福山雅治「ガリレオ」次回作の可能性に言及 柴咲コウとのユニット“KOH+”秘話も明かす<沈黙のパレード>
2022.10.02 16:01
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俳優の福山雅治と柴咲コウが2日、都内で開催された映画「沈黙のパレード」大ヒット御礼舞台挨拶に北村一輝、飯尾和樹(ずん)、本西谷弘監督と登壇。反響の大きさに感激した。
柴咲コウ、飯尾和樹の一発ギャグで挨拶 福山雅治「目がキラキラしてるもん」
東野圭吾原作による「ガリレオ」シリーズの映画第3弾となる本作は、天才物理学者の湯川学(福山)が、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲)とともに、不可思議な事件を科学的検証と推理で解決していくさまを描く。福山は「天気が良くてよかったです。この日に大ヒット舞台挨拶ができていること大変嬉しく思っております」と晴れやかな表情。柴咲は「ペッコリ45度、柴咲コウです。今日は飯尾さんが司会をされるということで楽しみでしょうがなかったです」と飯尾の一発ギャグを織り交ぜて挨拶。柴咲が飯尾のファンであることから、福山が「(柴咲の)目がキラキラしてるもん」といつもとは違う様子を伝えると、飯尾は「嬉しいです。初孫のように接してくれるんですよ。お年玉もくれるんじゃないかなと思ってしまう」と喜んだ。
北村一輝、「KOH+」歌唱の主題歌絶賛「1番の途中で号泣です」
公開から16日間で観客動員数136万人、興行収入18億6千万円を記録している本作。柴咲は「今までわたしの作品を観ていない身近な友達も観てくれて、『内海薫好きになった』と言ってくれてよかったと思っています。9年ぶりに演じて自分的には久しぶりという感じでしたけど、初めての人にも観てもらえているようですごくうれしいです」とにっこり。福山と柴咲によるユニット「KOH+」が歌う主題歌「ヒトツボシ」もアジア中でヒット。北村もドハマリしており「最高の聴き方に到達した」と豪語すると、「もし自分が急に命を失って、霊になって、周り(の人が)が自分のためにこんなに一生懸命やってくれている…そう思って聴くと(曲の)1番の途中で号泣です。そして、この歌を聴いてからもう一回映画を観る」と紹介。さらに、「歌詞の一つ一つが天才です」と福山を大絶賛した。
福山は「歌は作った人間から旅立って、皆さんの歌になって、最終的にその人ひとりの歌になる。そこが歌にとって幸せの着地点だと思っているので、自分事の歌として聴いて、自分事の映画として観てもらえるのはうれしい」と常日頃からの思いを口にした。
柴咲は「レコーディングの時は福山さんが丁寧にディレクションしてくださるんですよ。始めは自由に歌わせてくれて、きちんと褒めてくれて、やる気を起こさせてくれて、『こういうパターンはどうかな?』と提案してくれるので、そういう切り口もあるのか!と学びながらアレンジができて、(曲が)紡がれていく感じでした」と振り返った。
福山雅治「どうぞ我々を引っ張り出してください」観客へ呼びかけ
さらに、この日は観客の感想が書かれたバックパネルが設置されており、福山は「ゆっくり読ませてください。端っこの方は目がかすんで見えない」と老眼をネタにして笑いを誘いつつ、ラジオ番組でリスナーから届いた感想を紹介。それは「科学者になりました」「勉強が大嫌いだったけど、ある時から問題を解くときに自分の頭の中で『vs. ~知覚と快楽の螺旋~』(ドラマ版オープニングテーマ曲)を鳴らし始めたら急に解けるようになりました」というもので、福山は「そういう影響を与えることができ、このエンターテイメントが大きな役割を果たせたと思っています」と胸を張った。イベント終盤、福山は「もう、おしまいですか?」と名残惜しみながら、「さらにヒットすると大大ヒット舞台挨拶があるんでしょうか?皆さん次第です。どうぞ我々を引っ張り出してください」と呼びかけ。そして、「ガリレオの世界が異世界でずっと生きているのかな…と感じています。今ここで明言できることはないですけど、僕の心にも、皆さんの心にもガリレオの世界がずっと続いていてくだされば、きっといつの日か、近い将来こういった形でお会いできる日が来るんじゃないか、というか、来るべきだと思っています」と次回作に意欲を見せた。(modelpress編集部)
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