽の両軸で切ないラブストーリーを彩っている。

才川コージ (C)モデルプレス
才川コージ (C)モデルプレス
坂東龍汰 (C)モデルプレス
坂東龍汰 (C)モデルプレス
さらに、5月30日にはEVENはファーストシングル「アイノウタ」でメジャーデビュー。デビューシングルは、人気ロックバンド・サイダーガールのBassフジムラの楽曲提供による映画の主題歌で、物語の鍵となる重要な楽曲。さらにGOOD ON THE REELによる「会いたい」、Halo at 四畳半のVocal&Guitar渡井翔汰による「フェロウ」と、3組の人気ロックバンドが手がけた全5曲が映画の劇中歌・挿入歌として起用されている。メジャーデビューの記念日となった5月30日には、映画公開記念イベントライブも開催された。

トークでは、ライブについて、栗原は、「すごく盛り上がって頂いて、僕らも楽しかったです」と述懐。様々なテイストの曲を披露したそうで、「色々な楽しみ方をして頂けたのではないかなと思いますし、演奏している側もやっていて色々と楽しむことができました」と声を弾ませた。

櫻井圭佑 (C)モデルプレス
櫻井圭佑 (C)モデルプレス
栗原吾郎 (C)モデルプレス
栗原吾郎 (C)モデルプレス
同じくライブの感想を、櫻井は、「ひとことで言えば“知ってしまった感”があります。音楽のステージに立つことは2回目だったのですが、役者という仕事をしていたら味わうことができない、バンドで作り上げてきたものを会場の人たちとまた一緒に作り上げるみたいな感覚がお芝居では味わうことができないことでした」と感想を言葉に。

坂東は「第1部の方はすごく緊張して大変でしたが、2部から、自分が奏でている音とみんなが奏でている音がミックスされてひとつの音になって会場のみなさんに届いているのだなということが分かりました。余裕を持って音を聴けたり、周りを見ることができたりして、気持ちよく演奏ができました」と回顧。また、Halo at 四畳半やサイダーガールの演奏を目の当たりにして、「突き抜ける感じがして、いやあ、音楽の力って、生で聞く方がすごいのだなと感じました」と興奮がいまだ覚めない様子。

映画撮影でのエピソード

栗原吾郎の金髪を触る桜田通 (C)モデルプレス
栗原吾郎の金髪を触る桜田通 (C)モデルプレス
撮影エピソードの話題では、桜田が「栗原吾郎がどんだけいい奴かという話です」と語り始め、栗原が役柄で耳の上に金髪を付けていたことを告げた。ライブ撮影の日に、栗原の金髪の到着が遅れ、朝一で現場に到着していた栗原が2時間ほど金髪の到着を待ったことを紹介。桜田は「でも、本当に文句を言わないで、『まあ、仕方ない』みたいな感じで。めっちゃいい子だなと思いました」と声を弾ませた。舞台挨拶のステージでも、栗原は、「仕方ないです。人間ですから、忘れるときは忘れますよ」と笑顔。栗原が「みんなといれば、時間も長く感じないので」と続けると、桜田は「待ち時間が、待ち時間にならないのですよ、僕たちは」と仲の良さを伺わせた。

櫻井圭佑、坂東龍汰、才川コージ、栗原吾郎、桜田通、岡野真也、イジリー岡田 (C)モデルプレス
櫻井圭佑、坂東龍汰、才川コージ、栗原吾郎、桜田通、岡野真也、イジリー岡田 (C)モデルプレス
イベントの最後、マイクを持った桜田は、「それぞれの大事な人を思い浮かべながら観たり、人として大事な感情の部分が描かれている映画です。物語自体もものすごく素敵なものになっています」と目を輝かせた。役者が音楽をやるという企画を聴いたときに不安があったことを明かすも、その不安を克服するために取り組んできたことを告げた。「色んな人たちと一丸となって作り上げた映画で、それでデビューまでさせて頂いて、今まで生きてきた中だったら、驚くべきことですごく光栄に思っています」と歓喜。「みなさんの中で大事な映画になったら嬉しく思います。これからも、EVENや、バンド活動のことも応援してくださったら嬉しく思います」とメッセージを送った。(modelpress編集部)

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