松村北斗へクレームを入れる大泉洋、見守る菅野美穂、大泉洋へ愛を伝える松村北斗(C)モデルプレス

大泉洋&松村北斗の“イジり合戦”に会場沸く「やっぱSixTONESって儲かるんだな」「ハイブランドっていくらから?」【ディア・ファミリー】

2024.05.13 21:18

俳優の大泉洋松村北斗SixTONES)らが5月13日、都内で開催された映画『ディア・ファミリー』(6月14日より公開)完成披露試写会に登壇。息ぴったりのやり取りを見せ、会場を沸かせた。

  

大泉洋「他人事ではいられない映画」作品への思いとは

涙を悟られたくなかった大泉洋(C)モデルプレス
本作は、世界で17万人もの命を救うことになる「IABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテル」が誕生するまでの日々と、家族の関係を感動的に紡ぐ物語。生まれつき心臓病疾患を持っていた娘・佳美(福本莉子)の命を救いたい一心で、小さな町工場を経営する宣政(大泉)が奮闘する姿を描く。この日は福本、菅野美穂、川栄李奈、新井美羽、上杉柊平、光石研、月川翔監督も出席した。

福本莉子、大泉洋、菅野美穂(C)モデルプレス
完成した映画について、大泉は「撮っている時から、とっても手ごたえのある映画ではありました」と話し、「改めて監督の手腕と言いますか、どのシーンも本当に愛情にあふれた映画になっていて。なかなか自分が出た映画というのは、客観的には見れないものではありますけど、それでも多くのシーンで胸が熱くなってしまいましたね。他人事ではいられない映画だなと、観て改めて思いました」とコメント。

福本や菅野とともに本作を鑑賞したという大泉は、涙していたそうで「泣くかもしれないなと思ったので、そこは悟られたくないと思ったんでしょうね。それでも菅野さんには悟られていたっぽいんですけど」と振り返った。これに菅野は「気配がしました」と笑顔を見せ、福本は「前後がけっこう、すんすんすんすん(泣く音が)聞こえてきていました」と笑顔を見せた。

大泉洋&松村北斗、息ぴったりのやり取りで会場盛り上げる

大泉洋から「ばりばりハイブランド着てた」と暴露された松村北斗(C)モデルプレス
また、日本心臓研究所で研究医をしていた富岡進を演じた松村について、大泉が「『僕は役者として参加するときには、現場にはなるだけ地味な格好で行くようにしているんです』っていうのを、とある番組で観たんですけど、僕の現場にはめちゃめちゃハイブランドを着て来てました」と暴露する場面も。松村が「俳優じゃない身が畑違いの場所に入るので。少しでもハードルを下げようと。まず見て、“ばちーん!Dior!”みたいなので来たら、『なんだこいつ?何しに来た?』って思うじゃないですか。だから、ものすごい安い服を着ていくっていう」と自身のスタンスを説明すると、大泉は「いや、ばりっばりハイブランド。着てたって!」とツッコんだ。

これに松村が「大泉さんにとってのハイブランドって、いくらから(笑)?」と返すと、大泉は「お前ずいぶん失礼なことを言うな!」「なんやお前(笑)!」「ばりばりハイブランド着てた」「やっぱSixTONESって儲かるんだなと思って」と連発。息ぴったりのやり取りで会場を沸かせていた。

“大泉洋のファン”松村北斗、リスペクト語る「冗談抜きで1番憧れている」

大泉洋に「冗談抜きで1番憧れている」松村北斗(C)モデルプレス
そんな大泉の大ファンで、本作で共演したことで夢が叶ったという松村は「昔から大泉洋さんが大好き」とコメント。まんざらでもない様子の大泉は「それなのにですよ!“夢が叶った”とまで言える私と、これだけいい役で共演しておきながら、ちっとも宣伝しません!この男!やっと今日来ましたけど。何が忙しいんだか知りませんけど!」とクレームを入れた。

これに笑った菅野は「現場で見てました。すっごい大泉さんのこと好きな感じだった」とフォロー。松村は「大泉さんのすごいところは、1エピソードを出すと、先回りして次のエピソードを話し出すっていう。どれだけご自分がご自分を好きでいられているか」とイジりつつ、「本当に好きな方です」「入口がバラエティとか人柄の方だったので。本当にこれは冗談抜きで1番憧れている。尊敬している方」と大泉への愛を語った。

大泉洋(C)モデルプレス
また、大泉が「今日、特にあんまり君は、僕の株を今のところ上げてないからね。上がるようなこと言ってくれない?」とおねだりすると、松村は「俳優として素晴らしいことは国民が知っていることじゃないですか。裏の座長としての顔。座長としてどれだけこの組を引っ張っていくのかっていう姿なんですけど、すごく気の利く方で」と話し、「休憩時間とかに、ある時たまごサンドを買ってきてくださって、みんなに振る舞ってくれたんですよ」と絶賛。

「メイクさんなんかは、誰かのメイクを直したいんだって言って、散り散りになってなかなか誰も手を伸ばさなかったです。そうしたら『そんなのはいいから、1回これを食え』と。みんなにたまごサンドを分け与え(笑)」と続け、「いざ食べると美味しいねということで、気持ちが一丸となったという一夜がありました」と大泉の気配りを紹介した。

大泉洋(C)モデルプレス
これを聞いた大泉は「まあ、ちょっと押しつけがましいようにも映ったね(笑)」と話しつつ、「仕事をしようとしている人に対して『いいからたまごサンドを食え』『俺の買ってきたたまごサンドを食え』って言っている人にちょっと見えたね」とツッコミを入れ、松村は「そうかあ…」と吐露。

このリアクションに笑った大泉は「あんまりね、プラスにならないんですよ。彼が僕のファンだっていうのは。僕の良いところが、あまりにもマニアックすぎて伝わらなかったり。やっぱりあんまお前、(イベントに)来なくていいわ」といじるも、松村は「全てのイベントに顔を出しますよ」と笑顔を見せていた。(modelpress編集部)
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