乃木坂46西野七瀬・白石麻衣ら、サプライズに涙<あさひなぐ>
2017.09.22 18:29
映画『あさひなぐ』の初日舞台挨拶が22日、都内で行われ、乃木坂46の西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、英勉監督らが出席した。
サプライズに大粒の涙
約3ヶ月にわたって薙刀(なぎなた)の演技に挑んできたキャスト陣は、なぎなた指導担当の吉井和代先生(全日本なぎなた連盟)からサプライズで手紙と花束を贈呈され、感極まって大粒の涙。主演の西野は「来ていただけるとは思っていなかったので、本当にサプライズ、ありがとうございます」と笑顔を見せた。手紙の内容とは…
映画『あさひなぐ』はなぎなたに全てをかける女子高生の青春をみずみずしく描いた感動作。主人公の東島旭役を西野、旭が憧れる先輩・宮路真春役を白石、2人の最強のライバル・一堂寧々役を生田が演じ、乃木坂46メンバーが“美の武道”なぎなたに初挑戦した。この日は西野、白石、生田のほか松村沙友理、伊藤万理華、女優の富田望生らキャスト陣が「映画における公開初日は部活動にとっての大事な試合そのもの」ということから、“勝負衣装”である道着に防具姿で登場。なぎなたを持ってフォトセッションを行ったあと、サプライズで用意された吉井先生からの手紙がMCより代読された。
「一番強い役だから一番厳しく稽古しますよ、と最初からプレッシャーを与えてしまった真春ちゃん(白石)。重圧に押しつぶされることもなく、自分の打突に納得できないと積極的にアドバイスを求めてくる姿はとても頼もしく、凛々しく、地道な努力を積み重ねた結果、見事に強い真春を作り上げていきましたね」
「旭ちゃん(西野)がある日突然、メンが打てないんです。人の頭を強く打つようなことは苦手です、と泣き出した時は本当に驚きました。そういえばスネやコテもすっと触るような弱々しい打突だなと感じていました。厳しい試合形式の稽古が多いなか、優しい性格の旭ちゃんは本当につらかったんでしょう。しかし主役という責任感からか、そのあと何度も繰り返された厳しい対人稽古にも耐え抜いて、しっかりしたメンを打てるようになった旭ちゃん、試写を見させていただいたときには、活き活きと打突を繰り出す、まさに原作そのままの東島旭になっていました。立派ななぎなた剣士ですよ」
西野七瀬「すごく嬉しい」
手紙朗読後、MCの呼び込みで、吉井先生と全日本なぎなた連盟所属の大学生が登壇。西野は吉井先生から、他のキャストは大学生から花束が渡された。目に溢れる涙が止められないキャストたち。西野は「嬉しいですね、吉井先生が映画を見て、すごく涙してくださっていたのが印象的。教えていただいて、なぎなたを知ることができてすごく嬉しいなと思います」と感謝を伝えた。(modelpress編集部)映画『あさひなぐ』ストーリー
春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭は、二ツ坂高校へ入学する。旭はひとつ先輩の宮路真春と出会い、その強さに憧れ“なぎなた部”入部を決意!同級生の八十村将子、紺野さくら、2年生の野上えり、大倉文乃と共に部活動をスタートしたが、“練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”―そんな誘い文句とは真逆で稽古は過酷そのもの!やがて3年生にとって最後となるインターハイ予選を迎える。順調に勝ち進んだ二ツ坂だったが、決勝でダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも國陵の1年生エース・一堂寧々の強さは圧倒的だった。野上新部長のもと再スタートを切った二ツ坂は、山奥の尼寺で僧侶・寿慶(江口のりこ)の厳しいしごきによる、地獄の夏合宿を経てひと回り大きく成長し、挑んだ秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。そこで、二ツ坂にとってまさかの出来事が―。真春は部活動に姿を見せなくなり、精神的支柱を失った二ツ坂はバラバラになってしまう。そのとき、旭は…。物語はクライマックスへ向けて大きく動き出す―。
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