

在庫処分店の「ドゥーラック」 ニッセンと協業、初の共同店舗をオープン

雑貨・衣料品などの在庫処分店「ラックドゥ」を運営するドゥーラック(京都府長岡京市、今堀陽次社長)は、通販のニッセンと組んだ初の在庫処分店「ニッセンアウトレット・HUG(ハグ)モール」を長岡京市にオープンした。これまでもニッセンから商品供給を受けていたが、名前を全面に出すのは初めて。今堀社長が代表を兼務する障害者就労継続支援事業のパララックス(京都府宇治市)の入所者が、検品や品出しなどを担う。アパレルの在庫処分と障害者の就労支援をかけ合わせ、両者の課題解決を狙う。
(永松浩介)
販売商品はニッセンの在庫処分品やサンプル、B品など。店舗運営はドゥーラック、入荷商品の検品やタグの付け替え、店頭への品出しなどはパララックスの入所者が担当する。他店のECの出品作業やSNSの配信も手伝っている。店舗はJRの長岡京駅と阪急京都線の長岡天神駅の間。1階が店舗で2階が作業所。基本的にセルフ販売だ。

21年10月に立ち上げたパララックスは「就労継続支援A型、B型多機能型事業所パララック京都宇治」を運営。雇用契約を結ぶ「A型」は最低賃金以上、業務委託契約の「B型」は外部委託費をそれぞれ支払う。ハグモールはA、B両型のハイブリッドで、業務修錬を通じ、B型の従業員はAを、Aは一般就労を目指してもらう。
ニッセンはサステイナブル活動推進の一環として取り組む。在庫などの残品はこれまで、自社サイトに加え、ドゥーラックなどに供給してきた。同社の名前を出した実店舗は初めて。「事業活動では当然在庫は出る。処分の新しい販路だ。名前を出すのに社内議論はあったが、就労支援も意味があると思い決めた」と担当者。
「他のブランドも含め協業店舗はもっと増やしたい」とドゥーラックの今堀社長。新たな取り組みとして、障害者アートを使い、在庫処分品に新しい価値を付与した商品の販売も始めるという。また、店の売り上げの一部を使い、中古パソコンを外出困難者に贈る試みも始める予定。ネット販売への出品作業などを担ってもらい、引きこもり支援につなげる。
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