高杉真宙は「正真正銘の演技派俳優」長澤まさみ&松田龍平&長谷川博己出演映画で圧倒的存在感
2017.01.28 07:00
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女優の長澤まさみ、俳優の松田龍平・長谷川博己が出演する映画『散歩する侵略者』(9月16日公開)に、高杉真宙が出演することが分かった。
映画「散歩する侵略者」とは
『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名人気舞台を映画化した同作。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイディアをもとに、サスペンス、アクション、コメディ、そしてラブストーリーと、ひとつのジャンルには収まらない重奏的な魅力を持つ。
高杉真宙の役柄は?
高杉が演じるのは、ジャーナリスト・桜井(長谷川)が、一家惨殺事件の取材先で出会う謎の若者・天野。2人が出会い、行動を共にすることで物語は思わぬ方向へと進展していく。というのも、天野は松田演じる「侵略者」に乗っ取られた男・真治の仲間である“第二の「侵略者」”。日本映画では類を見ない複雑なキャラクター、且つストーリーを動かすキーパーソンを黒沢監督の演出のもと、高杉がのびやかに熱演。長谷川との共演シーンでも、一歩も引けを取らない圧倒的存在感の演技を披露する。
黒沢清監督も絶賛
天野を演じるにあたり、「『侵略者』ですが、見た目は僕のまま…普通の人間なので、どうしたらそれが観る方に伝わるのか、どこまで伝えるべきなのか…というのが難しかったです」と語った高杉。しかし、黒沢監督からは「ほれぼれする美しい顔だちとスリムな体型をしてらっしゃるのですが、それに似合わず、正真正銘の演技派俳優」、「現場ではいつも泥臭いほど真剣に、この難しい役どころに取り組んでいて頼もしかった」と絶賛の声が上がった。
高杉真宙が明かす長谷川博己とのエピソード
また、共演シーンが多かった長谷川については、「長谷川さんはひたすらカッコいい方。大人の落ち着きがあって、おしゃれで…」とべた褒め。「僕はまだ映画にそこまで詳しくないので『長谷川さんに教えて頂きたいなぁ』と思ってお聞きしたら、お薦めの作品をたくさん教えてくださいました。とてもわかりやすく教えて頂き、自分もいろいろな経験を積んで、長谷川さんのように周囲の人に教えてあげられるような男性になりたいなと憧れますね」と尊敬の眼差しを向けた。(modelpress編集部)
映画「散歩する侵略者」あらすじ
行方不明の夫が戻ってきた。その夫が、衝撃の告白をする「自分は侵略者」…。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」—真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは?
高杉真宙コメント
この作品に出演できると決まったときは、黒沢監督とご一緒できる事、また長澤まさみさん、松田龍平さん、長谷川博己さんと演技者として尊敬する先輩の方々とご一緒できる…と、本当に嬉しかったです。僕が演じるのは侵略者の天野です。長谷川さん演じるジャーナリストの桜井と共に行動します。天野は「侵略者」ですが、見た目は僕のまま…普通の人間なので、どうしたらそれが観る方に伝わるのか、どこまで伝えるべきなのか…というのが難しかったです。
現場に入って監督とお話ししながら天野は作っていきました。意外と人間らしいと言いますか、信念もあり、演じていて惹かれていくキャラクターでした。現場で一番ご一緒したのが長谷川さんです。長谷川さんはひたすらカッコいい方。大人の落ち着きがあって、おしゃれで…。僕はまだ映画にそこまで詳しくないので「長谷川さんに教えて頂きたいなぁ」と思ってお聞きしたら、お薦めの作品をたくさん教えてくださいました。とてもわかりやすく教えて頂き、自分もいろいろな経験を積んで、長谷川さんのように周囲の人に教えてあげられるような男性になりたいなと憧れますね。
「散歩する侵略者」は、SFのようなタイトルですが、家族とは何か?愛とは何か?言葉ではわかっているつもりでいても、実は言い表せないものについて深く考えさせられる作品だと思います。ユーモアもあって、思わずクスッと笑ってしまうシーンもあります。たくさんの皆さんにご覧頂き、ぜひこの不思議な世界に入り込んで頂きたいと思います!
黒沢清監督コメント
ほれぼれする美しい顔だちとスリムな体型をしてらっしゃるのですが、それに似合わず、正真正銘の演技派俳優なので驚きました。現場ではいつも泥臭いほど真剣に、この難しい役どころに取り組んでいて頼もしかったです。
【Not Sponsored 記事】
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