

そのアイシャドウの塗り方古いかも?!「お古アイシャドウ」VS「垢抜けアイシャドウ」のちがい
美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。同じアイシャドウパレットを使ってメイクをしても、塗り方の違いで古い印象に見えてしまったり、垢抜けて見えたりします。そこで今回は、それぞれの特徴と垢抜けメイクを目指したいときの注意点を考察してみました。
わずかな色の違いで立体感を演出するミュートメイク人気は継続中
あまり発色しないベージュやピンクブラウンをまぶたに重ねて、わずかな色の違いや質感の違いで立体感を彩るミュートメイク。ピンクブラウンやベージュ、ブラウンなど肌色に近い色を重ねるアイメークの人気は、今年もまだまだ続きそうです。
抜け感のあるシャレっぽさと失敗しにくいところからあらゆる世代に人気のようですが、もっと盛りたい!華やかにしたい!という方から、ミュートメイクに締め色を少しプラスするアイメイクが2025年前半のトレンドでした。とくに奥二重さんや末広二重さん、一重さん、つまり多くの日本人は、締め色がないとやっぱりメイク効果が出にくいですよね。
たとえば、韓国コスメによくみられるワントーンの多色パレットには、さまざまな質感の濃淡違いのアイシャドウが入っているので、発色の淡いミュートカラーをメインに使いつつも、マットな引き締めカラーでメイク効果を得るといった手法がとりやすく絶大な人気でした。
ただし、盛りたい気持ちが先に立つとやってしまいがちなのが、締め色とそれに近い色をまぶたの広い範囲に塗ってしまうメイク法です。
こんな塗り方だとお古見え
まぶたがしっかり引き締まるマットなカラーを目立たせすぎると、グラデーションアイメイクが全盛だった平成後期のアイシャドウの塗り方のように見えてしまいます。
さらに、マットなメインカラーを単色塗りするだけでも、少し前のデカ目メイクのように見えてお古アイシャドウに見えてしまい、抜け感のある垢抜けメイクにはならないことがあります。
せっかくの新作アイシャドウパレットを使っても、古い印象のアイメイクになってしまうのでは残念ですよね。
こうすればOK!
マットなベージュブラウンは締め色ではなくても、重ねて塗り広げるとしっかりと塗った感が出るので、今っぽい垢抜けアイメイクに見せるには、ベージュやピンクブラウン、コーラルオレンジなどの透明感カラーを広くまぶたに重ねて色の境目が目立たないようにする塗り方がおすすめです。
ベースに締め色を仕込んでいれば、明るい色を重ねても目元がぼやけて見えないのでぜひやってみてください。目元にハリ感が出て垢抜けアイメイクになります。黒目の上だけにラメやグリッターのキラキラをのせる塗り方も人気が続いていて、今っぽい垢抜けメイクのポイントと言えそうです。
また、それだけでは目がぼやけてしまうという方は、①くすみ色のアイラインを入れること、②マスカラでまつ毛をしっかりカールアップすること、③眉はトーンアップしながら毛流れがしっかりでるようにふんわり整えていくこと、以上の3点を意識すると、目元の印象そのものが強くなり、顔全体が垢抜けて見えます。それでも気になるとき、しっかり盛りたいときは、アイラインをブラックにするのもいいでしょう。
涙袋の影ラインだけ塗るのもかえってお古見え!
もう1点、注意したいのは涙袋メイクのやり方です。涙袋メイクをしないのが垢抜けない原因だと勘違いされる方がまだまだ多いようです。
とくに大人女性の場合、影ラインは笑いじわやくまに重なると、古く見えるばかりかご自身が不健康な印象にも見えてしまうのでぜひ注意してください。
また、これはとくに、10代や20代前半の方が多いかもしれませんが、ハイライトを使わず、影色だけを入れて涙袋メイクにしている方がまだ多くいらっしゃるようです。
こうすればOK!
ハイライトを入れて影色ライナーを入れるのは、時間がかかりますよね。もしそれが面倒なのであれば、むしろ影色はつけずハイライトだけを入れる方がずっと可愛いく仕上がります。
できれば、まぶたの真ん中にはハイライトを入れてふっくら見えるようにしてから、その影になる部分に血色ピンクのラインを入れると、立体感が生まれて不自然にならずに目が大きく可愛く見えるのでぜひやってみてください。
残念に見えてしまうお古アイメイクと、垢抜けて見えるアイメイクの違いをご紹介しました。参考にしていただければ幸いです。
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