“広瀬すずの顔に整形希望” 篠原涼子、同一人物役に本音<SUNNY 強い気持ち・強い愛>
2018.07.30 19:30
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30日、都内にて映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(8月31日公開)の完成披露舞台挨拶が行われ、女優の篠原涼子、広瀬すず、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美、池田エライザ、山本舞香、野田美桜、田辺桃子、富田望生、大根仁監督が登壇した。
篠原涼子の高校時代を広瀬すず 映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」の22年後を描く同作。映画化を熱望し続けた大根氏が監督を務める。平凡な専業主婦の主人公・奈美を篠原、奈美の高校時代を広瀬が務め、現在のサニーメンバーを板谷、小池、ともさか、渡辺、90年代に青春を謳歌した高校時代のサニーメンバーを池田、山本、野田、田辺、富田が演じ、フレッシュな顔ぶれから実力派まで豪華女優陣が共演する。
試写会で2人が「とても似ている」と評判だとMCから伝えられた篠原は「本当に私としては恐れ多くて。似ても似つかないじゃないですか?」と最初にキャスティングを聞いたときの心境を回顧。「これは放送できるか分からないんですけど、本当に『広瀬すず似の整形して下さい』って言いに行こうと思いました。それか監督にCG加工してもらおうかと」と発言。「本当に可愛いじゃないですか?お人形さんみたいで。でもそうやって洗脳させるってことは大事なことなんで」と続けて笑いを誘った。
そんな篠原に広瀬は「結構弾けた役なので、どうやったら篠原さんと繋がるんだろうってくらい弾けちゃって反省してます」と恐縮。篠原は広瀬の顔を見て、「何を言っても大丈夫です。可愛いから」と目を細めて可愛がっていた。
大根監督も最初にキャスティングをスタッフに伝えた際、「(篠原と広瀬が)似てなくないですか?」と意見があがったことを振り返り、「俺には本当に同一人物に見えるというか。聞いている皆さんも半信半疑だと思うんですけど映画を観ると『なるほど、あいつが言っていたことは正しかった』と(なるはず)。それもこれも俺のここ(腕)なんですけど」と胸を張った。
また、山本は同一人物役を演じた板谷について「姉御って感じだからそれをやらないとと思って頑張りました。身長が(板谷と比べると)小さいからやばいなって思った」と心配を明かしたが、板谷が「似てるなって思いました」と話すと「嬉しい、良かった」と安堵の表情。
小池も「(野田)美桜ちゃんはうちの母親が私の学生時代に似ているって喜んでました」と、ともさかも「(田辺)桃ちゃんには申し訳ないんですけど似ているなって思っちゃいました」とそれぞれ本人たちも納得の仕上がりとなったようだ。
池田演じる奈々は高校時代のある事件がきっかけで現在は消息不明、という設定のため、池田のみが登壇。監督が「エライザの大人はいないかな?」と話を振ると、「(ネタバレになるため)言えることがないんですよ」と説明していた。
豪華女優陣がレッドカーペットをウォーキング
イベントでは、圧巻の女優陣総勢11名と監督が、劇中で使用された90年代大ヒットJ-POPソングの数々にのせて、レッドカーペットをノリノリのアゲアゲでウォーキング。板谷と山本が「SWEET 19 BLUES」(安室奈美恵)、小池と野田は「Don't wanna cry」(安室)、ともさかと田辺が「これが私の生きる道」(PUFFY)、渡辺と富田が「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL)、池田と監督が「survival dAnce ~no no cry more~」(trf)、篠原と広瀬が「強い気持ち・強い愛」(小沢健二)をBGMに、過去・現在で同役を演じたペア(池田以外)が劇中のメンバーカラーにちなんだ衣装に身を包み、登壇した。
原作となった映画『サニー 永遠の仲間たち』の物語の舞台を日本に移し、90年代に流行した音楽やファッションをきらびやかに散りばめて再構築し、大根監督が脚本も担当。企画・プロデュースは川村元気氏、音楽は“TKサウンド”で90年代の音楽シーンを席巻した小室哲哉氏。
広瀬は「SUNNYは本当に大好きな作品だったので、こうして日本でリメイクして参加させていただけたことが本当に嬉しく思っています」と挨拶した。(modelpress編集部)
映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」ストーリー
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、22年の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンに冒されていた…。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。裕子、心、梅、そして奈々…、かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の二つの時代が交差して紡がれる物語は、ラスト、“強い気持ち”と“強い愛”によって、予想もしていなかった感動を巻き起こす。
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