長澤まさみ、松山ケンイチ(C)モデルプレス

松山ケンイチ、柄本明と親子役の役作りは“柄本佑” 長澤まさみ「佑くん!って感じ」<ロストケア>

2023.03.23 20:55

俳優の松山ケンイチ長澤まさみ、鈴鹿央士が23日、都内で開催された映画『ロストケア』公開前夜祭舞台挨拶に、共演の坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、そして前田哲監督とともに登壇。松山が役作りについて語った。

  

松山ケンイチ、柄本明と親子役の役作りは“柄本佑”

松山ケンイチ(C)モデルプレス
長澤は自身の思い出として「ケンちゃんと会話をしなかったっていうことが、すごく心に残っていますね」とコメント。本作で松山と初共演となったというが「(劇中で)お互い立場が違ったりするので、そういった空気感を壊さないようにしようっていう思いから。互いに、いつの間にか。当たり前のようにそうなっていたというのもありますし、それぞれがそうしたいという思いもあったので。それがうまくいったんでしょうね」と回顧。松山の印象に関しては「目の色がすごく茶色い。それ知ってる?」とにっこり。松山は「知らないと思う。ていうか、わいもあんまり知らなかった」と笑顔で返していた。

柄本明(C)モデルプレス
松山は「親子の関係である柄本さんとのシーンは、やっぱり忘れられないものになりました」と大ベテランとの共演を述懐。「家族でファンなんですよ。長男も次男も松ケンファン。僕も松ケンファン」と明かした柄本は、松山の主演映画『ウィニング・パス』で妻の角替和枝さんが共演していたことに言及。柄本は「かみさんがね『いいのがいる』って言ったのかな?あれは他の人かな(笑)?それで僕は1日行ったんですよ。そうしたらこの人がいたんですよ。それでね、何も口なんか交わさなかったんだけど、すぐにキャスティングの人のところへ行って、『あれ、どこで見つけてきたの?』って言ったのは覚えています」とユーモアを交えながら松山との出会いを振り返った。

長澤まさみ(C)モデルプレス
続けて、柄本と親子役で共演した思いを聞かれた松山は「僕の中では、柄本佑として現場にいました。佑くんか時生くんかどっちか悩んでいたんですけど、今回の作品で言うと佑くんだろうということで。佑くんとしてやらせていただきました」と役作りを振り返り、これを聞いた柄本は「ああ、そうですか。ありがとうございます」と返した。そんな松山の役作りをどう感じていたのか聞かれた長澤は「あ、佑くん!って感じ」と笑顔で話していた。


映画「ロストケア」

(左から)前田哲監督、加藤菜津、坂井真紀、長澤まさみ、松山ケンイチ、鈴鹿央士、戸田菜穂、柄本明(C)モデルプレス
本作は、葉真中顕の同名デビュー小説を実写化。心優しい介護士ながら42人もの人間を殺めた連続殺人犯・斯波宗典(松山)と、その事件を担当する検事・大友秀美(長澤)が取り調べを通じて対峙し、なぜ斯波が大量殺人を犯したのかという真相に迫る姿を描く。

(左から)長澤まさみ、松山ケンイチ、鈴鹿央士(C)モデルプレス
松山は「明日ですよね?初日は。あと1日なんですけれども、この原作と出会って10年間経ちましたけれど、やっと皆様のもとへ届けられると思うと、本当にうれしいです。たくさんの人にぜひ観ていただきたいテーマでもありますし、今日は楽しんでいっていただければと思います」と笑顔。

長澤まさみ、松山ケンイチ(C)モデルプレス
長澤は「ちょうど撮影していたのが今くらいの時期の去年でした。本当にあっという間に映画になって、皆さんの元にあっという間に届けることができたような気がしています。ちょっと手元から離れるのは寂しいですけど、たくさんの方に観ていただいて、この作品を味わってもらえたらなという風に思います」と白い歯を見せた。

一方、検察事務官役の椎名幸太を演じた鈴鹿は「オーディションの時に、僕は泣いてしまった作品で。いろんな思いがこみ上げてきて。本当にたくさんの人に伝わってほしいなっていう作品です。明日が初日を迎えるということで、本当に幸せです」と語っていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 松山ケンイチ、妻・小雪は「僕以外の洗濯は洗剤使ってない」理由も明かす

    モデルプレス

  2. 松山ケンイチ、東京と田舎の“ニ拠点生活”語る 農業を行う理由とは

    モデルプレス

  3. 「100万回 言えばよかった」松山ケンイチ、佐藤健の“名場面”にアドリブで返していた 井上真央がカットされたシーン告白

    モデルプレス

  4. 「100万回 言えばよかった」松山ケンイチ、最終回の結末に言及 “伏線回収”のヒントは?

    モデルプレス

  5. 長澤まさみ・松山ケンイチら、森山直太朗の“生歌唱”に感動「言語化できない」<ロストケア>

    モデルプレス

  6. 松山ケンイチ、バースデーサプライズにおどける 家族からの連絡は「来ていません」<ロストケア>

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 2月のカバーモデルは「トリリオンゲーム」目黒蓮&佐野勇斗

    特集

  2. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  3. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  4. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  7. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  10. ONE OR EIGHTプレキャン実施中!インテルCoreUltraが新生活応援

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    鈴木えみ、重要キャラで約20年ぶり映画出演決定「女神降臨」追加キャスト解禁

    モデルプレス

  2. 02

    山崎賢人、1日3都市行脚のハード“忍務”こなす 地方グルメ爆食にシソンヌ長谷川もツッコミ【アンダーニンジャ】

    モデルプレス

  3. 03

    浜辺美波、忍び込んでみたい場所明かす「一番気になる」【アンダーニンジャ】

    モデルプレス

  4. 04

    笑福亭鶴瓶、中居正広氏とのBBQ報道後初公の場「バーベキュー嫌いですか?って言うから…」発言に共演者慌てる

    モデルプレス

  5. 05

    Koki,、渡邊圭祐&綱啓永と胸キュンシーン連発「女神降臨」最新予告解禁 主題歌も発表

    モデルプレス