木村拓哉&松たか子、8年ぶり舞台挨拶 「しっくりくる」関係性を語る【モデルプレス】

木村拓哉&松たか子、8年ぶり舞台挨拶 「しっくりくる」関係性を語る

2015.08.08 22:19

SMAPの木村拓哉と女優の松たか子が、8年ぶりに舞台挨拶で共演した。

2人は8日、大阪市内にて、公開中の映画「HERO」大ヒット記念舞台挨拶を開催。2007年の映画「HERO」初日舞台挨拶以来のイベント共演を果たした。

木村は、同作で久々のシリーズ復帰となった松について「初代相棒として、しっくりきますね。現場で雨宮さんになった松さんの『久利生さん』というセリフを僕が受け取った時、『これ、これ』という感じがありました」と信頼を寄せ、松は「『初代』なんて言われることがないので、嬉しいです」と笑顔。「(久しぶりの木村との共演は)もちろん緊張してましたけど、久利生さんを前にすると、(役が)ぱっとよみがえってきたので、『できそうかな』というささやかな自信を持てました」と撮影を振り返った。

さらに「初めて共演した『ロングバケーション』のロケ地に人がすごく集まって帰れなくなった時に、『送ってってやる』って言われて『はい』って言って、その時から先輩、後輩みたいな体育会系な関係が始まった気がします」と木村との関係性を表現し、「ピシッとなっちゃう先輩というか、それが最初の印象です。この緊張は変わらないです」と語った。

松たか子
松たか子
同作では、木村演じる久利生と松演じる雨宮の恋愛模様も見どころとなっているが、木村が「事件は解決してますけど、2人の間は全く解決していないので、解決するようなものを渡せたらいいな、と思います。2人の間の解決は、皆さんの待ってくれる気持ち次第だと思います」と次作への意欲をのぞかせると、観客からは大きな拍手が送られた。

観客動員200万人を突破するヒット作に

常識にとらわれず自らの価値観で真実を追求する検事・久利生(木村)を中心に、東京地検城西支部で働く検事とそのサポート役である検察事務官らの活躍を描く『HERO』。今作ではドラマ第2シリーズのレギュラー陣に加え、かつて久利生の事務官を務めていた雨宮(松)が検事として復活。“治外法権の壁”を題材とし、日本の司法が全く及ばない「大使館の壁」の向こう側にある真実に、久利生はじめ城西支部の検事・事務官らが切り込んでいく。

7月18日に全国で公開初日を迎え、公開2日間の観客動員数が54万963人と本年度実写No.1のスタートを切った。公開5日間で観客動員100万人を突破、8月7日までの公開21日間で観客動員236万人、興行収入30.2億円という大ヒットを記録している。

なお、舞台挨拶には鈴木雅之監督も出席した。(modelpress編集部)
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