黒木華、斎藤工にキュン抑えられず「出ちゃってた」“新バディ役”斎藤から絶賛の言葉も<イチケイのカラス>
2022.12.20 20:34
views
女優の黒木華と俳優の斎藤工が20日、都内で開催された映画『イチケイのカラス』(2023年1月13日公開)完成報告会に出席。撮影中のエピソードを語った。
竹野内主演「イチケイのカラス」映画化
本作は、講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『イチケイのカラス』の映画版。自由奔放で型破りな裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおとは対照的で超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木)らの活躍を描く。この日は主演の竹野内と共演した向井理、山崎育三郎、小日向文世、田中亮監督も出席していた。黒木華、映画化で一番大変だったことは?
本作では弁護士としての坂間を演じた黒木は「坂間は結構ロジカルに早口というか、まくしたてる台詞が多かったので、クランクインしたときに戻せるかな?っていうのが一番大変でしたね。ドラマの時に一番大変だったのは、結構長いシーンを私がみちおさんを攻め続けるっていうのがあって。田中さんが絶対に『もうちょっと早く…すみません』みたいな感じで(笑)。絶対に『スピードを上げてください』みたいな感じだったので。今回も、弁護士としてそうだったらどうしよう?と思っていたんですけど、みちおさんと会ったりすることによって段々と感覚が戻って来たという感じでした」と笑顔。「舌が思ったよりも追いついてこなかったりするんですよ。違う役とかで、ゆっくりした喋りとかをしていると(笑)。なので、それが一番大変ですね」とも語った。
黒木華、“新バディ”斎藤工にキュン「出ちゃってた」
また、今までにない「坂間の恋の予感」に対する思いを聞かれた黒木は「あまりキュンとし過ぎないようにはしていたんですけど、斎藤さんなのでたぶん出ちゃってた」とにっこり。そんな坂間の新バディとして事件に向き合う心優しき人権派弁護士・月本信吾を演じる斎藤は「黒木さんは日本映画界の宝なので。ただただ光栄でしたね。正解のない世界だと思うんですけど、黒木さんの表現は正解なんですよ。坂間千鶴としてこの作品の劇場版を背負ってる黒木さんの佇まいとか表現が、本当に身につまされて。背筋が伸びる思いを日々していました」と黒木の芝居を絶賛。
月本と坂間のバディに関しては「テーマが、実はかなり地域のローカルエリアの司法の絶妙な線引きと、その地域に根付く法を超えたルールみたいなところの間を、坂間さんと探るというような、その微妙な縁をなぞるような役割ではあったので。そこのリアリティとエンタメ性みたいなところは、監督の采配だったと思うんですけれど、実際にいま流れている様々なニュースとか、地域の出来事みたいなことと繋がるような役割を、僕と坂間さんはいただいていたのかな?なんていうのは、完成したものを見ても思いましたね」と考えを明かしていた。
月本のワイルドなキャラクターについては「すれすれセーフではないようなこともあったりするんですけど、法がなんたるものかというものを、月本という人間なりに見ていて。それが見ている方にとってまたドラマからの『イチケイ』の入間さん・坂間さんとまた違う角度になったらいいなと思います」と話していた。
黒木華が盗撮?「いかに気づかれずに撮るか」
山崎がグループラインの存在に触れると、小日向や黒木はキャストを盗撮していたと回想し、黒木は「小日向さんを気づかないうちに盗撮するっていうのをやっていて。あと竹野内さんがストレッチしているのを撮るとか。いかに気づかれずに撮るかっていうのをやっていました」とにっこり。小日向は「竹野内くんよく寝てたよね?」と投げかけ、これに竹野内は「寝てません!寝てないですよ!」と笑顔で否定するも、小日向は「寝た写真よく撮ったもん」と返答。竹野内は「目をつぶっていただけです(笑)」と尚も否定していた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】