『M−1』審査員かまいたち・山内健司、松本人志を彷彿する行動が話題 「伏線回収」「伝説になるわ」
21日に行われた『M−1グランプリ2025』の最終決戦で、審査員のかまいたち・山内健司がただ1人ドンデコルテを支持した理由について、SNSでは考察が飛び交っている。

21日に行われた漫才日本一決定戦『M−1グランプリ2025』の最終決戦で、お笑いコンビ・たくろうが8票を獲得して優勝した。
この最終決戦で、9人の審査員のうち、かまいたち・山内健司1人だけが、ドンデコルテに投票していたことがXで話題となった。
エバース、たくろう、ドンデコルテで最終決戦
ファーストラウンドはエバースが870点で1位、たくろうが861点で2位、ドンデコルテが845点で3位となり、最終決戦へ。
たくろうは、きむらバンドがビバリーヒルズでの暮らしに憧れ、まるで米国のドラマの日本語吹き替え版のように話す人物を演じ、それに相方の赤木裕がしぶしぶ付き合わされるというネタを繰り広げた。
ドンデコルテは、強烈なキャラクターの渡辺銀次が「街の名物おじさん」誕生の理由について、政治への風刺を交えながら話を繰り広げ、相方の小橋共作がツッコミを入れるネタを披露。MCの今田耕司が「もうアカン、あいつツボや...」と涙を流して笑うほどのインパクトを残した。
ミルクボーイ優勝の年を彷彿
3組がネタを終え、審査員による投票では、9人中8人がたくろうを支持する圧勝に。そのなかで山内だけがドンデコルテに投票し、ドンデコルテが準優勝となった。
この最終決戦について、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。は自身の公式Xで「みんなくそカッコよかった。やっぱ漫才って痺れるなぁ!!」と興奮ぎみに投稿。
「山内さんのドンデコルテ渋かったなぁ。駒場さんはいまだに主戦場を劇場にしてるだけあって、ならではの審査えぐし」などとつづった。
また、この審査員の投票に、とある一般ユーザーが「ミルクボーイが優勝した年に、松本人志さんが『優勝はミルクボーイで明らかだったけど、誰が準優勝か確定させるためにかまいたちに入れた』的なこと言ってたけど、その役割を山内さんが担った感じかな」とポストした。
松本の1票に「成仏しました」
『M−1グランプリ2019』では、ファーストラウンドで史上最高得点をたたき出したミルクボーイが、最終決戦でも審査員7人中6票を獲得して優勝。しかしダウンタウン・松本人志はただ1人、この年がラストイヤーだったかまいたちに投票していた。
松本は、同年末に出演したテレビ番組で「毎年これなんですよ。僕が投票した組が優勝しないという」と苦笑し、「本当に僅差だった。ミルクボーイが勝ってもおかしくないなと」などと評していた。
この松本の1票について、山内は後に「松本さんの1票が入ったら芸人は嬉しい。成仏しました。あの1票が無かったら2位と言えないので...」と述べ、相方の濱家隆一も「今回は嬉しい評価だった」と語っていた。
「伏線回収」「誰に入れても...」さまざまな声
現在のところ、山内はドンデコルテに投票した理由については明らかにしていないが、Xでは、「6年前に松本人志がかまいたちにやったこと。今回ドンデコルテに投票したのは、かまいたち山内。6年越しの伏線回収」「歴史を引き継いでる感じ」「M−1って謎に準優勝がテレビで売れたりするから意味のない票ってことでもないですしね」「準優勝確定のための戦略票だったら伝説になるわ」「『2位を誰にするか』という全体のバランスを冷静に見ていた票に見えました」との声が。
一方で、「ドンデコルテも面白かったでしょ。あの決勝は誰が誰に入れてもおかしくなかった」「単に一番面白いと思ったのに投票しただけでは」「そんな役割決めて被ったらどうすんのよ」「かまいたちの漫才に近い要素がドンデコルテにあるからじゃないですかね?」といった意見も見受けられた。
もちろん、審査員本人が明らかにしない限り、どんな考えで投票したかは分からないところだが、こういった考察が飛び交うことが、いかにも『M−1』らしい熱さだなと感じた。
執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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