藤原竜也「デスノート」以来15年ぶり共演の松山ケンイチに感謝「助かりました」<ノイズ>
2022.01.28 20:48
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俳優の藤原竜也が28日、都内で行われた映画「ノイズ」初日舞台挨拶に、W主演の松山ケンイチ、共演の神木隆之介、黒木華、永瀬正敏、メガホンをとった廣木隆一監督とともに登壇した。
藤原竜也&松山ケンイチW主演「ノイズ」
初日を迎えた心境を尋ねられると、藤原は「本当に嬉しいですし、みんなで初日まで宣伝活動をしているわけですけど、言えないことだらけで、渡辺大知くんを誤って殺してしまったところは予告などで情報をみなさんにお伝えしましたけど、それ以降は喋りにくい話で、喋りたくても喋れないことが多かったので、ようやく喋れるようになって嬉しいです」と笑顔を見せ、「公開初日を迎えたことに関しては、初日が迎えられるのか、延期になってしまうのかと状況がわからない中で、こうして初日を迎えさせてもらったことにただ感謝しかないですし、僕らの映画はみなさんに見てもらって成立することなので、今日来てくださった方々には感謝です」と挨拶した。
また、永瀬が撮影した写真を見ながらトークが行われ、藤原の笑顔の写真が映し出されると、妻役を演じた黒木は「この笑顔があるときは本当に幸せで、かわいい娘もいて、だけど私は皆さんがどうなっているか知らなかったので、背負いながら家族を持っていたんだなって表情とかが本当に素敵で、素敵な旦那さんを持てたなと思いながら見ていました」と話し、自分の笑顔の写真について藤原は「というかですね、永瀬さんに呼ばれるんですよ。『スマイルプロジェクトをやっているから笑ってみてくれる?』って言われて、言葉は変かもしれないですけどガチでいかないと怒られるかなと思って、めちゃくちゃ笑いました」と当日の心境を打ち明けて笑いを誘った。
藤原竜也&松山ケンイチ「デスノート」以来15年ぶり共演
続けて、藤原と松山が笑っている写真が披露され、映画「デスノート」以来、約15年ぶりにしっかりと共演をしたという藤原と松山は、それぞれ共演しての感想を求められると、藤原は「月日が経つのはあっという間だと思ったんですけど、前と変わらぬ彼の姿というか度胸というか、しっかりとした自分を持って、自分自身を主張して現場に入ってくれるんですね。俳優部にとってはこういうスタッフの方に対しても発言する、現場のみんなを回してくれるという人が1人でもいてくれると僕ら助かるんですよ。いい意味で楽ができるので、今回、彼の姿勢は勉強になったし助かりましたね」と感謝。一方、以前“藤原演技は暴力的”と表現したという松山は、その意味を聞かれると「面と向かって演技した人じゃないとわからないかもしれないんですけど、ラストシーンの長回しのときも感じていましたし、『デスノート』のときも変わらず感じていたことだったんですけど、自分が演技をしているところとはまた違うところで演技をされているなというのがあるような気がしていて、それこそ圧がすごいんですね。セリフをぶつけられているんですけど、パンチされているみたいな感じがするんですよ」といい、「これは対面した人にしかわからない感覚かもしれないんですけど、どっかのタイミングでカメラ目線で同じ芝居を竜也さんにしてもらえば、お客さんも感じるんじゃないかなと思いますね」とコメント。
これに藤原は「ありがたいですけど、僕自身も久々に楽しかったですし、こういううまい人たちとで一緒に作品を作るというのは楽しくて、いい意味で引っ張られて、非常に貴重ないい経験になりました」と吐露した。
藤原竜也、神木隆之介を絶賛「さすが神木、ここにあり」
さらに、神木の笑顔の写真が披露され、1人で5分ワンカットのシーンにチャレンジした感想を求められた神木は「すごく緊張もしましたし、プレッシャーもありましたし、僕も映画の中では一切笑わないんですよね、隠蔽した組みなので。それを抱えながらずっと過ごさなきゃいけないので、このときに久しぶりに笑いましたね。一瞬だけでも“共犯”というプレッシャーが解けた瞬間でもあるんですけど、なかなかできない役の経験をさせていただいたので、すべて監督頼りでした。監督がOKならいいってことを指針にしました」と打ち明け、「5分回るので、『何かあったらすぐ言ってください』ってお伝えしていたので、それくらい僕は監督に頼らなければできなかったですし、支えていただいていたスタッフの方々にも感謝しかないですね」としみじみと語った。そんな神木の5分ワンカットのシーンについて聞かれた藤原は、感想を言ってしまうとネタバレに繋がるようで「これはどういう質問ですか?」と何度もMCに聞き直すなどして戸惑っていたが、最後に一言「さすが神木、ここにありって感じのシーンでしたね」と絶賛した。(modelpress編集部)
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