King Gnu井口理、結婚発表後初の公の場 舞台初出演＆初主演の手応え・メンバーからの反応語る【キャッシュ・オン・デリバリー】

井口理、舞台初出演＆初主演の手応えは？

King Gnuのメインボーカルである井口理が初舞台に選んだのは…名作コメディ。2023年に映画初主演を果たすなど俳優としても躍進する、いま最も勢いのあるアーティストが、メジャーデビュー後初となる舞台出演を果たす。井口は、電力公社を解雇された後、失業手当や家族手当などを不正受給するために、複数の架空の人物を演じて、社会保障省を欺いてきた主人公エリック・スワンを演じる。

9月17日、公式サイトを通じて結婚を発表した井口は、今回が結婚後初の公の場に。本作が開幕しての感想を聞かれると「内容自体がかなりスピーディーですし、すごく複雑なので、初日はどうなるかなと思ったんですけれども、皆さんの集中力のおかげでしっかり成功させることができたかなと思っています」と語り、手応えについては「まだまだっすね。すみません。あ、ちょっと違ったかな。（笑） 」と笑いつつ、「稽古場ではみんな慣れてきてあまり笑いが起きなかったりもしていたので、正直不安だったんですけど、ちゃんと台本を守ってやったらお客さんもついてきてくれましたし、まだまだこれから詰めていける場所はあるなと思いつつも、4公演やった中でもお客さんの反応は上々だなと思いますので、ここからどんどん仕上げていけたらいいなと思っています」と意欲を見せた。

また、幕が開ける前に緊張をしていたかと尋ねられた井口は「僕は毎晩、悪夢を見てました（笑）」といい、「台本がまったく違うものになってたりとか、違う人とやってたりとか、普段言われないですけど矢本くんに怒られたりとか。失敗する夢みたいなのを見ましたね」と打ち明けると、矢本は「『普段言われてないですけど』ってちゃんと書かないと駄目ですよ」と報道陣に念を押した。

さらに、井口の座長っぷりを聞かれると、矢本は「稽古が好きだなと思いますね。もう今日はこれでいいんじゃないかなって中でも、『いやっ、やりましょう！』って。座長だなって思いますね。本読みの時からセリフを全部覚えていらっしゃって、台本を見ずに本読みもそうだし、立ち稽古の1日目から台本を読まずにやられていた姿勢は素晴らしいなと思いました」と絶賛し、自宅でセリフを覚えてきたのか尋ねられた井口は「そうっすね。僕は結構怖がりなので、プロ意識とかそういうのじゃなくて、普通に怖くて早めに覚えました。3か月くらいかかりましたね。毎日コツコツと」と努力を明かした。

井口理、King Gnuメンバーからの感想は？

そして、King Gnuのメンバーもゲネプロに来てくれたそうで「みんな『面白かった』って。作品もそうだし、キャストの皆さんも素晴らしいので、そこにすごく感動していましたね」と笑顔で語り、今後も舞台をやっていきたいという気持ちは湧いたか尋ねられると「んーん、先のことはまだ考えたくないですね（笑）、一旦この舞台を成功させたいと思っているので」と吐露した。

なお、制作発表時に、井口と矢本は親友になれそうと言っていたそうで、関係はうまくいっているか尋ねられると、井口は「友だちというよりは、（矢本が）兄貴感があるというか、兄弟じゃないですけど、僕が弟で矢本さんが兄貴という感じになっていますね。頼れる方なので」と答え、2人でご飯を食べにいったこともあるそうで、何を食べてどんな話をしたのか追求されると、矢本は「焼き鳥とか、ビーフジャーキーとか（笑）。この作品の話しかしてないですよ」とコメント。バディ役を演じて、お互いの印象に変化はあったか聞かれると。矢本は「『敬語をやめません？』ってなって、俺は途中でやめたんですけど、（井口は）いまだに続けてるなあと思っています」と告白し、井口が「礼節を重んじないといけないので（笑）。まだ頃合いを見計らっている段階です」と言うと、矢本は「まだ？（笑）」と目を丸くした。

舞台『キャッシュ・オン・デリバリー』は同所にて12月21日まで、クールジャパンパーク大阪WWホールにて2026年1月8日〜12日まで上演している。（modelpress編集部）