妻夫木聡&KAT-TUN亀梨和也、奇跡の実話を実写化 本人コメント到着
2014.02.20 10:54
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俳優の妻夫木聡とKAT-TUNの亀梨和也が、奇跡の実話を実写化する。
戦前のカナダに実在した日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」の激動の時代、希望の光となった彼らの奇跡の実話をもとにした感動の物語「バンクーバーの朝日」(2014年12月公開)が映画化決定。監督は昨年の「舟を編む」で数々の映画賞を受賞した石井裕也氏、脚本は2012年に「八日目の蝉」(11/成島出監督)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子氏が担当する。
妻夫木は製材所で肉体労働に就く日系二世で朝日軍ではショートを守る主人公の“レジー笠原”役を、亀梨は同じく日系二世で漁業に従事するチームのエースピッチャー“ロイ永西”役を演じる。
そのほか勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、佐藤浩市など、豪華俳優陣の出演も決定している。
亀梨「いい緊張感がある」
妻夫木は「このバンクーバー朝日軍の一員として演じられることを光栄に思います。日系人として生まれて、差別や排斥運動など厳しい境遇の中で生きた彼らの誇りを胸に、演じるということをいい意味で忘れて、この世界で僕自身も這いつくばって生きていけたらと考えています」とコメント。
亀梨は「実際にあった歴史の実写化。この作品に参加できることを誇りに思います。と同時にいい緊張感の中で、撮影を間近に控えています」と明かし、「野球のお話ということで僕自身、野球の経験はありますが、その時代の方達の野球のスタイルというものを一から学び、考え、日本人としてこの歴史をしっかりと胸に刻み、撮影に挑みたいと思います。妻夫木さんをはじめ、共演者の方達と最高の、そして最強の『チーム朝日』を作っていきたいと思います」と意気込んだ。
石井監督は「夢も希望も持てない、一条の光すら見えない逆境の中で、それでも何とか立ち上がろうとした若者たちの姿を描きたいと思っています。当時の人々や朝日の選手たちに敬意を払いつつも、現在、そして未来の観客に向けて映画を作りたいと思います」と語った。
なお撮影は、2月18日にクランクイン、4月20日にクランクアップを予定。2014年8月に完成を予定している。(モデルプレス)
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