(左から)林遣都(C)吉井明、小松菜奈(提供写真)

林遣都・小松菜奈、W主演&初共演でラブストーリー「恋する寄生虫」映画化

2020.04.08 04:00

俳優の林遣都、女優の小松菜奈が映画「恋する寄生虫」(2021年公開)でW主演を務めることが発表された。林と小松は今作で初共演を果たす。

  

林遣都・小松菜奈、ラブストーリーでW主演

10万部を突破した作家・三秋縋氏のヒット作「恋する寄生虫」を原案とした今作は監督を柿本ケンサク氏、脚本を山室有紀子氏が担当。林が極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾に、小松が視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじりに扮し、繊細で儚い恋物語を紡いでいく。

林遣都、小松菜奈の印象は?

林は今作出演について「誰も想像できない世界が広がっている新しいラブストーリーになっていると思います。撮影もこれまでに味わったことがない印象的なものでした」と回顧。小松との撮影に関しては「小松さんは、自分の役の気持ちを大事に演じられる印象があり、とてもストイックで、しっかりお互いの心を通わせながら気持ちをぶつけ合うことができました」と明かした。

小松菜奈、林遣都は「倍にしてアドバイスを返してくれた」

一方の小松は林とのエピソードを明かし、「林さんの現場に挑む姿勢は勉強になることばかりでした。演じる役や作品に対する姿勢やアプローチがとてもカッコ良く、そしてセリフや演技について相談すると倍にしてアドバイスを返してくれました」と紹介。

また、新型コロナウイルスの影響を受ける世の中に向け「今や明日何が起こるか分からない不安定な状況が続いていますが、1日も早く世の中に明るい光が差すことを心より願っています」と思いを馳せた。(modelpress編集部)

林遣都コメント

『恋する寄生虫』は普通の恋愛映画ではないファンタジックな要素もありつつ、軸として描かれるのは人の心の変化です。人生に行き詰っていた人間が、誰かと出会って感じたことがない喜びを味わい、思いがけないところにたどり着く。この映画も、誰も想像できない世界が広がっている新しいラブストーリーになっていると思います。撮影もこれまでに味わったことがない印象的なものでした。

物語は高坂と佐薙の2人の関係性をメインに進んでいきますが、さらに内容や設定にも一癖あり難しい役柄です。毎回想像を超えるアイディアをくださった柿本監督に出会えたことは、大事な出会いになりました。小松さんは、自分の役の気持ちを大事に演じられる印象があり、とてもストイックで、しっかりお互いの心を通わせながら気持ちをぶつけ合うことができました。きっと今まで見たことのない恋愛映画になっていると思うので、観ていただける皆さんには登場人物それぞれの感情の変化を想像しながら楽しんで頂ければ嬉しいです。

世の中がいつ抜け出せるか分からない大変な危機に瀕していますが、細心の注意を払い、一刻も早く穏やかな日常が再び訪れることを心から祈っています。

小松菜奈コメント

“寄生虫”がキーワードになるラブストーリーという今までにないユニークな作品で、柿本監督と林さんとこの作品でご一緒できたことは非常に光栄でした。社会に馴染めない不器用な2人の恋愛は初々しく新鮮で、佐薙ひじりを演じる日々はとても愛おしく楽しい時間でした。視線恐怖症に苦しむ繊細なキャラクターである佐薙ひじりを演じるうえで、迷いや不安もありましたが、撮影が進んでいく中で彼女を理解していき、最後には素直に感情をぶつけられたと思います。

林さんの現場に挑む姿勢は勉強になることばかりでした。演じる役や作品に対する姿勢やアプローチがとてもカッコ良く、そしてセリフや演技について相談すると倍にしてアドバイスを返してくれました。今回ご一緒できてとても嬉しかったです。素敵な物語に柿本監督の個性が混ざり合い、きっとこれまでにない新しい作品になっていると思うので、ぜひみなさんにも楽しんで観て頂けたら嬉しいです。

今や明日何が起こるか分からない不安定な状況が続いていますが、一日も早く世の中に明るい光が差すことを心より願っています。

柿本ケンサク監督コメント

― 『恋する寄生虫』をどのように映画化したいと考えたか

僕は『恋する寄生虫』というラブストーリーを通して“心”の在り方についてを描きたいと考えました。人間の心はどこにあるのか?心は目にも見えないし形もないけど確かにそこにある。主人公の2人は虫に寄生され、そのせいでこの社会に馴染めずにいます。社会不適応に苦しむ2人こそが弱さを知る者なのです。今、社会全体が大変な状況に置かれている中、自分を含む多くの人が未来への希望を失う危機に瀕しています。こういう状況だからこそ、本当に大切なものが何かを見失わないよう常に自分自身の心に耳を傾けたい、そんな思いを込めて現場に臨みました。

― 林遣都さん、小松菜奈さんについて

林さんが、この映画に心を、小松さんが命を与えてくれました。主人公2人が抱える不安や悩みは目に見えるものではなく、心の奥の方に隠れています。そんな弱さを演じるのは簡単なことではない。その弱さに真剣に向き合ってくれたことに僕は日々、学びを得ました。結果、僕が想像していたものを遥かに超え、新しい物語へと成長させてくれました。
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 「糸」「名探偵コナン 緋色の弾丸」など東宝映画4作品公開延期を発表

    モデルプレス

  2. 小松菜奈、菅田将暉と共演は「縁だなと思います」距離感振り返る

    モデルプレス

  3. 菅田将暉&小松菜奈の密着ショットに「もはや芸術」「ドキドキする」と反響

    モデルプレス

  4. 菅田将暉&小松菜奈、モードをまとい密着 互いの存在を語る

    モデルプレス

  5. きゃりーぱみゅぱみゅ&小松菜奈、教習所で同じ講習受けていた

    モデルプレス

  6. 小松菜奈「ヨコハマ映画祭」主演女優賞で喜びのスピーチ 涙したエピソードも

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    森川葵、美脚際立つミニ丈コーデで登場 “不在のボス”岡田将生は「すごく不思議な方」【アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師】

    モデルプレス

  2. 02

    WEST.中間淳太、デビューからの10年回顧 グループ改名後は「名前が無かったりもあった」

    モデルプレス

  3. 03

    三代目JSB岩田剛典「急に踊りだした」台本にないシーン回顧「ちょっと自分でもよく分かんない」【聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜】

    モデルプレス

  4. 04

    「はたらく細胞」佐藤健&永野芽郁ら細胞たちが活躍する体内映像・新場面写真解禁

    モデルプレス

  5. 05

    WEST.藤井流星「7人でいられて良かった」デビュー10周年迎え思い語る

    モデルプレス