髙比良くるまが活動自粛前に語った“吉本興業への想い” 「切なくなった」と反響

2025.06.19 15:30

提供：Sirabee

『あちこちオードリー』で、令和ロマン・髙比良くるまの自粛前に収録された回を約4ヶ月ぶりにオンエア。大きく状況が変わった髙比良の「当時の本音」が話題に…。

18日放送『あちこちオードリー』（テレビ東京系）に人気お笑いコンビ・令和ロマンの髙比良くるまと松井ケムリが登場。約4ヶ月前、オンラインカジノ騒動の直前に収録された同回での「髙比良の発言」が反響を呼んでいる。

騒動前に収録

オードリー・春日俊彰と若林正恭がゲストと自由なトークを楽しむ同番組。今回は、2月3日に収録するも、その直後に髙比良がオンラインカジノ騒動で活動を自粛したため放送を見合わせていた「令和ロマン回」が約4ヶ月越しのオンエアとなった。

5月末に髙比良が地上波復帰を果たしたが、髙比良は所属していた吉本興業を退所、松井は結婚と第一子誕生を発表するなど、この数ヶ月で令和ロマンには大きな変化が起きている。

漫才賞レース『M−1グランプリ』連覇後の収録だけに、同賞レースや漫才・仕事の話題で盛り上がるなか、髙比良は自分達の漫才・ネタに関して熱く分析していく。

『M−1』決勝で披露した1本目のネタは10月末に思いつき、そこから舞台を重ねて精度を高めて完成させていったと振り返る。

若林が「10月に作って1本目って決めてたの？　それとも現場で決めてたの？」と質問。髙比良はもともと1本目だと決めていたが、「（フルだと15分ぐらいあるので）出番とか流れによってはどこ使うのかな、っていうのはあるかもしれない」と出順・空気に合わせて現場でオチや展開の微調整をしたと明かす。

春日が「順番によって、あの場で変えようと思ってたの？」と驚きながら深堀りすると、髙比良は「変えれるんですよ」と劇場でも持ち時間に合わせて15分のネタを削ってきたと触れ、「そのトレーニングはもうずっとしてたんで」と吐露。

「吉本の劇場で、だから結局600ぐらいね、650回ぐらいやったから...出番をやったからできたっていうだけで。ホントに吉本興業の最高傑作なんで俺達」「別に俺がスゴいんじゃない、（吉本の）システムがもう豊潤だったんで」と真っ直ぐな目で語った。

騒動前の髙比良は吉本への愛と感謝に溢れ、ことあるごとに「吉本興業の最高傑作」だと自分達を評していた。しかしその後の顛末もあり、当時の髙比良の発言に視聴者から多くの感想が寄せられる形に。

「本当、令和ロマンは『吉本の最高傑作』だったのよ」「活動休止前の令和ロマンのくるま、吉本愛がすごすぎて見てて切なくなったわ...」「収録から放送までのこの数ヶ月で自粛するし吉本退社するし結婚するし、生き急いでるなあ令和ロマン」といった声が殺到していた。

（文／Sirabee 編集部・サバマサシ）