金子貴俊（47）の姉・金子エミ（55）、“ダウン症スイマー”村井海人さん誕生時の母としての不安「私の人生は終わった」

2025.11.30 14:20

提供：ABEMA TIMES

　俳優の金子貴俊（47）の姉で、パーツモデルや美容研究家として活動する金子エミ（55）が28日、「28年前（27歳）の私へ」と書き出し、Instagramを更新。“ダウン症スイマー”として活躍する長男・村井海人さん（28）が生まれた時の不安をありのままに明かした。

【映像】国際大会で準優勝した“ダウン症スイマー”の海人さん

　1997年7月19日に誕生した海人さん。11歳から水泳を始めると2023年、日本で初めて、ダウン症パラスポーツ日本パラリンピック委員会の国際ライセンスを取得した。翌年には、トルコで開催された「第11回世界ダウン症水泳・アーティスティック選手権大会」50m背泳ぎで、日本人男子初の銅メダルを獲得していた。

　さらに2025年11月24日の投稿では、海人さんが、知的障害・身体障害・ダウン症、すべてのアスリートが同じクラスで表現する、アーティスティックスイミングの国際大会に初出場し、準優勝したことを報告。

生まれたばかりの我が子との2ショット「本当は始まりだった」

　28日の更新では、生まれたばかりの我が子との2ショットとともに、母としての不安・海人さんとの日々を振り返っている。

「あなたの腕の中にいるその赤ちゃんは、“障害のある子”なんて言葉では到底おさまらない、強くて優しくて、笑うだけで周りの空気を変えてしまうような、不思議な光を持った子です。これから先、思うようにいかない日もあるし、誰にも届かない気持ちを抱えて泣く夜もあります。でもね、その分だけ、あなたは世界を深く見るようになります」

「そしてね『私の人生は終わった』とこの時に本気で思ってるけど、本当は始まりだったんだよ」「28年前の私へ。どうか安心して。あなたが思うより未来はずっとあたたかい。そしてその子は、あなたを強く、たくましく、愛そのものを育ててくれる存在です」

　この投稿にファンからは、「うちの妹も障害があります。けれど本当に私の妹に生まれてきてくれて良かったって心から思います」「知的障害のある娘と共にこれからも楽しく生きていこうと力と勇気をいただきました」などのコメントが寄せられている。（『ABEMA NEWS』より）