綾野剛主演、24年越し“幻の企画”が実現
2013.06.25 21:00
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作家・佐藤泰志氏の小説「そこのみにて光輝く」の映画化が決定し、俳優・綾野剛が主演を務めることが25日わかった。
「そこのみにて光輝く」は1989年刊行。何度も芥川賞候補・三島賞候補に挙げられながらも賞に恵まれず、20年前に自ら命を絶った佐藤氏唯一の長編小説だ。夏の函館を舞台に、愛を見失った男と愛を諦めた女との出会いを、底辺で生きる家族を慈しむような眼差しで描いた同作。刊行当時から多くの映画監督による映画化が企画されながらも、実現に至らなかった「幻の企画」だが、発刊から24年を経て待望の映画化が実現となった。
綾野が演じるのは、ひとりの女を愛し抜く男・佐藤達夫。共演には、家族のために懸命に生きるヒロイン・大城千夏役に実力派女優の池脇千鶴、千夏の弟・大城拓児役に期待の若手俳優・菅田将暉が名を連ねる。
監督は、前作「オカンの嫁入り」で新藤兼人賞を受賞するなど高い評価を得ている呉美保(オ ミポ)氏が、脚本は「婚前特急」「さよなら渓谷」の高田亮氏が務める。「人の生き方、生きる姿を丁寧に描きたい」という呉監督のテーマのもと、あがき踏み出そうする達夫と千夏たちの人生の春夏秋冬をリアリティをもって描いた、珠玉のヒューマン・ラブストーリーが誕生する。
6月下旬のクランクインを目前に控えた呉監督は「骨太なキャスト、凄腕なスタッフと共に、愛すべき原作を映画にするため、函館にやってきました」と力強くコメント。またオール函館ロケを敢行する撮影に向けて「いよいよだと思うと緊張しちゃいますが、がむしゃらに、やりたいことをやりきろうと思います」と意気込んだ。
同作品は、東京テアトルと函館シネマアイリス(北海道地区)の共同配給により、テアトル新宿ほかにて2014年春に公開予定。(モデルプレス)
<あらすじ>
男は彷徨っていた、生きる場所を探して…。 女は諦めていた、生きる場所を探すことに…。
ある出来事が原因で仕事をやめた佐藤達夫(綾野剛)は、毎日何をするでもなくぶらぶらと過ごしていた。そんな時、パチンコ屋で使い捨てライターをあげたことをきっかけに、粗暴だが人なつこい青年・大城拓児(菅田将暉)と知り合う。ついてくるよう案内された先は、取り残されたように存在している一軒のバラックだった。バラックには寝たきりの父親と、父親の世話に追われる母親、そして姉の千夏がいた。世間から蔑まされたその場所で、一点のみ「光輝く」千夏に心惹かれる達夫。やがて、戸惑いながらも強く惹かれ合っていく二人は太陽の照りつける海で愛を確かめあう。しかし、千夏は逃れられない非情な現実を抱えていた…。千夏のすべてを知り、達夫が選んだ道とは-。
綾野が演じるのは、ひとりの女を愛し抜く男・佐藤達夫。共演には、家族のために懸命に生きるヒロイン・大城千夏役に実力派女優の池脇千鶴、千夏の弟・大城拓児役に期待の若手俳優・菅田将暉が名を連ねる。
監督は、前作「オカンの嫁入り」で新藤兼人賞を受賞するなど高い評価を得ている呉美保(オ ミポ)氏が、脚本は「婚前特急」「さよなら渓谷」の高田亮氏が務める。「人の生き方、生きる姿を丁寧に描きたい」という呉監督のテーマのもと、あがき踏み出そうする達夫と千夏たちの人生の春夏秋冬をリアリティをもって描いた、珠玉のヒューマン・ラブストーリーが誕生する。
6月下旬のクランクインを目前に控えた呉監督は「骨太なキャスト、凄腕なスタッフと共に、愛すべき原作を映画にするため、函館にやってきました」と力強くコメント。またオール函館ロケを敢行する撮影に向けて「いよいよだと思うと緊張しちゃいますが、がむしゃらに、やりたいことをやりきろうと思います」と意気込んだ。
同作品は、東京テアトルと函館シネマアイリス(北海道地区)の共同配給により、テアトル新宿ほかにて2014年春に公開予定。(モデルプレス)
<あらすじ>
男は彷徨っていた、生きる場所を探して…。 女は諦めていた、生きる場所を探すことに…。
ある出来事が原因で仕事をやめた佐藤達夫(綾野剛)は、毎日何をするでもなくぶらぶらと過ごしていた。そんな時、パチンコ屋で使い捨てライターをあげたことをきっかけに、粗暴だが人なつこい青年・大城拓児(菅田将暉)と知り合う。ついてくるよう案内された先は、取り残されたように存在している一軒のバラックだった。バラックには寝たきりの父親と、父親の世話に追われる母親、そして姉の千夏がいた。世間から蔑まされたその場所で、一点のみ「光輝く」千夏に心惹かれる達夫。やがて、戸惑いながらも強く惹かれ合っていく二人は太陽の照りつける海で愛を確かめあう。しかし、千夏は逃れられない非情な現実を抱えていた…。千夏のすべてを知り、達夫が選んだ道とは-。
【Not Sponsored 記事】
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