北村匠海 (C)モデルプレス

北村匠海、2022年の抱負は「カニ味噌」 飛躍の1年経て目標語る<明け方の若者たち>

2022.01.08 13:16

俳優の北村匠海が7日、都内で開催された映画『明け方の若者たち』公開記念舞台挨拶に、共演の井上祐貴と黒島結菜、原作者のカツセマサヒコ氏、そして松本花奈監督と出席した。

  
公開を迎えた心境を聞かれた北村は「初めて『ああ、もうこの映画は僕の手を離れてしまったんだな』という寂しさを今日ちょっと実感しております」とコメント。年明けということで、年末年始の過ごし方を聞かれると「大規模な歌合戦に参加していまして」と白い歯を見せ「年末の思い出というとそれしかないんですが、年始は実家に帰って、呑み正月みたいな感じでしたね」とも言葉にした

黒島結菜、年末年始の過ごし方

黒島結菜(C)モデルプレス
一方の黒島は「年末年始は、大規模な歌合戦を見て過ごしました(笑)。とてもよかったです(笑)。ゆっくり家でゴロゴロしながら、お餅をたくさん食べて、ゆっくり休みを満喫して」と報告。

そして「せっかく休みがあったので、映画を何か見ようかなと思って映画アプリを見ていたら、『明け方の若者たち』が割と上のほうに上がっててすごく嬉しかったのと、皆さんの感想も読んだりとかしてました。やっぱり、感じ方がそれぞれあって、こういう風にこの映画が届いているんだなあっていうのを感じて嬉しかったです」と同作に寄せられた反響に対する喜びの気持ちを語った。

北村匠海、撮影を振り返る

松本花奈監督、井上祐貴、北村匠海、黒島結菜、カツセマサヒコ (C)モデルプレス
主人公の僕(北村)、そして明大前の飲み会で僕が一目ぼれする彼女(黒島)らが織りなす20代の青春模様を描く同作。かつて共演した経験がある松本監督とタッグを組んだことへの思いを聞かれた北村は「当時、中学生の我々がいっちょまえに芝居について語っているという、なんともいきり散らかした人たちが集まった楽しい現場だったんですよ。でも途中、震災をまたいでいたので、その日は家に帰れなかったんです。みんな。その中で、日活の撮影所に子どもたちだけで泊まったりとか」と回顧。

続けて「そういう時間を過ごした仲間と一緒に。自分が高校くらいの時に、監督をやっているらしいぞっていうのが回ってきてて、すげえなと思っていたんですけど、やっと念願かなってというか。たぶん、この映画の話が決まる前に、それこそ下北で偶然会って、一緒に話す機会があって」と松本監督とのエピソードも披露した。

対して、黒島は「なかなかないので、本当に自主映画の延長のような感じで撮影ができたのは、すごく楽しかったです」としたうえで、高円寺の駅前で明け方に行った撮影に言及。「本当に、ちょうど明け方の2~30分くらいしかない時間で、10何カットくらい撮らなきゃいけなくてっていうシーンがあって。そこはみんなで、スタッフさんも含め、一致団結して撮影できたのは『ああ、青春してるな』みたいな、撮影しながらも感じましたね」と懐かしんでいた。

北村匠海、黒島結菜 (C)モデルプレス

北村匠海、2022年は「カニ味噌」

その後、2022年の抱負に話が及ぶと、北村は「いっぱい失敗できたらなという。去年、役者としてもバンドとしても、いろいろ得たものが多かったんです。だからこそ、一回ここで立ち止まって、いろんなことを学び直すっていう1年、ないしは2年くらいかけて、ちょっとやろうかなと。だから抱負としては、地味に生きるっていう感じです(笑)。地味目に生きます(笑)」と返答。「芝居とかだけじゃなくて、本当にいろいろなことを、人の言葉だったり、自分でも調べたりとか、今一度学び直さないと、たぶん向こう10年とか20年後とか、中身のない人間になりそうな予感もしたので、ここは一度、身のぎっしり詰まった、カニ味噌みたいな感じで。2022年はカニ味噌です(笑)」と掲げた。

一方の黒島は「ハッピーです。ハッピーに楽しく、1年過ごしていけたらいいなと思っています」とシンプルな目標を明かした。(modelpress編集部)

北村匠海、黒島結菜 (C)モデルプレス
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