柳楽優弥&瀬戸康史、W主演で伝説の漫画を初実写化 コメント到着(左から:瀬戸、岡山天音、柳楽)/(C)2015 杉浦日向子・MS.HS/「合葬」製作委員会【モデルプレス】

柳楽優弥&瀬戸康史、W主演で伝説の漫画を初実写化 コメント到着

2014.12.10 12:38

俳優の柳楽優弥と瀬戸康史が、W主演で伝説の漫画を実写化する。

伝説の漫画雑誌「月刊漫画ガロ」に連載され日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した、杉浦日向子の傑作漫画「合葬」が、柳楽優弥と瀬戸康史を主演に迎え、ついに初実写映画化。杉浦は生前、江戸風俗研究家や文筆家としても活躍し、1980年代の「江戸ブーム」を牽引。数々の忘れがたい名作を残した。中でも「合葬」は、幕末、幕府の解体に反対し最後まで戦った「彰義隊」に参加した3人の若者の数奇な運命を描き、高い評価を受けている。

柳楽演じる秋津極は、婚約を破談にし彰義隊へ入隊。クールな物腰の反面、主君・慶喜に対して熱い忠誠心を持っており、「日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました。粋な人生を生き抜いた『極』という役を演じることができて幸せでした」とコメントした。

瀬戸演じる吉森柾之助は、養子先の笠井家を追い出され、行く宛もないまま彰義隊へ入る。瀬戸は「僕が演じた柾之助はあっけらかんとした性格で、僕が思い描いていた“武士”とは全く違っていた。ものすごく純粋で不器用だ」と自身の役どころを紹介し、「杉浦日向子さんの作品は、“萌え”と“燃え”が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる」と話している。

そして二人の幼馴染・福原悌二郎役として岡山天音も出演。勉学に励む身で、彰義隊の存在意義に疑問を呈するが、柾之助、極と関わり翻弄されていく。「幕末を生きた若者達が、今の僕らと同じ等身大の想いを抱いて、確かに生きていたんだという事を、この作品に参加して身を持って感じました。この映画を通して当時を生きた人達の体温に少しでも触れて頂きたいです」と呼びかけた。

若手俳優だからこそ描ける時代劇

同作の脚本は、映画「天然コケッコー」や連続テレビ小説「カーネーション」などを手掛けた、人気脚本家・渡辺あやが担当。映画脚本を手掛けるのは4年ぶりとなる。監督は、その渡辺が新進気鋭の逸材と評した、小林達夫が務める。

瀬戸麻理子プロデューサーは「瑞々しい感性を持った小林達夫監督に出逢えたこと、杉浦日向子さんの『合葬』という作品に巡りあえたこと、脚本家の渡辺あやさんが『若い人にこそ時代劇を撮ってほしい』と言ってくれたこと。いくつもの素敵な奇跡がこの作品を生み出しました。そして、演じてくれた柳楽さん、瀬戸さん、岡山さんは、それぞれのキャラクターに見事に新たな生命を吹き込んでくれました」と言い、「時代劇という形を取ってはいますが、青春映画として観ていただければ嬉しく思います」とコメントを寄せた。

幕末という時代の転換期に生き、戦いに巻き込まれていく若者たちの青春を濃密で哀切な空気と共に描く、今までになかった衝撃作が2015年秋に公開される。(modelpress編集部)

■あらすじ
慶応4年。三百年にわたる徳川幕府の支配が終わった。極(柳樂優弥)は、悌二郎(岡山天音)の妹との婚約を突然破談にする。それを聞いた悌二郎は憤慨し、極を追い詰めている最中、幼馴染である柾之助(瀬戸康史)と再会。柾之助が家を追い出されたと聞いた極は、柾之助に彰義隊への入隊を勧める。この3人の再会が、其々の人生を狂わせてゆく…

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