土屋太鳳、芳根京子(提供画像)

土屋太鳳&芳根京子がキス 脱清純派の難役でW主演<累-かさね->

2017.08.04 10:54

累計発行部数180万部を突破した松浦だるま氏の人気コミック「累-かさね-」(講談社「イブニング」連載中)を実写映画化することが発表された。公開は2018年を予定しており、“朝ドラ女優”の先輩・後輩である土屋太鳳芳根京子の2人が主演を務める。

伝説の女優を母に持ち、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを抱いて生きてきた淵累(ふちかさね)と、美貌に恵まれながらも、女優として花開かずにいた舞台女優・丹沢ニナ。そんな2人が、口紅の力で “キス”をした相手と顔が入れ替わるという設定から、土屋と芳根は、清純派女優としてのイメージを覆すような難役を1人2役(累&ニナ)=2人1役で演じる。

土屋は、ニナと、ニナの顔をした累として、これまでのイメージを覆す新たなヒロインへと変貌。芳根は、自らの顔が醜いと恨み続ける累と、累の顔をしたニナ役演じるにあたり、強烈な特殊メイクを施して挑戦する。

互いの印象は?

互いの印象について聞かれた2人は、「芳根さんの瞳は近くで拝見すればするほど本当にキラキラと美しくて、多くの人に愛され守られているかたなのだなと実感します」(土屋)、「小柄でほんわかしているのに、ものすごくパワーの溢れる方で、とても心強いです」(芳根)とそれぞれコメント。

撮影が始まったばかりのため、作品の完成にむけて、土屋は「これからたくさんの感情を共有させていただき、ひとつになっていけたらと願ってます」と、芳根は「沢山頼ってしまうと思いますが、支え合いながら累とニナを創りあげれるよう私も頑張ります」と意気込んだ。

「累-かさね-」原作画(C)松浦だるま/講談社
「累-かさね-」原作画(C)松浦だるま/講談社

狙うは「日本アカデミー賞主演女優賞」W受賞

脚本を担当するのは、ドラマ「僕のヤバイ妻」や映画『LIAR GAME The final stage』など、葛藤を抱えながら互いの見栄や嘘に翻弄される人々を緻密に表現してきた脚本家・黒岩勉氏。監督は、映画『キサラギ』、『ストロベリーナイト』シリーズなどで細やかな人間描写を得意とする佐藤祐市氏が務める。

主演の2人に初めてあったときのことを「とにかくエネルギーを強く感じました。きっとお2人は今が役者としても人としても伸び盛りで、何でも吸収出来るしそれを直ぐに表現したい、何にでも挑戦したい。その思いが溢れている、そう感じました」と振り返った佐藤監督は、「とても可愛らしいお2人が、どんな醜い争いの芝居をするのか?どんなエゴイスティックな心を晒すのか?どんな化学反応が起こるのか?監督として、楽しみながら立ち向かって行きたいと思っています」と期待。

上原寿一プロデューサーからは「1人2役でもあり、2人1役でもある本当に難しい役だと思うのでお2人の為にも『日本アカデミー賞主演女優賞』W受賞を獲れるような作品にしたいです」との熱い思いが寄せられた。(modelpress編集部)

土屋太鳳コメント

演技というものは、実は普段の生活の中で、どんな人も繰り返していると思うのです。理想と現実を埋める方法だったり、思いを伝える手段だったり。でもそれが本当の自分を隠すためのものならば、しあわせに決して辿り着けない闇の魔法のようでもあります。「累-かさね-」が描くのは、その闇に手を伸ばす禁断の世界。そこに何があるのか、監督はじめスタッフの方々、キャストの方々と一緒に思いきり堕ち、確かめたいと思います。そして女優として、「累-かさね-」の闇に酔いしれたいと思います。

【芳根京子の印象】
芳根さんの瞳は近くで拝見すればするほど本当にキラキラと美しくて、多くの人に愛され守られているかたなのだなと実感します。そんな芳根さんと演技とはいえ入れ替わってよいのだろうかとドキドキしていますが、同時にとても光栄ですし、すごく楽しみでもあります。今はまだ稽古という場と役という人格を通してしか時間を御一緒していないので、これからたくさんの感情を共有させていただき、ひとつになっていけたらと願ってます。

芳根京子コメント

「累-かさね-」の世界観に入るのが楽しみでもあり、撮影期間、自分はどうなってしまうのだろうと恐怖感もあります。二役を演じるのは初めての経験なので、想像するだけでも大変なものだと思いますが、土屋さんとご一緒にお芝居出来る喜びを噛み締めながら、累とニナを丁寧に創り上げていきたいです。メイク・衣装など沢山の力をお借りしながら、今までとは違う姿をお見せできるよう、そして自分自身も新たな自分を見つけられるよう、全力でぶつかっていきたいと思います。爆発します!

【土屋太鳳の印象】
小柄でほんわかしているのに、ものすごくパワーの溢れる方で、とても心強いです。「頑張ろうね」と優しく手を握ってくださって嬉しかったです。沢山頼ってしまうと思いますが、支え合いながら累とニナを創りあげれるよう私も頑張ります。

原作・松浦だるま氏コメント

【土屋太鳳について】
主演候補に挙がったお名前を聞くよりずっと前のある日、電車内の広告の中、口紅を塗った土屋太鳳さんの写真に目が釘付けになりました。それまでは健康的なイメージが強かったのですが、口紅を纏った顔立ちに得も言われぬ妖艶な美しさが窺えて、「この方に演じてもらえたら…!」と思っていました。清純な可愛らしさもミステリアスな美しさも同時に兼ね備えた土屋さんは、まさしく「ニナ/累」の両面を映し出せる女優さんだと思います。

【芳根京子について】
こんなに可愛らしく爽やかな印象の女優さんなのに、その印象から程遠い“醜い”女の役をよく引き受けてくださった…と思うとともに、芳根京子さんなら「淵累」という女の激情・悲哀・葛藤をきっと表現していただける、という確信が私の中にあります。架空の人物でしかない淵かさねが現実に生きる芳根さんの心と身体で具現化される瞬間を、虚構が真実になる瞬間を目撃したいです。

佐藤祐市監督コメント

2人と初めてお会いした時、とにかくエネルギーを強く感じました。きっとお2人は今が役者としても人としても伸び盛りで、何でも吸収出来るしそれを直ぐに表現したい、何にでも挑戦したい。その思いが溢れている、そう感じました。とても可愛らしいお2人が、どんな醜い争いの芝居をするのか?どんなエゴイスティックな心を晒すのか?どんな化学反応が起こるのか?監督として、楽しみながら立ち向かって行きたいと思っています。

上原寿一プロデューサーコメント 

元気溌剌で、清純派として活躍されるお2人に全く正反対のドロドロとした人間の本音を演じてもらったら絶対面白いと思い、この作品を企画しました。土屋さん、芳根さんにはそれぞれ累とニナという同じ2役を演じてもらうわけですが、1人2役でもあり、2人1役でもある本当に難しい役だと思うのでお2人の為にも「日本アカデミー賞主演女優賞」W受賞を獲れるような作品にしたいです。
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