菅田将暉、原田美枝子が“胸で号泣”「気付いたら頭を撫でていた」<百花>
2022.07.31 19:03
俳優の菅田将暉が31日、都内で開催された映画『百花』完成披露舞台挨拶に出席。女優の原田美枝子とのエピソードを明かした。
菅田将暉、原田美枝子が自身の胸で号泣
本作は、記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉(菅田)、全てを忘れていく中で様々な時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子(原田)が紡ぐ親子の愛を描く。この日は2人のほか、長澤まさみ、永瀬正敏、川村元気監督も出席していた。初共演となった原田との親子役について、菅田は「本当にどうなるかわからない現場で。僕は映画を見てもらうとわかるんですけど、ただただ原田さんのお芝居というか、人間力を受けて受けての日々だったので。すごい贅沢な時間でした」とコメント。
原田の人柄を聞かれた菅田は「とあるシーンで、あとでしゃべるかもしれないですけど、カットがかかった瞬間に(原田が)僕の胸で号泣して」と回想し「もちろんそういうシーンでもあるんですけど、そういうシーン関係なく嗚咽が止まらなくなって制御不能になっている原田さんを、僕は気付いたら頭を撫でていたんですけど(笑)。大先輩の泣きじゃくる姿を、こんなピュアな状態を見せてもらえるっていうことが、忘れられないですね」と感慨深げに語った。
これに原田は、このシーンでなかなか監督からOKが出ず、ついにOKが出たとしたうえで「涙が止まらなくなっちゃって」と振り返り「そうしたら菅田さんが、『よしよし、よしよし』って。まるでお母さんが子どもをなだめるみたいになだめてくれて(笑)。それはとっても良い、忘れられない思い出ですね」と白い歯を見せた。
菅田将暉の忘れられない思い出
その後、物語にちなんで「忘れられない思い出」を聞かれた菅田は「うちのおばあちゃんの作ってくれるオムレツっていうのがあって、それがすっごい大好きで。おばあちゃん家に行ったらそれを食べる」と紹介し「ずっと食べてましたけど、今話そうと思っているのは、食べ過ぎて吐いた話(笑)。それが小3くらいですね」と発言。「大好きで食べまくって。その日そのあと、英会話の授業か何かがあって。習いに行っていて。英会話に行って外国人の先生が授業してくれてる中、俺はずっと吐きそうになって(笑)。で、授業中にちょっと出ちゃったんですよね。そうしたら『Get out!!』って言われて(笑)。外に出てバーッて吐いたゲロが忘れられないなって今思い出しました(笑)」と明かして会場を沸かせ「嫌いになったわけじゃないですし、自分でも作れるようにレシピを教えてもらったり。好きなんです」と笑顔で話していた。(modelpress編集部)
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