綾瀬はるか、一瞬にして共演者&スタッフを虜に 木村拓哉が現場で目撃<THE LEGEND & BUTTERFLY>
2022.06.21 15:04
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21日、東映70周年を記念した新作映画「THE LEGEND & BUTTERFLY(レジェンド・アンド・バタフライ)」(2023年1月27日公開)の発表会見が都内にて行われ、主演を務める俳優の木村拓哉、共演する女優の綾瀬はるか、脚本担当の古沢良太氏、メガホンをとる大友啓史監督が登壇。木村と綾瀬が互いについて語る場面があった。
木村拓哉&綾瀬はるか、10年ぶり再タッグでも息ぴったり
総製作費20億円をかけ大規模スケールでの撮影が行われた同作が、この会見をもって初発表。1998年のTBS系スペシャルドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」でも織田信長役を演じていた木村が、この度2度目の信長役に。綾瀬がその妻となる濃姫役を演じる。2人の共演は2011年のTBS系ドラマ「南極大陸」以来約10年ぶり(撮影時)。2006年のフジテレビ系スペシャルドラマ「HERO 特別編」、2009年のTBS系ドラマ「MR.BRAIN」でも共演しており、再タッグが実現した。今回は初の夫婦役ということで、撮影の感想を聞かれた綾瀬は「なんていうか…楽しかったですよね!」とお茶目に回答し、木村と報道陣も思わず笑顔に。「アクションシーンとかもあって。やっぱり(木村は)運動神経が良いので…」と続けると、すかさず木村が「それ自分(綾瀬)でしょ」とツッコみ、息ぴったりの様子だった。
木村拓哉、綾瀬はるかの濃姫役に「助かりました」
さらに木村は「現場で綾瀬さんと『このシーンこうしてみないか』とお互いアイデアを出し合っていました」と回顧。「本当に皆さんご存じだと思いますけど、見た目はおっとりした感じに思われると思いますけど、動いたらハンパじゃないんで。これは難しいんじゃないかという監督の要望にも普通に笑って応える」と綾瀬の凄さを語った。また「ぶつかり合うシーンも慰め合うシーンも見つめ合うシーンも、あとお互いがその場に同時にいないようなシーンでも、僕は個人的に濃姫の存在っていうものを大きく自分の中に置いて撮影していたので、非常に綾瀬さんで助かりました」と綾瀬への想いを吐露。
綾瀬も同様に信長のことを考えていたそうで「信長と木村さんの佇まいっていうのが私の中で同一化して。何やっても絶対受け止めてもらえる安心感のもとでやらせていただきました」と熱い信頼を明かした。
綾瀬はるか、共演者&スタッフを一瞬で虜に
さらに京都太秦の撮影所では73歳のスタイリストなど、ベテランスタッフが多数いたそう。互いの「ここは敵わない」というポイントを聞かれた木村は「大先輩のスタッフ・共演者の方たちも、綾瀬さん独特の佇まいなのか人柄なのかわからないですけど、皆一瞬にして虜になってますね。そこは敵いません」と現場で目撃した綾瀬の様子を告白。一方綾瀬も「モチベーションの高さっていうのが1ミリも負ける要素を感じさせない気力・パワーっていうのがいつもあって。『あ、不安だな』って思っても、すごいパワーで現場に立ってらっしゃるから見てるだけで安心(する)。『あ、大丈夫だ』っていう気持ちになって。その全力を超えたすごいエネルギーでいつも(現場に)いるというのが本当にすごいなと今回も感じました」と改めて感じた木村の凄さを語った。(modelpress編集部)
ストーリー
尾張の織田信長は恰好ばかりで「大うつけ」と呼ばれていた。この男の元に嫁いできたのは、「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫だった。権威を振りかざして尊大な態度で濃姫を迎える信長と、男勝りの臆さぬ物言いで信長に反抗する濃姫。敵対する隣国同士の“政略結婚”という最悪の出会いで始まった2人の夫婦生活は、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日だった。そんな水と油の夫婦の前に、強敵・今川義元の大軍が攻めてくる。信長は圧倒的な戦力差に絶望しかけるが、そんな信長を奮い立たせたのは、覚悟を決めた濃姫の言葉だった。2人はともに戦術を練り、激論の末に奇跡的な勝利を収める。この出来事を境に、真っ向から対立していた2人は次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていくのであった。
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