東京駅八重洲口に大型複合施設「トフロム・ヤエス・タワー」 9月10日開業

東京建物は東京駅八重洲中央口前の大型複合施設「トフロム・ヤエス」の高層棟「トフロム・ヤエス・タワー」(地下4階~地上51階、延べ床面積22万5000平方メートル)を9月10日に開業する。商業ゾーンは7月15日に完工した「トフロム・ヤエス・フロント」(地下2階~地上10階、同約1万2220平方メートル)内を含め、「東京ならでは」をコンセプトにした飲食店を主体に68店が出店する。来春にフロントを含むトフロム全体が開業する予定だ。
ヤエチカ(八重洲地下街)を通じて東京駅と直結し、東京ミッドタウン八重洲に隣接する。タワーは商業ゾーンのほか、オフィス、住宅、劇場・カンファレンス、地下バスターミナルなどで構成する。
商業ゾーンは地下1階~地上4階で、フロント内を含む店舗面積は約6000平方メートル。「江戸時代からの八重洲の路面・路地裏文化を現代風に再編集し、東京の本物と新しさが共存する場を提供する」のがコンセプトで、大半を東京発祥の店にした。大衆酒場から老舗専門店、『ミシュランガイド』『ビブグルマン』掲載店など幅広い飲食店をフロアごとのテーマに合わせて配置する。
飲食以外ではタワーに日本の作家の作品を発信するアートギャラリー「ビーオウンドギャラリー」が出店する。今冬から順次開業するフロントには東京都が「江戸東京きらりプロジェクト」初の店舗で、伝統工芸品などの展示・販売や職人の実演などを行う「エド・トウキョウ・キラリ」を出す。商業ゾーン全体として近隣のワーカーや駅利用者、インバウンドを中心に幅広い来街者の需要を狙う。
施設周辺の四つの大通りをつなぐ3本の通路を整備するなど「新しい人流を作り、八重洲から日本橋、京橋までの回遊性を向上させる」(小澤克人社長)。トフロムの開業によって「インバウンドやワーカーを中心とした街のにぎわいがさらに増す」と期待する。
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