新たな朝の情報番組「テッパン朝ライブ じゅーっと!」メインMCを務める中村秀香アナは2児の母として子育てと仕事に奮闘中。その素顔とは

2026.04.10 05:00
提供:anna

「あんなぁ」と、明日誰かに伝えたくなる人にスポットライトを当てて紹介する「anna」の連載企画「あんな、ひと」。第12回目は、朝番組『テッパン朝ライブ じゅーっと!』で水~金曜日のメインMCを務める、読売テレビアナウンサーの中村秀香さん(31)にお話を伺いました。

( Index )

3歳・1歳の娘を持つ母、仕事と子育てに奮闘中 声を出すことが好きだった“テレビっ子” 想像以上に大変だった、仕事と子育ての両立 午前1時から始まるめまぐるしい1日 子育てを通して、「怒り」の感情を知る!? 3歳の長女の言葉に涙することも 職場の“ママアナウンサー”に子育ての悩み相談

3歳・1歳の娘を持つ母、仕事と子育てに奮闘中

これまで『す・またん!』や『ZIP!かんさい』など、朝番組を中心に担当してきた中村アナ。現在は3歳、1歳の娘の母親として、同じ職場で働く夫の平松翔馬アナウンサーと協力しながら仕事と子育てに奮闘中です。

アナウンサーの仕事から、家庭での夫婦の役割分担、かけがえのない子どもたちへの思いまで……中村アナの素顔に迫ります。

声を出すことが好きだった“テレビっ子”

幼い頃は気が弱く、友達の輪に入りたくてもなかなか声をかけられないような子供だったという中村さん。しかし小学校に入学してからは性格が変わり、男女問わず誰とでも仲良くなれるようになったそうです。

(左)バレエの発表会 (右)ボーイスカウト。右から3人目青いリボンの少女が中村さん

「仲の良かった友人と休み時間に漫才のようなものを披露したり、バレエやピアノの発表会でも緊張せず本番に臨めたり……子どものうちにこんなにも性格が変わるものかと自分でも驚きでした」

国語の授業で教科書を読んだり、カラオケに行ったりと、声を出すことが好きだった中村さんは、とにかく“テレビっ子”。成長するにつれて、テレビ番組には「ナレーション」というものがあり、ナレーター・声優・アナウンサーが声を吹き込んでいることを知りました。自分もナレーションの仕事がしたいと思い、声を使うアナウンサーの仕事に興味を持つようになったといいます。

2017年7月ニュースデビュー

2017年に読売テレビに入社。迎えたニュースデビューの日には、緊張のあまり、放送の4分前にトイレに駆け込んだそう。当時のネットニュースの見出しが「中村秀香アナ 初鳴き4分前にトイレ」になったことは、今でも苦い思い出だといいます。

「のんびりとした性格は今もあまり変わっていませんが、なるべく本番10分前にはニュース卓に座り、環境を整えるようにしています」

一方で、高校サッカーの取材では母校である履正社高校の応援席リポーターを担当したり、高校野球では履正社高校の優勝の瞬間を取材できたりと、「自分の言葉で感動を伝えられる」という、アナウンサーになったからこそのうれしい出来事もありました。

そんな中村アナが仕事をするときに心がけているのは、背伸びをせず、自然体で挑むこと。

「“緊張しい”、なのですが、先輩から『緊張するということは自分を大きく見せようとしていること』と言われ、ハッとしました。本番のその瞬間、どれだけ頑張っても自分の実力以上のものは出ない。『できる準備をしっかりと』と自分に言い聞かせながら日々本番に臨んでいます」

想像以上に大変だった、仕事と子育ての両立

2020年、平松アナと結婚。2022年7月から3年弱ほどの産休・育休を経て、2025年5月に職場復帰しました。

「もともと復帰予定日がゴールデンウィーク明けだったのですが、子どもが体調不良になり、その後、家庭内で順番に体調を崩し、復帰日が後ろ倒しに。3年近くお休みをいただいていたこともあり、ますます久しぶりの出社の際は不安でした。子どもとばかり接していたので、大人と話すだけでも少し緊張。こんな状態で仕事が務まるのかと不安な気持ちでいっぱいでした」

実際に仕事と子育ての両立は想像以上に大変で、自分には両立なんて無理なのでは……と感じていたといいます。

「目の前にある“やらないといけないこと”を全部回収していったらもう夜。気づいたら1日が終わっている! ということの繰り返し。子育ても家事もギリギリで、正直パンク寸前。毎日ヒーヒー言いながらやっていました」

そんな中で、『テッパン朝ライブ じゅーっと!』のMCの話が舞い込みました。うれしい気持ちの一方で、「今の私に務まるのかな?」という不安も押し寄せたといいます。「家族の支えなしには務まらない仕事」ということで、まずは平松アナに相談しました。

「夫は、『ステキな話をもらえたね!』と前向きでした。夫婦それぞれの仕事と、子どもたちとの生活の具体的な分担が可能なのか、すり合わせをしよう、みたいな感じでした」

近くに住むそれぞれの両親にも相談したところ、「私たちも協力しますよ」「朝番組のMCを担当させてもらえるなんて、何度も来るようなチャンスではないと思うから頑張ってきなさい」と背中を押してもらいました。このときに、中村アナはMCを引き受ける覚悟が決まったそうです。

午前1時から始まるめまぐるしい1日

家庭では、夫婦それぞれに得意分野があり、うまく役割分担できているといいます。中村アナは掃除・整理整頓・料理などを、平松アナはゴミ出し・食器洗い・洗濯・書類関係などを担当。保育園の準備は夫婦一緒に行い、送迎はその日担当できる方が行うそうです。子どもたちとのおままごとは中村アナ、体を動かす遊びは平松アナが担当しているとのこと。

『テッパン朝ライブ じゅーっと!』のメインMCとして番組に出演する日は、中村アナは午前1時に起床。まっくらなうちに出社し、放送に向けて準備を開始します。午前5時に番組がスタートし、放送終了後は食堂で朝食をとります。その後、その他のいろいろな業務を終わらせてから帰宅。

仮眠をとった後、保育園のお迎えに行き、ここからは子どもたちとの時間となります。夕食や入浴、子どもたちとの遊びを経て、寝かしつけ。その後は翌日の保育園の準備や、自分自身の明日の準備などをしてようやく就寝……と、めまぐるしいスケジュールです。

そんな中村アナにとって、休日の夫婦の時間が大切なストレス解消の時間になっているといいます。夫婦でゲームをしたり、ドラマを見たりして過ごす中で、互いの悩みを相談しているそう。平松アナは、子どもに関する悩みや夫婦間のモヤモヤなど、なんでも伝えられる頼もしい存在です。

「2人の時間がないと、夫婦間でもお互いいっぱいいっぱいになったことがあったので、ちゃんと夫婦の時間を設けるようにしています。お互いのストレスをぶつけたり(笑)、悩みを相談しています」

最近では、子どもの食事の準備について、平松アナにうれしい変化が……。

「今、長女が偏食気味で食事の準備が大変なんです。夫がワンオペのときもあるので、そういうときに私が全ての準備をしておくのはむずかしい。そうしたら、夫が『自分も料理がんばるよ』と言ってくれて」

平松アナはこれまで料理をほとんどしていなかったそうですが、最近はどんどん進化を遂げているそうで……。

(左)調理中の夫・平松アナ (右)平松アナ作のカレー

「夫は成長していて、最初は何も作れなかったのに、やきそばやカレーライスを作れるようになりました。先日も私の帰りが遅かったとき、カレーライスを作って子どもに食べさせてくれていました。助かるのもありますし、2人で協力して子育てができていてチーム力が上がっているように思います」

子育てを通して、「怒り」の感情を知る!?

周囲の人から「怒っているところを想像できない」と言われるなど、これまで「怒り」の感情があまりなかったという中村アナ。ところが、子育てを通してご自身の感情にも変化があったのだそう。

「子どもを通して、怒りという感情はこういうものかと知りました。子どもを思うがゆえに毎日怒っています。『危ないよ!』『手を出したらダメでしょ!』とかですね。こんなに怒るんだと、夫もびっくりしていると思います(笑)」

なるべく心のゆとりを持って笑顔で接したいと思いつつも、ときには「怒りすぎてしまった」と反省することも。そんなときには、子どもと「仲直りの儀式」をするそうです。

「お互いに『ごめんね』と言い合って、握手をして、ハグをする……というのが儀式のようになっています。そこで子どもの気持ちが切り替わって笑顔になってくれる、という流れが多いですが、そうはいかないことももちろんあります(笑)。そんなときはどんなに忙しくてもちゃんと向き合って話すように心がけています。私もまだまだ成長しないといけませんね」

3歳の長女の言葉に涙することも

子どもたちにとって、「家庭」という場所が一番安心できるところであってほしいと願う中村アナ。元々愛情表現をするのは得意なタイプではなかったそうですが、子どもたちへはたくさん愛情を伝えているといいます。「ママの宝物だよ」「大好きだよ」「こういうところを尊敬しているよ」と、日々子どもたちに言葉で伝えているのだそう。

「長女はとにかく声が大きくておしゃべり好き。夫を知っている方ならみんな夫似だとわかってくれます(笑)。明るくて社交的ですが、繊細なところがあります。次女は私にすごく似ていて、かなりのんびりしていてマイペース。ちょっとのことでは動じない性格をしています」

3歳の長女は、中村アナの言い方を真似して、「ママってすごいね」「ママは宝物だから」「おつかれさま」と声をかけてくれるそう。朝番組の仕事についても応援してくれているといいます。

ときには、長女からの嬉しい言葉に中村アナが涙してしまうことも。
「そういうところから栄養をもらっている感じです。この子たちのために今頑張っているんだと思います」

職場の“ママアナウンサー”に子育ての悩み相談

中村アナの職場では、同じく『テッパン朝ライブ じゅーっと!』のMCを務める林マオアナウンサーなど、“ママアナウンサー”が増えてきており、先輩ママたちから子育てについて話を聞いたり、悩みを打ち明けたりしているのだそうです。

「今までは、産休・育休を経た後や、出産を機に仕事をやめたり働き方を変える女性も多かったと思います。でも今の職場では、産休・育休後もキャリアを積み重ねていくという先輩方が増えているので、私もそういう先輩方の姿を見て頑張ろうと思っています。今後、出産・育児をするかもしれない後輩たちが、こんな風に頑張ろう! と思えるような道を作っていきたいです」

「言葉で伝えるアナウンサーとしての仕事を、可能な限り続けたい」という中村アナ。彼女の挑戦は、これからも続いていきます。

写真/anna 文/堀部友里

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