伊原剛志、無名時代の仰天エピソード暴露され苦笑
2016.11.20 16:06
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俳優の伊原剛志が20日、都内にて開催された映画『家族の日』の舞台挨拶に、共演の田中美里、岸部一徳、大森青児監督と登壇。無名時代の仰天エピソードを暴露された。
同作は、NHKで大河ドラマ「武田信玄」をはじめ多くの名作を生み出した演出家の大森氏の初監督作品。大森監督と伊原は28年来の付き合いで、大森監督はステージで伊原と並ぶと「出会いが面白すぎて」と噴き出した。
大森監督と伊原の出会いは、大森監督が手掛けたNHKドラマのオーディションだったそう。2人は食堂で会うことになったが、大森監督は「(伊原が)食堂でチャーハンとラーメンを食っているわけですよ。初対面で。マネージャーが『監督がいるのでやめなさい』と言ったら、私が『ええよ、そのままで』と言ってしまった。そうしたら、何を勘違いしたのか、そのまま食いながら『ああ、そうですね』とか。見たら、完食していました」と無名時代の伊原が、当時すでに著名な演出家だった大森監督の前で、食事を取りながらオーディションをしたという仰天エピソードを暴露。
大森監督の話を聞き、伊原は「僕、素直だったんですね」と苦笑い。「本当にその頃、食えなくて」と語り始め、「NHKの食堂は、ちょっと安いんですよ。たぶん、マネージャーがお金を出してくれたと思うのですが。その日、何も食っていなくて、腹ペコで」と続けた。「監督が来るまで時間があるからと思ってラーメンで、チャーハンも食っていいとなって食べていたら、監督が来て。止めようと思ったのですが、監督が『どうぞ食べて、大丈夫だから』と言ったのをそのまま素直に受け取って」と述懐。「食べている間にオーディションが終わりました」と付け加え、大森監督が「よほどの“たわけ者”“うつけ者”か、“よほどの大物”かと思ったら、大物になりましたね」と嬉しそうに口にすると、会場から大きな拍手が沸き起こった。
岡山県での過酷な撮影
同作は、いじめ問題や家族の絆などを取り扱った人間ドラマ。東京で暮らしていたごく平凡な一家は、ある日、長女がいじめの加害者で、長男がいじめの被害者という事態が発覚。一家は、東京から岡山の山村過疎地への移住を決意した。ほぼ全編を岡山県高梁(たかはし)市で撮影した同作を振り返り、伊原は「監督の地元が岡山で、大森さんから『岡山は暑いところで』と聞いていました。行ってほんとうに暑くて、公民館は使っていない所は住めるようにして、だからトイレとかなかったのですが、クーラーもなくて」と過酷な撮影環境を回顧。「監督が言うように、みんなで手作りで作ってきた映画です。高梁市という所で撮りました。(上映が)そこの公民館から始まって、岡山、京都、大阪、名古屋、神戸、それで東京にやってきました。広がっていますので、ぜひ、みなさんのお力を借りて、少しでも広がるようにしていただければ幸いです」とメッセージを送った。
映画『家族の日』は全国順次公開中。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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