菅田将暉「きみセカ」サプライズ出演していた 竹内涼真と7年ぶり共演「感慨深い」<劇場版 君と世界が終わる日に FINAL>
2024.02.07 21:05
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俳優の竹内涼真と菅田将暉が7日、都内で行われた「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」公開記念舞台挨拶に、メガホンをとった菅原伸太郎監督とともに登壇。菅田が主題歌だけでなく、本編にもサプライズ出演していることが明らかとなった。
菅田将暉「きみセカ」本編出演していた 竹内涼真と7年ぶり共演
2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートし、ゴーレムウィルスという、噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描いていく「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。その後もSeason2~4までHuluで独占配信され、この度スクリーンへ。シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響(竹内)の最後にして最大の戦いが幕を開ける。映画公開まで一切明かされなかった“菅田の本編出演情報”が、本舞台挨拶をもって解禁となったが、ステージに登壇した竹内は「驚いたんじゃないですか?」と観客に投げかけ、「僕がこうやって4年間『きみセカ』のチームのみなさんと作り上げてきたこの作品に、菅田くんにも主題歌を書いていただいて、一緒に出演もできて、こうやって7年ぶりくらいに登壇できて感慨深いです」と挨拶。
公開から2週間ほど経とうとしているが、現在の心境を尋ねられた竹内は「今回、家族だったり知り合いの方から、いつもより見た感想をいただけるんですね。それはなんでかわからないんですけど、感動したと言ってもらえて、僕は1つ感動する作品を作り上げることができたんだという自信と喜びみたいな感情が1番ホットかもしれないです」と胸の内を明かした。
本作に役者として飛び込んだ感想を求められた菅田は「すごくいい雰囲気でした。主演と監督の座長2人がタッグを組んでやってきた月日をすごく感じますし、この作品は途中でみんなリタイアしていって、シリーズが続いて残っているのはこの2人なんですよ。だからこの2人にみんなついていく流れになると思うんですけど、まさにその迫力というか、監督が指示を出しつつも、涼真が意見を言うことで俳優陣も締まる。なので入りにくいとかはなかったですね」と2人を称えた。
そんな菅田と共演した際「めっちゃ楽しかった瞬間があった」と笑顔で語った竹内は「(2人が対峙する)アクションだったりは、2人の絶妙な力の入れ具合と、阿吽の呼吸みたいなものがないと成立しないんですね。それを全部打ち合わせしてしまうと作り物っぽくなってしまうし、生々しさが消えてしまうので、すごく少ない言葉を交わして本番をやったはずなんです」と振り返り、「あの瞬間になんとも言えない繋がった感じがしたんですよね。あれがすごく嬉しかったですね」と嬉しそうな表情を浮かべた。
竹内涼真、もしも「きみセカ」の世界だったら「僕は逃げます」
イベントでは、会場に詰めかけた観客からの質問に3人が答える企画も行われ、もし本作のような世界に自分がいたら、どのような行動や選択をするか質問されると、竹内は「僕は逃げます」と答え、「戦わない選択肢もあるのかなと思っていて、主人公は戦うんですけど、それはそれで響の生き様だし、僕は響を演じるときに愛してもらうために彼は戦っていたと思うんですね。でも、自分の大切な人が隣にいたり、家族がいたら、とにかく戦わないで、(ゴーレムを)殺すということを自分の子どもだったら経験させたくないし、僕は逃げるって選択肢を取るかもしれない。戦わせない」と回答。菅田は「響みたいに家族を奪われてという状況だったらわからないですけど、目指すはまず家族での自給自足ですよね」と答えて笑わせ、「どこかで土から。逆を言えば生物がたくさん亡くなっているので、だいぶいい土になる気がするので、そういう場所を探す。理想はそこですね」と語った。そして菅原監督は「僕は行政に頼ります。まず区役所に」と答えて会場の笑いを誘った。(modelpress編集部)
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