高良健吾、芥川龍之介の幽霊役に抜擢「不思議な喜び」
2015.08.31 19:27
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俳優の高良健吾が、芥川龍之介の幽霊役を務めることがわかった。
金沢三文豪の一人で近代文学史作家である室生犀星が1959年に発表した小説「蜜のあはれ」が2016年、「蜜のあわれ」として映画化。主演の二階堂ふみをはじめ、大杉漣、真木よう子が出演することが先日発表されたが、このたび追加キャストとして高良の出演が決定した。
同作は、室生の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ、変幻自在の金魚の姿を持つ少女・赤子(二階堂)と、老作家(大杉)との会話で構成された超現実主義的小説。高良は大正時代を代表する小説家のひとりである芥川役(劇中の役名はアクタガワ役)に挑戦する。
10代の頃、同作を手掛ける石井岳龍監督の作品に「頭を撃ち抜かれた記憶があります」と明かす高良は「監督は現場でも、とてもかっこよかった。紳士だった。ロックだった。監督の世界に参加できた喜びを感じています」と嬉々とコメント。また自身の配役について「幽霊役も来るようになったかと不思議な喜びも感じました」と率直に語った。
一方の石井監督は「アクタガワの役は、最初から彼しか考えられなくて、どうしてもとプロデューサーに無理強いしました。努力家でじっくり役を掴んでいくタイプですね」と話し、「久々にキレた方向の役だと思いますが、国民的作家の元祖が、あの世から蘇り、鋭くすべてを射抜くような眼力で 狂的な熱を発し微笑む姿を、静かに熱演してくれてます。圧巻です」と高良の好演ぶりを絶賛した。(modelpress編集部)
同作は、室生の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ、変幻自在の金魚の姿を持つ少女・赤子(二階堂)と、老作家(大杉)との会話で構成された超現実主義的小説。高良は大正時代を代表する小説家のひとりである芥川役(劇中の役名はアクタガワ役)に挑戦する。
10代の頃、同作を手掛ける石井岳龍監督の作品に「頭を撃ち抜かれた記憶があります」と明かす高良は「監督は現場でも、とてもかっこよかった。紳士だった。ロックだった。監督の世界に参加できた喜びを感じています」と嬉々とコメント。また自身の配役について「幽霊役も来るようになったかと不思議な喜びも感じました」と率直に語った。
一方の石井監督は「アクタガワの役は、最初から彼しか考えられなくて、どうしてもとプロデューサーに無理強いしました。努力家でじっくり役を掴んでいくタイプですね」と話し、「久々にキレた方向の役だと思いますが、国民的作家の元祖が、あの世から蘇り、鋭くすべてを射抜くような眼力で 狂的な熱を発し微笑む姿を、静かに熱演してくれてます。圧巻です」と高良の好演ぶりを絶賛した。(modelpress編集部)
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