2月に起こる「なんとなく不調肌」の原因と改善方法
2017.02.01 14:02
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立春を過ぎると暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いたり花粉症シーズンに突入したりと、2月はお肌にとってダメージを受けやすい月だということをご存知でしたか?そこで今回は、2月の“なんとなく不調肌”の原因を解説し、その対策をご紹介します。
●2月の罠
肌の突っ張りやカサカサ乾燥肌など、春が目前という期待の中、2月の肌は私たちに不調を訴えてきます。その原因は肌の代謝周期と、紫外線の関係。
そして2月といえば、暦の上では春。つまり花粉の季節が到来します。
この生理的な要因と季節的な要因が合わさり、2月の肌はなんとなくピリピリとして、敏感肌に陥りやすくなるのです。
季節の変わり目などに、この一時的な敏感肌の状態を“ゆらぎ肌”とも呼びます。
●生理的な原因と季節的な原因
冬の間寒さに耐え、代謝が低下した肌のダメージはターンオーバーの関係で、約1か月遅れでやってきます。そのため2月は最も角質層のバリア機能が衰え、肌内部からの水分の蒸発を抑えきれなくなるため、乾燥も進みます。
この肌が一番弱った時期にさらに拍車をかけるのが、季節的な原因。
2月というのは、紫外線量が多くなり始める時期だといわれています。
もちろん紫外線量自体が一番多いのは夏なのですが、紫外線量が徐々に多くなっていくのが2月なのです。
冬の間、あまり紫外線を浴びていなかった肌は、少量の紫外線でさえも驚いてしまうほど。
また、前述のとおり花粉が舞い始めるのもこの時期です。
弱くなった肌に花粉の外的刺激はより鋭く刺さり、花粉症皮膚炎に陥りやすく肌荒れしやすくなってしまうのです。
●保湿が第一!
まず最も重要なのは保湿のケア。角膜層の弱体化を保湿パックで補ってあげましょう。
市販の保湿パックもいいですが、お金をかけたくない人はコットンにいつも使用している化粧水をしみこませて頬や額、鼻の頭、あごなどに貼り付けましょう。
これだけでも十分に効果は出ますが、より効果を高めたい人は乾燥肌用の保湿に特化したクリームや化粧水に切り替えて様子を見てみましょう。
●日常紫外線を対策しよう
2月の紫外線は馬鹿にできないということは先ほどお伝えした通りです。日差しがまだ弱いため、UVケアを疎かにしてしまいがちですが、きちんと日焼け止めを塗りましょう。
雪が降る地域では特に、地面の雪に反射して下からも紫外線の攻撃を受けますので、更に対策が必要です。
しかし、「紫外線対策しなきゃ」といってSPFの強い日焼け止めを使うことは逆効果。
日焼け止めの刺激が強すぎて肌を傷めてしまう可能性があります。
この季節は、SPF20程度のさらっとしたもので大丈夫。こまめに塗り直しを行うことで十分な効果が得られます。
特に鼻の頭や目の下などシミやそばかすができやすいところは重点的に。
この時期にまめな紫外線対策を行っておくと後々の美白につながるため、油断しないようにしましょう。
いかがでしたか?
この一年の肌の調子を決定づけるのは2月の肌ケアです。
気持ち新たに、そして念入りに、1年の肌を作る気持ちで鏡に向かってくださいね。(modelpress編集部)
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