山崎賢人「ジョジョ」聖地降臨で感慨 裏話続々飛び出す
2017.08.12 19:10
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俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が11日、主演映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の舞台・杜王町のモデルとなった聖地・仙台を訪問し、舞台挨拶に登壇。翌12日には、原作者である荒木飛呂彦氏の原画展「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017」(12日~9月10日まで開催)の内覧会で、荒木氏と共演した。
美しい海沿いの町、杜王町(もりおうちょう)を舞台に、そこに住む高校生・東方仗助(山崎)が、他人のケガや壊れたものを直すことができる“スタンド”と呼ばれる特殊能力を使い、変死事件など次々と奇妙な出来事が起きる町を守ろうと闘う姿を描いた同作。
ヨーロッパを代表する映画祭である「第17回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」でワールドプレミアのコンペティション部門にも選出され、“観客賞(RTS Audience Award)”を受賞している。
また、作品を観終えた観客に「不良2人に絡まれるシーンがありますが、そのシーンは初めてスタンドを出すシーン。最初のスタンドを出すところはどうだしたらいいのか考えながら、まず監督にやってみてくれと言われました」と回顧。「不良にキレながら近づいていってスタンドを出した時に、自分が殴るのではなく、スタンドが不良を殴るので、肩だけぐっと下げてみました。前例がないので、監督が『いいよ』と言ってくれました」と、形ある超能力“スタンド”の演技についての裏話を明かした。
そして、最後には「皆さんに作品を観て頂いたので、それ以上のことを言うのは難しいのですが、この作品は僕にとって転機、節目になった作品です。ターニングポイントとなった作品ですし、この作品を通して成長することが出来ました。今日観ていただいた皆さんに応援して頂いて、どんどん作品が広がっていければいいなと思います」という熱いメッセージ。会場が熱気に包まれたままイベントに幕をおろした。
対して荒木氏は「ジョジョ展は2012年以来5年ぶりに仙台で開催させて頂き誠に光栄です」と感謝。加えて今日は東方仗助役の山崎さんに来て頂いて、本当に嬉しいです。カッコいいですよね、最近は逆に山崎さんをみて絵を描いています」と制作のついても語った。
続けて、2人の話題は仗助のリーゼントへと移り、「ミッキーマウスは真っ黒にしてもシルエットでわかりますが、仗助の髪形も真っ黒にしても分かるようにリーゼントにしました。(髪形の)とんがっていたのはバットマンを意識していました」と仗助のリーゼント誕生秘話も語った荒木氏。また、映画でも再現された原作のシーンの原画を一緒に観ながら「皆さんのキャラづくりが本当に素晴らしくてストーリーにちゃんと乗っていて、世界観を支配するように作っていただいて素晴らしい」と、映画に太鼓判を押した。
そして、原画展を鑑賞し終えた山崎は、「生みの親である荒木先生と一緒にまわることができて、こんなに幸せな時間はなかったです」としみじみ噛み締めながらコメント。「印象に残ったのは、原画って生でみると色の鮮やかさや深さが違うなと思うので、荒木先生の書いた絵の色だったり、ポージングを見ることができて興奮しています」と振り返った。(modelpress編集部)
ヨーロッパを代表する映画祭である「第17回ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭」でワールドプレミアのコンペティション部門にも選出され、“観客賞(RTS Audience Award)”を受賞している。
山崎賢人、“聖地”仙台へ
山崎が同作のプロモーションで仙台に訪れるのは初めて。歓声に迎えられた舞台挨拶では、以前仙台を訪れた時のことを、「仙台に行かせていただき、ジョジョのモデルになった場所を色々まわっていて(劇中で伊勢谷友介演じる空条承太郎が宿泊した杜王グランドホテルのモデルとなった)江陽グランドホテルに行けてびっくりしました。本当に『杜王町』のモデルとなった場所に行くことができて不思議な気持ちでした」と思い出を振り返っていた。また、作品を観終えた観客に「不良2人に絡まれるシーンがありますが、そのシーンは初めてスタンドを出すシーン。最初のスタンドを出すところはどうだしたらいいのか考えながら、まず監督にやってみてくれと言われました」と回顧。「不良にキレながら近づいていってスタンドを出した時に、自分が殴るのではなく、スタンドが不良を殴るので、肩だけぐっと下げてみました。前例がないので、監督が『いいよ』と言ってくれました」と、形ある超能力“スタンド”の演技についての裏話を明かした。
そして、最後には「皆さんに作品を観て頂いたので、それ以上のことを言うのは難しいのですが、この作品は僕にとって転機、節目になった作品です。ターニングポイントとなった作品ですし、この作品を通して成長することが出来ました。今日観ていただいた皆さんに応援して頂いて、どんどん作品が広がっていければいいなと思います」という熱いメッセージ。会場が熱気に包まれたままイベントに幕をおろした。
山崎賢人&荒木飛呂彦が共演
一方、「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017」のスペシャルプレビューイベントでは、原作者・荒木氏と、映画主演の山崎が一緒に会場を回り、“ジョジョ”にまつわるトークを展開。山崎は、「めちゃくちゃ嬉しいですし、緊張します」と興奮しながら、「杜王町のモデルとなっているここ仙台で荒木先生と一緒にまわれるのが本当に嬉しいです」と感無量の様子だった。対して荒木氏は「ジョジョ展は2012年以来5年ぶりに仙台で開催させて頂き誠に光栄です」と感謝。加えて今日は東方仗助役の山崎さんに来て頂いて、本当に嬉しいです。カッコいいですよね、最近は逆に山崎さんをみて絵を描いています」と制作のついても語った。
「ジョジョ」仗助のリーゼント秘話
“ジョジョ”トークが熱くなる中、2人は2012年の「ジョジョ展」の際に描かれた仗助と杜王町の絵の前で立ち止まり、感慨深げに鑑賞。荒木氏が仗助の独特なポージングを山崎さんに指導しながら、絵の前で一緒に仗助のポーズをとる一幕もあった。続けて、2人の話題は仗助のリーゼントへと移り、「ミッキーマウスは真っ黒にしてもシルエットでわかりますが、仗助の髪形も真っ黒にしても分かるようにリーゼントにしました。(髪形の)とんがっていたのはバットマンを意識していました」と仗助のリーゼント誕生秘話も語った荒木氏。また、映画でも再現された原作のシーンの原画を一緒に観ながら「皆さんのキャラづくりが本当に素晴らしくてストーリーにちゃんと乗っていて、世界観を支配するように作っていただいて素晴らしい」と、映画に太鼓判を押した。
山崎賢人「こんなに幸せな時間はなかった」
その後も、2人はジョジョ話に花を咲かせ、荒木氏からは「仙台のジョジョ展にいらして頂き誠に光栄です。こんな記念すべきことはない」と感謝の言葉。「30周年という記念すべき時に呼んで頂き、映画では仗助をやらせていただき光栄です」と感謝しきりの山崎に「普通でいても仗助です!」とコメントを残した。そして、原画展を鑑賞し終えた山崎は、「生みの親である荒木先生と一緒にまわることができて、こんなに幸せな時間はなかったです」としみじみ噛み締めながらコメント。「印象に残ったのは、原画って生でみると色の鮮やかさや深さが違うなと思うので、荒木先生の書いた絵の色だったり、ポージングを見ることができて興奮しています」と振り返った。(modelpress編集部)
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